乙女
U_K_Lelf
DOODLE実福小ネタ再揭。*現パロ多
*4枚目のセリフは他の作品のセリフからインスピレーションを得ます。瀬尾さん【実休さんと同じ声優】と早乙女【福ちゃんと同じ声優】の関係に対する瀬尾さんの思い
【原セリフ:ネタバレ防止、瀬尾本編4-2を自分で見てください……】 6
ラッコ
SPOILERクトゥルフ神話TRPG「警察手帳紛失するとクビになるんだってさ」
(著 k)
ネタバレ注意!
クビになりそうな人
・どん兵衛
・希乃穂波
・早乙女智雪
警察手帳紛失するとクビになるんだってさ 警視庁で用意してもらったロッカールームで、狐は呆然としながらひとり言のように呟いた。
「本当に許可証無くなっちゃったぁ…」
その声に応えるように、早乙女が自分のロッカーの扉を閉めながらため息混じりに呟いた。
「俺の方も見つからないな…」
「俺もだな…」
希乃も舌打ちしながらロッカーを閉める。そもそも警察手帳はそう落とすような所持の仕方はしない代物であり、狐も警視庁から発行された許可証は、パスケースに入れて首から下げていたはずだ。
それを紛失するとは。それも、紛失すれば懲戒免職モノとは、無くすまですっかり忘れていた。
「クビになっちゃったらどうしようね…」
のろのろと口元に片手を当て、少し上ずった声で狐が泣き言を漏らすと、早乙女が励ますように肩を叩いてきた。
1584「本当に許可証無くなっちゃったぁ…」
その声に応えるように、早乙女が自分のロッカーの扉を閉めながらため息混じりに呟いた。
「俺の方も見つからないな…」
「俺もだな…」
希乃も舌打ちしながらロッカーを閉める。そもそも警察手帳はそう落とすような所持の仕方はしない代物であり、狐も警視庁から発行された許可証は、パスケースに入れて首から下げていたはずだ。
それを紛失するとは。それも、紛失すれば懲戒免職モノとは、無くすまですっかり忘れていた。
「クビになっちゃったらどうしようね…」
のろのろと口元に片手を当て、少し上ずった声で狐が泣き言を漏らすと、早乙女が励ますように肩を叩いてきた。
灰/ハイ
DONEやさしい朝をくださいね/AND/HAND継続PC ∕ 早乙女綴
立ち絵+表情差分(15種類)
たくさんの優しさと温もりをいただき、互いの内側を見ることができて幸せな8日間でした😭
遊んでくださりありがとうございました! 16
ラッコ
SPOILERクトゥルフ神話TRPG「君におはようと言えたら」
(著 セカイ)
ネタバレ注意!
なんちゃってRPをまとめたものです
おはようと言いたい二人
・稲荷田狐
・早乙女智雪
「君におはようと言えたら」 パシンと紙束の表面を軽く叩き、早乙女は事も無げに言った。
「よし、俺がスイッチを押すから、あんたは本物の俺を連れて遠くへ逃げるんだ」
その言葉に狐の心臓は冷たく握り潰された。次いですうっと血の気が引くのがわかる。視界が一瞬白くなり、目眩がした。
しばらくの間沈黙が流れる。僅かに聞こえる機械の稼働音と、ゴボゴボと培養液が循環する音だけが研究所の最奥に響く。
狐はようやく上顎に貼り付いた舌を引き剥がし、引きつった笑いのようなものを浮かべた。
「ヤダ」
早乙女は返事もせずにノートパソコンや散らばった紙束に目を通していた。聞こえていないのかと、狐はもう一度、今度は少し強い調子で言った。
「ヤダ」
早乙女が狐に顔を向ける。端正で彫りの深い顔は、狐が威圧されるほど真剣味を帯びていた。刑事の眼差し。そこには一寸の隙も無い。
3797「よし、俺がスイッチを押すから、あんたは本物の俺を連れて遠くへ逃げるんだ」
その言葉に狐の心臓は冷たく握り潰された。次いですうっと血の気が引くのがわかる。視界が一瞬白くなり、目眩がした。
しばらくの間沈黙が流れる。僅かに聞こえる機械の稼働音と、ゴボゴボと培養液が循環する音だけが研究所の最奥に響く。
狐はようやく上顎に貼り付いた舌を引き剥がし、引きつった笑いのようなものを浮かべた。
「ヤダ」
早乙女は返事もせずにノートパソコンや散らばった紙束に目を通していた。聞こえていないのかと、狐はもう一度、今度は少し強い調子で言った。
「ヤダ」
早乙女が狐に顔を向ける。端正で彫りの深い顔は、狐が威圧されるほど真剣味を帯びていた。刑事の眼差し。そこには一寸の隙も無い。
青葉スイ
PROGRESS・ビジュアルファンブック発売(3月)までに仕上げたい5人組・乙女ゲー主人公とは思えないアナスタシアの文字通りの脳筋さにハートがやられた…かっこよすぎませんか
・5人組のワチャワチャ、マヤとティレルのやり取り最高に好物になってしまって、クリアしたもののロスっている
michiru_wr110
PASTstmy 初出2023.2.#stmy元カノアンソロ 「甘い葡萄」にて寄稿させていただきました早乙女さん+名前有モブ♀の作品です。
早乙女さんと中学の同級生だったモブ♀から見た過去と現在。
