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    ボテ腹

    _kokokitann_26

    DOODLE男の懐妊、ボテ腹が好きすぎるので牛は可愛い麺の子を孕んで欲しい。 (無茶言うな)
    らくがきだから感覚で読んで〜という気持ち。牛は30才の大人のおねいさんだからこういう悪いことして欲しいんだよね…。
    牛はまだ一族の絶滅と何故自分が生き延びれたかを理解してない時です。
    実りの季節はあ…、大きな溜息が喧騒に溶けた。個々の熱気を帯びて一団に盛り上がる居酒屋で似気無いその溜息の理由をブロッケンJrは渋々、そう渋々と聞いたのだった。

    「おーいバッファ…先程からなんだ、何か悩み事か? あんたらしくねぇな」

    「あー?…いやな、そろそろ来ちまうんだよ」

    「は?何がだ」

    「危険日」

    要領を得ない返答にブロッケンJrはリモコンハットのツバを上げ、バッファローマンの顔を見やる。 すると ぼー…と指で挟んだ小さな袋を睨む姿が映るのだった。 肉付きの良いむちむちとした大きい手指の間の袋をよくよく確認するとそれはブロッケンJrも週に2〜3度程お世話になっているコンドームの袋で、ブロッケンJrは あぁ…と声を出した。バッファローマンには彼女でも居て、その彼女の危険日でも近いという事なのだろう。そもそも…それもそうか、ブロッケンJrの中での彼は小さな事にクヨクヨ悩んだりしない。 あのロングホーンで下らないしがらみだって突き壊して走り抜けていくだろう。そんなバッファローマンが溜息をつくのだから 己の力ではどうにも出来ない事に悩んでいるに違いなかったのだ。幾ら強いバッファローマンでも彼女の危険日なんてどうにも出来やしない筈。妙に納得して肩を竦め、手を上げると未だにその袋を恨めしげに見つめるバッファローマンへ話しかける。
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