五伏
_iamyubi
PROGRESS五伏 とちゅうまで………すすめていきます冬の星息を吸うと鼻の奥がツンと痛くなる。息を吐けば暗い空気が白に染まり、身体の芯まで冷えきってしまいそうだ。冬の朝の澄んだ空気は好きだが、夜はどこかこわい。
ーーこんなに寒い冬の日に、恋人がどこかへいなくなってしまった。
「……っめぐみ、……」
小さい頃から自由で生意気な子どもだったが、こんなことは今までになかった。
寮、教室、自身の家、色んなところを飛び回って必死に探したが見つからず、悠仁や野薔薇に聞いても分からなかった。
「……あ、」
ひとつだけ、思い当たる場所がある。
「…………いた。」
艶のある黒髪を跳ねさせ、黒いコートを纏い空いっぱいの星空を見上げる、僕の恋人。
「……さとるさん、」
鼻先も、耳も真っ赤で、すこし震えているように見えた。
662ーーこんなに寒い冬の日に、恋人がどこかへいなくなってしまった。
「……っめぐみ、……」
小さい頃から自由で生意気な子どもだったが、こんなことは今までになかった。
寮、教室、自身の家、色んなところを飛び回って必死に探したが見つからず、悠仁や野薔薇に聞いても分からなかった。
「……あ、」
ひとつだけ、思い当たる場所がある。
「…………いた。」
艶のある黒髪を跳ねさせ、黒いコートを纏い空いっぱいの星空を見上げる、僕の恋人。
「……さとるさん、」
鼻先も、耳も真っ赤で、すこし震えているように見えた。
kiki_6_4
MEMO青春!先輩後輩パロ五伏の裏話のようなもの友人が描いてくれた缶のデザインと、呪霊の全体図を載せてあります。
12/17発行の本の内容を簡単に文章化して、わかりにくいところを解説してます。
パスワードは本編の最後のページに書かれた英語です。(英8文字、全小文字) 6
omutsu333
DONE五伏新刊のサンプルです。12/17の五伏オンリーに申し込みそびれたので通販のみの頒布です。。。(来年3月の五伏オンリーには絶対出たく、その場合は持ち込むかもしれません。)
「雪の浮島」36p/A5/R-18
雪の降る地方に任務に行ったふたりのおはなしです。プチ逃避行風味です。
サンプルは飛び飛びです。
12/17前後に通販を始められるよう進めています。
よろしくお願い致します。 7
m.mo
DONE【よわめぐ】体調不良ネタ 10pごめふし2nd 6.17に展示していた漫画です。
恵が弱ってます。風邪が胃に来ちゃったタイプ。
相変わらず五条のスパダリ感。愛情たっぷり。
pw→xのプロフ誕生日4桁(フォロワー公開)
※恵が吐いてる描写があるため
フォロワー限定にしてますが、支部にも掲載してます。
苦手な方は閲覧しないようお願いします。 10
のるんちゃん
PROGRESS*フォロワー限定にしたいけどエラー出るそうなので、フォローすると見れる誕生日の数字がパスワードです(4桁)*下書きの下書きくらい。また人を選びそうな五伏(メちゃんの喘息・アレルギー体質)
のるんちゃん
DOODLE*フォロワー限定にしたいけどエラー出るそうなので、フォローすると見れる誕生日の数字がパスワードです(4桁)*五伏のらくがき(五+伏)スケベ方面ではないですが、内容的に「センシティブ」だと思われます。 2
ju_iaqoui
DOODLE #五伏版1d1w延長戦五伏ワンドロワンライ第45回
お題「マーキング」
運営ありがとうございます😊
体調が戻られて良かったです。
1枚目がワンドロ 2枚目が+3hです(R18じゃないと思うけど念のため💦) 2
yue_eeeee
DOODLE五伏/呪※コミックス未収録の本誌の話
※流血注意
五条悟がいなくなって感情が混沌としてる。
悲しみの前に混乱が来てる。
2年弱前にネーム切って描き始めた五条悟の今際を描こうとした漫画。
本誌を同時に追いながら何度も自分で解釈が変わり続けて結局最後までペン入れはできなかった。
今後もきっと描けないだろうなあ。 6
紀帝柳王フェミニゼートドラゴン
SPOILER本誌236話バレここから入れる保険はある 僕の考えた最強の237話以降の展開を全七話で毎日更新します。一種の祈祷です。
①はタメなので堪えてください。書いてる人間は常に自カプを信じています。
【追記】見づらいとのお声があったので、べったーにお引越しして続きを載せています→ https://privatter.net/p/10434569
【五伏】To the Polaris,From236 ①波止場のインターバル1.波止場のインターバル
Congratulations 人生のエンディングに乾杯を。斯くして『最強』の名を欲しいまま窮屈に生きた五条悟の二十九年は堂々の終幕を迎えた。出迎えには親愛なる同窓が集い、紙吹雪でも散るに相応しい感動のフィナーレだ。目尻の潤む熱き再会、万感の思いを胸に下段を過ぎゆくエンドロールを見送る。
「僕は、僕が病や老いでなく、僕以上の強者に殺されたことを嬉しく思うよ。ああ楽しかった、満足にはすこし足りないし、あいつにも申し訳ない半端をしたけど――」
概ね良好だ。望むべくもない己の結末にしては、随分な贅沢をさせてもらったと五条は満ち足りて目を伏せる。ただひとつ、やり残した喉のつかえが……いや、ひとつどころで済まないほどにはあるけれど、何事も足るを知るのが肝要だとこの歳にもなると分別がわかってくる。不甲斐なさの苦味も味かとすっかり完走の余韻に浸る五条へ、馴染みの面子で最も惜しまれ夭折した少年が、穢れを知らぬ眼差しでふと無邪気に問いかけた。
4029Congratulations 人生のエンディングに乾杯を。斯くして『最強』の名を欲しいまま窮屈に生きた五条悟の二十九年は堂々の終幕を迎えた。出迎えには親愛なる同窓が集い、紙吹雪でも散るに相応しい感動のフィナーレだ。目尻の潤む熱き再会、万感の思いを胸に下段を過ぎゆくエンドロールを見送る。
「僕は、僕が病や老いでなく、僕以上の強者に殺されたことを嬉しく思うよ。ああ楽しかった、満足にはすこし足りないし、あいつにも申し訳ない半端をしたけど――」
概ね良好だ。望むべくもない己の結末にしては、随分な贅沢をさせてもらったと五条は満ち足りて目を伏せる。ただひとつ、やり残した喉のつかえが……いや、ひとつどころで済まないほどにはあるけれど、何事も足るを知るのが肝要だとこの歳にもなると分別がわかってくる。不甲斐なさの苦味も味かとすっかり完走の余韻に浸る五条へ、馴染みの面子で最も惜しまれ夭折した少年が、穢れを知らぬ眼差しでふと無邪気に問いかけた。