郁玲前提・捏造多数
アンソロ詳細はこちらからどうぞ
https://twitter.com/hero_inhermind/status/1633456544955392000
写真を巡る想い出(郁玲+モブ♀)「……ポン」
今でもふざけた名前が口をついて出ることに自分でも驚きを隠せない。中学時代の女友達二人と飲んだ帰り道、喧騒の止まないスクランブル交差点を渡り終えてすぐのことだった。急ぎ足の誰かが追い越しざまにぶつかってきて、よろめいたところを反対側にいた男性が受け止めてくれたのだ。訪れた再会は客観的に見ても唐突かつ運命的なシチュエーションだったと思う。
謝罪とお礼を伝えようと咄嗟に顔を上げて、ぶつかる視線。さらさらな黒髪の隙間から見え隠れする切れ長の目には見覚えしかなく、開口一番に馴染みのある呼び名を叫んだ。
「……」
僅かに眉根を寄せた後に、彼は貼り付けたような愛想笑いを浮かべる。
「大変ご無沙汰しております」
8591今でもふざけた名前が口をついて出ることに自分でも驚きを隠せない。中学時代の女友達二人と飲んだ帰り道、喧騒の止まないスクランブル交差点を渡り終えてすぐのことだった。急ぎ足の誰かが追い越しざまにぶつかってきて、よろめいたところを反対側にいた男性が受け止めてくれたのだ。訪れた再会は客観的に見ても唐突かつ運命的なシチュエーションだったと思う。
謝罪とお礼を伝えようと咄嗟に顔を上げて、ぶつかる視線。さらさらな黒髪の隙間から見え隠れする切れ長の目には見覚えしかなく、開口一番に馴染みのある呼び名を叫んだ。
「……」
僅かに眉根を寄せた後に、彼は貼り付けたような愛想笑いを浮かべる。
「大変ご無沙汰しております」
yugetsu1341
MEMO日中思いついた孫六さんの設定殴り書き。めちゃくちゃ弊本丸の設定準拠なので、北欧神話絡みます。
大神に仕える狼が、戦乙女の護衛になる話。
孫六さん狼言われる→壬生狼だ→北欧神話でも狼いたなと連想して出来た産物。
則さにルートの孫六さんにするか、全ルート共通にするか悩み中。
そして殴り書きなので、設定変わる要素ありまくり。
戦乙女を護衛する狼の話(弊本丸特殊設定準拠)・鍛刀キャンペーンで天井が出来、ポイントが溜まると顕現できる→つまりポイントが溜まった時点で確定顕現出来る札的なのがこんのすけから配布されて鍛刀すると出来ると仮定しての設定。顕現札には既にその刀の分霊が封じ込められているとする。
・孫六兼元に関して思い入れがある、鈴花嬢の伯父(軍部司令部長官・つまり一番偉い人)は顕現札をあるルートで手に入れ、事前に封じられている分霊と対話しある命を任す事にした。まずこの分霊と対話ということ自体、伯父もまた一宮家という名門術師の出自で尚且つ実力主義の軍部、それもあの特務科を長官直属部隊としている程なので、力があるからこそ出来る業である(つまり顕現札に何かするということは、かなりの実力がないと難しい。それほどロックが頑丈)
2027・孫六兼元に関して思い入れがある、鈴花嬢の伯父(軍部司令部長官・つまり一番偉い人)は顕現札をあるルートで手に入れ、事前に封じられている分霊と対話しある命を任す事にした。まずこの分霊と対話ということ自体、伯父もまた一宮家という名門術師の出自で尚且つ実力主義の軍部、それもあの特務科を長官直属部隊としている程なので、力があるからこそ出来る業である(つまり顕現札に何かするということは、かなりの実力がないと難しい。それほどロックが頑丈)
ラッコ
SPOILERクトゥルフ神話TRPG「かんおけのなかにいる」
(くまさん 著)
ネタバレ注意!
おまけつき!
葬列者
・稲荷田狐
・早乙女智雪
かんおけのなかにいる 早乙女に手を引かれ、狐は墓地の最奥にある薔薇の生垣の前に立った。無数の触手をゆらめかせる、黒い不定形の生き物を目の当たりにしたせいか、頭がジリジリと重い。それは早乙女も同じらしく、ランタンの炎に照らされた端正な顔はいつのも快活さを欠いている。それでも早乙女は警察としての義務感からか、生まれ持っての正義感からなのか、必死に生垣をランタンで照らし、二人が生き残る術を探していた。
「駄目だな、無傷で通り抜けられそうにない」
ため息混じりに早乙女が言う。革手袋を外し、薔薇の鋭い棘に指先で触れると白い指先にぽつんと赤い血の珠が浮かんだ。途端に僅かなうめき声を上げ、早乙女が頭を抑えた。
「早乙女さん!」
ようやく我に返った狐が早乙女に駆け寄る。大丈夫だとでも言うかのように、早乙女は右手を軽く上げた。
2588「駄目だな、無傷で通り抜けられそうにない」
ため息混じりに早乙女が言う。革手袋を外し、薔薇の鋭い棘に指先で触れると白い指先にぽつんと赤い血の珠が浮かんだ。途端に僅かなうめき声を上げ、早乙女が頭を抑えた。
「早乙女さん!」
ようやく我に返った狐が早乙女に駆け寄る。大丈夫だとでも言うかのように、早乙女は右手を軽く上げた。