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    ライト

    ヒサヤA伝

    MEMOgrok3にカプとかシチュ指示入れて、ロイエの猫耳尻尾ネタ書いて貰った
    私は本当に文章書けないので読みづらいとことか、盛りたいとこほんのちょっと修正した以外ほぼそのまま…この使い方合ってるのかも分からないけど全く文章書けない私からすれば充分助けにはなってるので置いとく
    好奇心は猫を可愛がるか朝の光がカーテンの隙間から柔らかく差し込み、ミッターマイヤーの意識をゆっくりと現実に引き戻した。昨夜の熱がまだ体に残っているような感覚の中、隣に横たわるロイエンタールへと視線を移した。
    深い眠りについているその姿は、普段の冷徹で凛とした美丈夫とは打って変わって無防備で穏やかだった。艶やかなダークブラウンの黒髪が枕に広がり、長い睫毛が静かに閉じた瞼を縁取っている。その寝顔に一瞬見とれ、昨夜の濃密な時間を思い返してかすかに頬を緩めた。

    だが、次の瞬間視界に奇妙なものが飛び込んできた。ロイエンタールの頭に、黒く艶やかな猫の耳がぴんと立っているではないか。さらに、腰のあたりに申し訳程度でかかっている毛布の隙間から細長い尻尾が出ており、微かに揺れている。ミッターマイヤーは目を疑い、一度強く瞬きをしてから再び見つめた。しかし、幻覚でも夢でもない。確かにそこには、猫の耳と尻尾が生えたロイエンタールがいた。
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