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    ギャグ

    kasou_haseki09

    DONE滑り倒したギャグです。
    チキチキ!組頭の左になるのは私選手権!!!「は~い、『チキチキ! 組頭の左になるのは私 選手権~!!!』ドンドンパフパフ~~」
    「な、なんだその巫山戯た選手権は……!」
    「陣内お手本のようなツッコミありがとうね……。え~なになに、『ここは雑渡さんのお相手が決まるまで出られない部屋です。皆さん、自身へのプレゼン頑張ってね!』だそうだ」
    「ふ、巫山戯ている……!」
    「だよね~。なにもこんな巫山戯た部屋に忍たまの良い子まで閉じ込める事無いのに……」
     雑渡はふー、と溜息を吐いて巫山戯た事が書かれた文から目を離して目の前の男達を見た。
     先程まで自室で茶を啜って居たというのに、目を開けた次の瞬間にはこの白塗りの部屋に居た。すわ何事かと暗器を手に咄嗟に防御体制を取れば、同じように狼隊の陣内、陣左、尊奈門。それから長烈。そこに何故か年端もいかぬ忍たまの善法寺伊作君と鶴町伏木蔵君。聞けば皆直前までバラバラの場所に居たという。妖術の類いかと皆で話をし始めれば、冒頭の事が書かれた文がポトリと私の目の前に落ちてきたわけである。ウチの人間はともかく忍たままで居るのは由々しき事態である。
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    iamkakure_

    PASTギャグを下さい ルルディ……
    ルルディの夏休み~亜蝶、海に行かないか~「亜蝶、海に行かないか。」「いいですね!行きましょう!」「は?」
    ルイは、その表情を変えずに、黄色にパイナップル柄の入ったアロハシャツを身にまとっていた。腕にはピンク色の浮き輪を抱えている。鬨も様子がおかしい。ピンクにフラミンゴの柄の入ったアロハシャツを身にまとい、オマケにハートの形をしたサングラスを付けている。「せっかくの夏休みだ、ゆっくり楽しんできなさい。」そういやあの人もこんなことを言っていた気がする。おいやめろ、誰か嘘だと言ってくれ。烏麻亜蝶は、海が苦手であった。
    パラソルの下、烏麻亜蝶の日焼け対策は万全である。いわゆる女優帽にサングラス、首元は見えず、肩まであるアームカバーを身にまとい、優雅にミックスジュースを飲んでいた。あくまで、「2人を優雅に見守る烏麻亜蝶」であれ。亜蝶は雰囲気を出しながらも、あまり目立たないように息を潜めていた。「亜蝶…」長身の男の影が忍び寄る。パラソルの向こうから声がするが、狸寝入りでもしておこうか。「あれ、亜蝶さん、もしかして寝てます?」やっぱり嫌だ、鬨に誤解される。「俺は起きてるぞ、鬨。」あ、なんだ〜とサングラスをあげた鬨は、ルイの元へ走っていく。「亜蝶…」ルイは、水鉄砲を脇に抱え、仲間になりたそうにこちらを見ている。犬みたいな顔でこっちを見るな、お前いつもブッダみたいな顔をしてるくせに。身につけたものをとっぱらって、烏麻亜蝶は水鉄砲を装備した。「ルルディの皆さん、なんだかんだ楽しそうで何よりです」「そうだね、烏麻亜蝶が水鉄砲は意外だけど…若いっていいねえ〜あんな笑顔初めて見たよ。」密かに写真を収めていたスタッフ一同、今までのロケとは比べ物にならないぐらいの平和な空気に心底ほっとしていた。おいスタッフ、すべてこちらに聞こえているぞ、クソが。傍から見れば成人男性2人と未成年がキャッキャウフフと優雅に戯れている平和な画に見えるであろう。しかし、烏麻亜蝶の緊張感はMAXであった。(砂が足に付く!!なんだこの不快感は!!!)(クソっ俺はルイに絶妙にかけすぎないように調整してやってるのに、こいつからは1ミリも俺に気を遣おうという配慮が見られない…)(昔のダンスのレッスンよりも海水を避けるステップがきつい…!)
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