セ出部屋「快楽堕ちしないと出られない部屋」に閉じ込められたコラロ
俺どうされちゃうの♡ってウッキウキのローと「快楽堕ちって傷付けずに秘匿情報吐かせる奴か…」って思ってるコラさん
傷付けず後遺症残さず日常生活に支障出さず好感度落とさずに何らかの「コラさんにも言えない」情報を吐かせるところまでやんないといけない、難易度が高すぎる…って頭抱えるコラさん
しかもロー君はメンタルが激強なので全然落ちてくれません。というかそもそも億超えクラスの海賊を快楽堕ちさせるとか普通に無理ゲーでは？
がんばれコラさん！諜報局中佐の腕前を見せる時だ！

【URC02】umtr♀スタンプラリー企画参加作品その２○○しないと出られない部屋（ジャニトレ♀）
普段隠している本音を伝え合わないと出られない部屋



　トレセン学園にはサトノグループ提供による「ＶＲウマレーター」が設置されている。もちろんその目的はレース界への貢献――つまりトレーニングへの活用のためであったが、時折サトノグループ側からの依頼で新システムのモニター協力が呼びかけられることがあった。
　トレーニングに関することはもちろん、まれに新作ゲームなどアミューズメント関連のものもあり、トレーニングや学業の合間の余暇として生徒からの評判も上々であった。
　とはいえ、全国からエリートが集まるのがトレセン学園であり、遊びよりもトレーニングを優先したいと考える生徒がその大半を占めている。また当然ながら、そもそもゲーム自体に興味のない生徒もおり、モニターに参加するのは多く見積もっても全体の半数以下というのが現実だった。

【URC02】umtr♀スタンプラリー企画参加作品テーマ「○○しないと出られない部屋」
相手の好きなところを伝え合わないと出られない部屋



　トレセン学園にはサトノグループ提供による「ＶＲウマレーター」が設置されている。もちろんその目的はレース界への貢献――つまりトレーニングへの活用のためであったが、時折サトノグループ側からの依頼で新システムのモニター協力が呼びかけられることがあった。
　トレーニングに関することはもちろん、まれに新作ゲームなどアミューズメント関連のものもあり、トレーニングや学業の合間の余暇として生徒からの評判も上々であった。
　そんな中舞い込んだ、開発中のＶＲ版脱出ゲームのモニター依頼。新しい物好きやゲーム好きの生徒の間ではすぐさま話題になって、その噂話は普段であればさして興味を抱かないタマモクロスの耳にも届くまでになっていた。

◯◯しないと出られない部屋　そこは知らない部屋。見たこともない部屋。
　目が覚めたら真っ白な部屋にいた。
　隣にはマックイーン。
　私達はその部屋にデカデカと掲げられた文字を見る。その瞬間、マックイーンは叫んだ。

「こ、こんなのっ、あんまりですわぁ〜！！！」

　あまりの絶叫に私はつい両耳を両手で塞いだ。
　マックイーンの声を遮ることなんて、今まで私はしたことがなかったのだが、初めて塞がないといけないと体が危機を感じるほどの叫びだった。
　でも、まぁ叫びたくなるのも無理はない。そこにある文字は、たしかにこう書かれていた。





──『重くならないと出られない部屋』





　白い部屋にはソファとテーブル。簡易キッチンに大きな業務用の冷蔵庫。背後には出口と思わしき扉。本当にそれしかない部屋。