七条
竹輪葉桜帝王
MEMO七条さんVSアルマと晋二の手合わせ…?話微グロ
手合わせ「…暇、だから斬らせて」
そんな突拍子もない発言で決まった手合わせ。
一体一で主神にかなうわけがなく、アルマと晋二は普段組まないペアを組むこととなった。
主神の暇つぶしを、願いを、二人は拒否するという選択肢を持ち合わせていない。
「1分だけ、私からは仕掛けないわ」
圧倒的な力の差を理解している主神は楽しそうに、弾む声で伝える。
一分、与えられた時間。
二人は顔を合わせ直ぐに戦闘態勢をとる。
アルマは手を地にかざし、晋二は煙管を取り出し煙をふかす。
「茨よ!生い茂れ!」
「煙龍、喰い裂け」
言葉が届くと同時に、主神の辺りに茨が生い茂り、動きを封じ、煙の龍が主神を襲う。
その茨を主神は身体にまとわりつく前に切り刻み、煙龍の牙を身を捩って避ける。
1266そんな突拍子もない発言で決まった手合わせ。
一体一で主神にかなうわけがなく、アルマと晋二は普段組まないペアを組むこととなった。
主神の暇つぶしを、願いを、二人は拒否するという選択肢を持ち合わせていない。
「1分だけ、私からは仕掛けないわ」
圧倒的な力の差を理解している主神は楽しそうに、弾む声で伝える。
一分、与えられた時間。
二人は顔を合わせ直ぐに戦闘態勢をとる。
アルマは手を地にかざし、晋二は煙管を取り出し煙をふかす。
「茨よ!生い茂れ!」
「煙龍、喰い裂け」
言葉が届くと同時に、主神の辺りに茨が生い茂り、動きを封じ、煙の龍が主神を襲う。
その茨を主神は身体にまとわりつく前に切り刻み、煙龍の牙を身を捩って避ける。
竹輪葉桜帝王
DONEお兄様と七条咲来はなぜ融合したのかただ、それだけの話。初めに感じた違和感は、兄の瞳に隠れていた憎しみだった。
その憎しみはこちらが成長するにつれ大きく、鋭く私に突き刺さり、抜けなかった。
何をしても満たされず、何を愛しても満たされず、幼い私は混乱し、触れるもの全てを破壊した。
そしてその過程で気がついてしまったのだ。
「お兄様は私を愛していない」
水神の首を片手に、私は小さく呟いた。
お兄様が私を愛していないから、ほかの神々にも愛されなかった。だから水の中に閉じ込められたんだと気づいた。気付かされてしまった。
「愛してくれないなら…」
乱暴にそれを放り投げ、向かってきた戦神の首も簡単に斬り落とす。初めからこうすれば良かったんだ。
「あるべき姿に戻りましょう」
観測神が悲鳴をあげる、憎悪の目を向ける。
1128その憎しみはこちらが成長するにつれ大きく、鋭く私に突き刺さり、抜けなかった。
何をしても満たされず、何を愛しても満たされず、幼い私は混乱し、触れるもの全てを破壊した。
そしてその過程で気がついてしまったのだ。
「お兄様は私を愛していない」
水神の首を片手に、私は小さく呟いた。
お兄様が私を愛していないから、ほかの神々にも愛されなかった。だから水の中に閉じ込められたんだと気づいた。気付かされてしまった。
「愛してくれないなら…」
乱暴にそれを放り投げ、向かってきた戦神の首も簡単に斬り落とす。初めからこうすれば良かったんだ。
「あるべき姿に戻りましょう」
観測神が悲鳴をあげる、憎悪の目を向ける。