キモオタ成分多め感想■1．～しのの人生を教えてくれてありがとうの段～

ご両親が教育熱心だろうなとは思ってたけど想像以上だった～…
お母様がお洋服送ってくれたりから思ってはいたけど、かなり裕福なご家庭で
期待されて、愛されて来たんだね…（T_T）
お受験の話とかプレッシャーと戦うことがわりと生活と近いところにあって、ここからもうしのの強さが来ていたのかな～…


ある程度用意された環境から離れて東京に出たことって、逃避とか一人立ちしたいって気持ちもあったのかな

その延長というか似た感情でアイドルに挑戦したかもしれない
でもその先で、何も悪いことしてないのに、悪意を向けられて、それでも折れずにいてくれたことが
魅力でもあったよね。本当に本当に申し訳ないけど。

💎成オリ病院のコンビニの近くのソファーで時間をつぶす奈津緒と佑(佑と佑ママが病室にお見舞いに来ており、話をする両親に飽きて2人で院内をうろうろしている)
「今度〇〇が野球教室するから、奈津緒もうちの枠で参加しろって監督が言ってた」
「まじで？行く」
「…奈津緒さ、チーム辞めたの後悔してる？」
「……」
奈津緒はすぐに答えは出さず、怒ってはいないがどこが寂しそうな複雑そうな顔を見せる。現状奈津緒が置かれている状況でも、少々無理を通せばオリオンズに在籍し続けることができるのではないか。奈津緒が野球を辞めてしばらくたった今でも、佑は考えずにはいられなかった。
奈津緒は一度出した結論を簡単に変えることはしない奴だと分かっているのに。佑は奈津緒から顔を反らし思わず俯いた。