静かにな？と笑う姿が見れるなんてミラに用事があり、いるとしたらトレーニングルームだろうと考えれば歩き出す。
彼ほど戦闘が好きな男もいないだろうし、強くなる為にいつもミラは鍛えているからこその考えだ。
トレーニングルームに着き扉を開けて声を出そうとすればある人と視線があった。

『………しーっ』

よく見れば、リヴィエラさんの肩を借りて寝ているミラが見えた。
あの戦い好きなミラが誰かの肩を借りて寝てるなんて予想外だった。
仕方ないから端末を取り出して文字を打ち込んでリヴィエラさんに見せれば端末を手に持てば

『ミラが起きたら伝えとく、サンキュな？リーファ』と書かれていた。

『リヴィエラさん、幸せそうに笑いますね？ミラの事お願いしますね』

って小さな声で言えばへらっと笑って頷くリヴィエラさんに、ミラは愛されてるなーと思いながらトレーニングルームから出た。