プロセカDXパロ設定集DX世界設定(DX3ルールブックより)

基礎設定
レネゲイドウィルスという謎のウィルスが20年前に世界各地にばら撒かれた。レネゲイドは侵食した人間の組織を書き換え、超常の力を与えることができる。レネゲイドは世界人口の8割ほどが感染しているとされているが、覚醒するのはごく一部である。

オーヴァードとは？
レネゲイドによって超常の力に覚醒した人間を指す。文字通りの超人であり、致命傷から一瞬で回復したり、常人をはるかに超えた基礎能力等を持つ。オーヴァードは使う能力によって11種類に分類される。
だがオーヴァードの能力は諸刃の剣であり、使いすぎるとウィルスに侵食され、「ジャーム」と呼ばれる怪物へと変貌してしまう。(プレイヤーデータ的にはロストとなる)

「了解、すぐ行くよ」
セルリーダーからの出動要請に、リネンは笑顔で応えた。
通話を切って立ち上がり、自分の戦装束に着替える。黒と緑のトップス、靴と一体になった煽情的なボトムス。
黒い外套に袖を通したところで、ふと彼は足元に視線を落としため息をついた。
「……俺は、あと何回受け止めればいいの……？」

「何ですの？これから新作を試すところだったのに」
お気に入りのカップ麺を開けようとした直前に電話を取った魅朕は、明らかに不機嫌そうな声を上げた。
「……あたしにしかできない？」
しかし、セルリーダーの次の言葉を聞いた瞬間、魅朕は誇らしげに笑った。
「本当でしょうね？嘘だったら許さないわよ」

「うん、いいよ～」
表の仕事を終えて夜の街を歩きながら、ザイカはのんびりと返事をした。