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    しんした

    PROGRESSwebオンリー用の現パロ宿鹿の進捗②
    メインテーマ『日常のご飯と宿鹿』
    一緒に暮らし始めて半年くらいの設定。
    とりあえず2話目が終わったので宿儺が料理している姿を鹿紫雲が眺めている場面を抜粋しました。
    全4話の予定ですがこんな感じで特になにも起こらず宿鹿が仲良くしてるだけになると思います。

    ※ちゃんと読み返していないので誤字等はスルーしていただけると嬉しいです。
    webオンリー用進捗②.



    軽くシャワーを浴び部屋着に着替えて戻ると、キッチンの作業台の上は調理し終えた食材が乗る小皿がいくつも並んでいた。
    「なんか運ぶけど」
    「余計なことせんでいい。座って待ってろ」
    「はいはい」
    言われた通りダイニングに座った鹿紫雲はぼんやりとカウンター越しに宿儺を眺めた。
    宿儺は食事に対してのこだわりが強い。これまで連れて行かれたレストランや料亭を思い出すと当然だが、自炊の時も一切手を抜かないのだ。
    普段の食材から決まった高級スーパーや百貨店の食品売り場でしか購入しないし、頻繁にお取り寄せもしているから専用の冷凍庫もある。調味料も鹿紫雲が聞いたことのないスパイスやハーブが背の高い調味料棚に揃っているし、一体どう使い分けているのか不明なくらい包丁が何本もあったり、よく見る鍋やフライパンの他に何段も重なる蒸篭やオーブン用のグリルパンなど多岐にわたっている。
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    ankounabeuktk

    DONEオル相と絡むでっくんのリク。
    でっくんは初書きなのでなんか違うなと思ってもスルーしてください。
    最終回の内容を含みます。
    同僚リテラシー【オル相】 仲がいいなあ、とは。昔から思っていたことで。
     でも、学生の時に先生という人達に持っていた距離感から見ていた世界と、同じ肩書で呼ばれるようになってからのそれはまた少し違うというか。
    「おい緑谷」
    「はい!」
     あの頃出入りする事に少し緊張していた職員室が今は僕の職場になっている。
     終業時間を知らせるチャイムが流れたのは結構前だ。相澤先生は僕に早く帰れと言いながら、引き出しから出したウェットティッシュで自分の机の上を拭く。ついでに無人の隣の席も腕を伸ばして手早く拭いた。
     今、その席にいるはずの人は遠いアメリカにいる。
     オールマイトは以前の縁か、向こうのヒーロー界やサポートアイテム業界との協力関係の仕事をすることになったと数ヶ月前に機上の人となった。職を辞して行くつもりだったけど根津校長に辞職願を出したら冷ややかな笑顔で突き返されたらしい。その後二人の間にどういう話し合いが持たれたかは知らないけれど、結局オールマイトは雄英高校に籍を置いたままだ。
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