シャロ
pagupagu14
DONE弱さではなく、強くなった。と/シャロアス久しぶりに書きたくなったので書いた!こういう背中で語る察しろよ的なゲームを進めれば進めるほど味がでるキャラクターが好きなのは割と前から私のよくあることなんだろうな…とひしひしと感じますわね
弱さではなく、強くなった。と 「姫、手を」
「ありがとう」
シャロンの手に自身の手を乗せるとゆっくりシャロンにエスコートされるがままアスパシアは階段を下りていく。
今日は舞踏会。
キングダムの王、即位の記念であり王直々の提案のものだった。
「姫!…すごい、美しいぞ…!流石私の姫だ」
「誰があなたの姫ですか、誰が」
「あだっ」
そう言ってシャロンは容赦無く王ーー、オルタナの頭を叩いた。
「何するんだよ!王だぞ!?キングダムの国王の頭を叩いていいと思ってるのか!?」
「失礼、手が滑りました」
「お、お前な……」
相変わらずそうやって小競り合いを続けるシャロンとオルタナの舞踏会であれど変わらない様子に思わずアスパシアは笑った。
「あー、おっかし!…アンタたち本当いつもと変わんないんだから緊張してるアタシがバカみたいじゃないの」
1382「ありがとう」
シャロンの手に自身の手を乗せるとゆっくりシャロンにエスコートされるがままアスパシアは階段を下りていく。
今日は舞踏会。
キングダムの王、即位の記念であり王直々の提案のものだった。
「姫!…すごい、美しいぞ…!流石私の姫だ」
「誰があなたの姫ですか、誰が」
「あだっ」
そう言ってシャロンは容赦無く王ーー、オルタナの頭を叩いた。
「何するんだよ!王だぞ!?キングダムの国王の頭を叩いていいと思ってるのか!?」
「失礼、手が滑りました」
「お、お前な……」
相変わらずそうやって小競り合いを続けるシャロンとオルタナの舞踏会であれど変わらない様子に思わずアスパシアは笑った。
「あー、おっかし!…アンタたち本当いつもと変わんないんだから緊張してるアタシがバカみたいじゃないの」
yu___sayu
MOURNING青い方と緑だった方の少し不思議なちょい夜更かし話。しゃろうさんの『2:23 AM』を聴いてて思い付いた話。
聴きながら読むと雰囲気が出るかもしれない。
【AM 2:30より】喉が渇いた。
目が覚め、起き上がるのも面倒だと寝返りをしながら意識が穏やかな微睡みに溶けるのを待つ。
だが口の中が張り付く不快な渇きに気を取られ、意識は溶けるどころか浮上してしまう。
仕方がないと小さく舌打ち、頭を搔きながら体を起こした。こうなれば水を飲まなければ寝られない。
外はまだ暗い。時計を見ればまだAM 2時をさしていた。
「ん?まだ起きてたのか」
先客がいたようだ。
ダイニングテーブルにコップが1つ。中にはパチパチと音を立てる黒い液体が半分ほど。
適当に返事をして、先客を後目に冷蔵庫からペットボトルを取り出して自分のコップに水を注ぐ。するとぐびぐびと喉の鳴る音と共に、目の前に空になったコップを置かれる。
1666目が覚め、起き上がるのも面倒だと寝返りをしながら意識が穏やかな微睡みに溶けるのを待つ。
だが口の中が張り付く不快な渇きに気を取られ、意識は溶けるどころか浮上してしまう。
仕方がないと小さく舌打ち、頭を搔きながら体を起こした。こうなれば水を飲まなければ寝られない。
外はまだ暗い。時計を見ればまだAM 2時をさしていた。
「ん?まだ起きてたのか」
先客がいたようだ。
ダイニングテーブルにコップが1つ。中にはパチパチと音を立てる黒い液体が半分ほど。
適当に返事をして、先客を後目に冷蔵庫からペットボトルを取り出して自分のコップに水を注ぐ。するとぐびぐびと喉の鳴る音と共に、目の前に空になったコップを置かれる。
pagupagu14
DONE久しぶりのシャロアス!シャロンED後アスパシアの服を見繕うお話です。場所はシャロンの邸の設定ですその素肌は私にだけ 「ねぇ、本当に変じゃない?こんなに布に覆われてる服初めてでむずむずするんだけど…」
「そんなことはありません、よくお似合いですよ。きっとシャロン様もお喜びになります」
女中達の言葉にそお?と言ってアスパシアは鏡を見ながらくるりと一回転した。
キングダムは砂の王国で気温が高いことから前より露出は少なくなったとは言え袖は半袖におさまっている。しかし、以前のアスパシアの服とは違いズボンからひらひらとしたスカートに。髪も少しだけ巻かれてしまい黙ってさえいればどこからどうみても一国の姫だった。(実際EVUUの姫君ではあるのだが)
「着替えたか?」
シャロンの言葉に意識を現実に引き戻すアスパシア。女中の声に招かれて部屋の中に入ったシャロンは顎に手を当ててじっとアスパシアを見ていた。
1256「そんなことはありません、よくお似合いですよ。きっとシャロン様もお喜びになります」
女中達の言葉にそお?と言ってアスパシアは鏡を見ながらくるりと一回転した。
キングダムは砂の王国で気温が高いことから前より露出は少なくなったとは言え袖は半袖におさまっている。しかし、以前のアスパシアの服とは違いズボンからひらひらとしたスカートに。髪も少しだけ巻かれてしまい黙ってさえいればどこからどうみても一国の姫だった。(実際EVUUの姫君ではあるのだが)
「着替えたか?」
シャロンの言葉に意識を現実に引き戻すアスパシア。女中の声に招かれて部屋の中に入ったシャロンは顎に手を当ててじっとアスパシアを見ていた。