Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    マリ

    kote_06

    DOODLE🔮🐏ぽいかもしれませんが🐏🔮です。
    中世っぽい世界観だと思って読んでください。
    ふちゃの凸配信で大号泣して幸せなさいぼみなきゃやってらんねぇ!!と思い、書きたいとこだけ書きました。
    ただ鎖に繋がれて歩いてるさいぼを見たかっただけです。すみません。頭空っぽにして読んでくださいませ。
    ちょっとunseisoなシーンがあります。
    (そして唐突に始まり、唐突に終わります)
    夜の散歩 静かな廊下に小さく鎖の擦れる音が響く。足音は廊下に敷かれた柔らかなカーペットに吸い込まれほとんど聞こえない。外は暗く星がちらちらと輝き満月が室内を優しく照らしている。廊下には男が2人歩いていた。1人は紫からピンクに綺麗にグラデーションされた柔らかな髪を靡かせ、黒と紫を基調とした一見ドレスにも見える豪奢な服の長い裾を床に垂れながらゆったりと歩いている。しかし表情は穏やかな歩調とは異なり目に苛立ちをたたえた厳しい表情である。もう1人は艶やかな銀髪で汚れひとつない白と金を基調としたコートに中の黒いシャツを首元まで閉じ赤いネクタイをきっちり締めている。足元は太腿まで覆う白いブーツを履きそのブーツが汚れることも気にせず四つん這いで歩いていた。ネクタイできっちり締められた彼の首には真っ赤な革ベルトの首輪が嵌められ細い鎖のリードが隣を歩く男の手に緩く握られ小さな音を立てていた。
    3745

    com_8Ta_

    DONE※成立if
    ※同棲済み

    リクエストから頂いた『同棲済の旗主で旗野くんの手料理は良いんだけど、量が少なく裏でこっそりカップ麺を食べていて、それを恥ずかしくて言えないお兄さん』のお話です。
    お兄さんがあんまり恥ずかしがってなくて申し訳ないですが、ほのぼのは書いていて楽しかったです。
    リクエストありがとうございました!
    【旗主】質も量も愛情も欲しいのです.
    「此処の棚に置いてあったカップ麺のストック知りません?」
    「……知らないけど?」
    「そうですか」
    微塵の疑惑も持たず俺の返答に納得した旗野くんは、再びパントリーの中を漁りながら「まだ残ってると思ったんだけど」と独りごちた。
    一方、リビングのソファでまったりと寛いでいる態の俺の心臓はバックバクである。手元のスマフォ画面の可愛らしいお猫様の動画よりも、キッチンにいる旗野くんの言動が気になってしまって仕方ない。
    まさかこんなに早く気付かれるとは。昨日こっそり食べた分を直ぐに買い足せなかった俺の落ち度だ。
    俺の食の好みを把握している優秀な恋人は、新作や珍しいスープのカップ麺を見掛ける度に甲斐甲斐しく購入してくるワケだが、おかげで補充の為に同じものを手に入れるのに一苦労するのである。旗野くんにバレないうちに買い足すのなら一般的に入手しやすいものを食べればいい話なのは分かっている。俺もそう思う。だとしても、ヨーグルトトマトチゲラーメンは気になるだろ。手が伸びちゃうだろ。俺は悪くない。
    2994