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    ハマタ

    Rahen_0323

    SPUR MEスグリ対策練ってたカキツバタif、三話目です。全て幻覚。
    付け焼き刃スグリvs楽しもうという精神はあるカキツバタです。
    大分好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。前作と前々作と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
    次はまたバトルになるかもしれない。ギスギスがどんどん加速していきます。
    地獄の沙汰もバトル次第 3オイラがチャンピオンに戻り、スグリが四天王に都落ちしてから二日が経った。
    「あ〜〜〜やっと終わったぁ」
    「お疲れ様です」
    「カキツバタにしては頑張った」
    オイラはたった今、やっと書類の山を片付けられて、ペンを放り出しながらテーブルに突っ伏した。

    スグリとのポケモン勝負に勝った後からずっと大変だった。なにせチャンピオンに戻った途端、アイツに辞めさせられた、もしくは愛想を尽かして自ら辞めた部員が次々「もう一度リーグ部に!」と押し掛けてきたのだから。

    まあそれだけならいい。彼ら彼女らは不当な扱いを受けたと知っていたから、受け入れるさ。

    だが、分かっちゃいたが仕事は山積みで。元チャンピオンの設けたふざけたルールの撤廃に、それに伴っての顧問との面談に、ポーラスクエアや四天王業務の引き継ぎに、通常の仕事まで。もう一生分働いたってくらい色々やらされた。
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    xo_chu_ox

    DOODLEおんぼろアパート同棲時代のユキモモです
    体調不良・嘔吐 間に合ってません。

    続きも書くけど一旦…1推敲しかしてない上、序盤の回収ができてないことに今気づいた!看病のターンはまた追って書くね〜。
    文字書くのだいぶ久しぶりで拙いかも〜…
    なんでも許してね。
    たいふ・おうと水を汲んだボウルに氷を混ぜて、その中にフェイスタオルを潜らせる。
    雨が降ればいくらか熱気も収まるかと期待していたのに、夏の前触れのあつさをはらんだまま、鬱陶しいくらいの湿度がまとわりついて最悪だった。雨の音は嫌いじゃないし、不思議なにおいがするのも五感に作用して、インスピレーションに繋がったりするけれど、湿気でやる気が削がれるから梅雨はきらいだ。

    手首の上くらいまでを水につけて、体内の熱を逃してから、フェイスタオルを絞る。びちゃちゃ、と冷たい水が頬に飛ぶのも構いなしに派手に絞った。

    「ぁ、ふ、」
    豆電球の暗さの中、小さく開かれた口から、吐息と一緒にくるしげな声が漏れ出ている。
    寝汗で濡れて、おでこに張り付いている前髪を退けてから、絞ったタオルを乗せる。冷却シートなんて気の利いたものはないし、買う余裕もなくて。氷嚢とか氷枕くらいはあったら便利だろうなとは思うけれど、あいにく男二人暮らしのこの家とは縁遠いものだった。
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    Rahen_0323

    DOODLEカキツバタのヒスイ入りの話です。以前完結させた「置き去った男」と繋がっています。が、度々言っている続編とはまた違います。番外編です(ややこしい)。
    ヒスイでの出来事を続編では細かく描写出来ないかもなあでも書きたいなあ。せや!書こ!って流れなので続くかは分かりません。テキトーに期待せず読んでね。
    なんでも許せる方向け。「置き去った男」の1〜7と一緒に読まないと分からない部分もあるかもしれません。
    バツン。

    そんな音が耳に届いて、ふと意識が浮上した。
    「んー?おー……こりゃあ、」
    目を開いて直ぐに『夢でも見てんのか』と感じる。

    そりゃあそうだ。オイラの最後の記憶はベッドの上での就寝で、周囲に広がる景色は暗黒ばかりだったのだから。

    それどころか浮遊感があり、事実どう身体を動かしても床や壁に当たる気配が無い。

    「大層な夢だこと」
    現実でないと分かれば諦めるのも早かった。平常運転でへらへら笑い、楽な姿勢へ切り替える。
    寝転ぶように身体を横にして、一度伸びをしてから両手を頭の後ろで組んだ。
    「ふあぁ〜〜……ま、もっかい寝りゃ覚めるだろぃ……」
    独り言を零しながら目を伏せる。最近進級の為にそこそこ真面目にやってきたのだ。どうせちょっと疲れているだけ…………
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