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    依頼

    subaru_no_iine

    INFO昨日スペースで話に上った、推し香水を発注した際の依頼を残しておいたので見ていただくて流します。書生さん×お嬢さんの、6年間のすれ違いを香りにしていただけてハッピーでした。香りの解説も最高なんですよ…見て…
    推し香水発注メモ明治後期~大正~昭和初期をモデルにしたゆるふわデモクラシー時代

    男性:2月生まれ。女性の家(裕福な商家)で貧乏書生を2年務める→大学を卒業、官僚に。書生時代から女性を好きだったが、身分差によりアタックを諦めていた。政略結婚させられる女性の結婚式前夜に一度だけ結ばれた。新郎へのちょっとした意趣返しのつもりで女性の結婚式を台無しにしたことを悔いていた。6年間罪の意識に苛まれたまま現実逃避で勉学に励み、就職が決まったので女性へプロポーズ。

    女性:生年月日不明。高嶺の花のお嬢さん。勉強が好きだが、『女に学はいらない』と女学校を辞めさせられ、政略結婚することに。密かに恋い慕っていた男性に夜這いをかけて純潔を捧げるが、男性の自分への好意に気づき、未練を抱かせてしまったことをずっと悔いていた。結婚式で新郎とその元恋人に逃げられて笑いものになり、縁談が途絶えて嫁き遅れる。男性と結ばれることを諦めて隠棲しようと決めていた。しかし6年後、大学を卒業した男性にプロポーズされる。
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    DONE2024年ジュンブライベント。

    リリーベルが薬品の素材集めに訪れた村では結婚式を挙げるはずだった新郎が姿を消したまま帰ってきていなかった。新婦と彼女たちの幼なじみだという青年の依頼を持ってリリーベルは魔法舎に帰るが……

    「私があの子だったら、貴方を選んでいたのに」

     それは好きの気持ちを口にできなかった者たちの奏でる切ない叶わぬ恋の物語。
    門出と追想のカノン 疲労回復に役立つシィピィの実が豊作だと情報を仕入れて買い出しに来ていた。東の国寄りの中央の国の村。名をシピールという。果実を絞ってジュースにしてもいいし、皮を乾燥させて粉にしてしまうのもありだ。どんな風にして使おうかと考えながら歩いていると、お花屋さんの前を通った。店先には色とりどりの花が並べられていて、見ているだけでもとても楽しい。あいにく魔法舎には花よりも食べ物の方が喜ぶ面々が圧倒的に多いのだけど……自分用に小さいものを買って帰ってもいいかもしれない。前に賢者様は見るのは好きだけれど、世話をするとなると枯らしてしまうと言っていたから別のものの方がよさそうだ。端から順に花々を眺めていると、店の端の方で立ち話をしているご婦人たちの話し声が聞こえてきた。
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