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    境界のRINNE

    くこ。

    DOODLE「景風ワンドロワンライ」に参加したくて書いたものですが、遅刻かつ時間を大幅オーバーしてしまいました。失礼します。

    テーマ「試合」
    ※『境界のRINNE』パロ/契約黒猫景×記死神風
    ※風見班部下2人の名前捏造


    パロですみません。
    見ていただけたら幸いです。
    そのうちきっと、どちらも勝つのだろうー* ⁑ ⁂ ⁑ *ー

    「景光、」
    「はい、裕也さま」
    さぁ出勤だと呼ぶと駆け寄る風見の契約黒猫の景光に風見は目を細め、そして。訝しんだ。

    命数管理局に所属する人間の寿命を管理する記死神(しるしがみ)である風見は記死神の制服といえる道着のような衣に袴、足袋草履という和装たるいでたちであるが、その記死神や死神がアシスタントとして雇うことが可能な契約黒猫である景光は黒を基調としたフリルとレースをふんだんにあしらった所謂ゴスロリ服を常日頃着用している。
    今を去ることしばらく前、仔猫だった景光に風見が「行くところがないならうちにくるか」と誘い、連れ帰り泥まみれから洗ってやると現れたのは見目美しい幼い黒猫族。同居している風見の親の好みにより、ゴスロリ服をこれでもかと与えられた。それは風見の懐から捻出されるものであったので、「だって、景光くんこれ似合いそうじゃない」と増える衣装に風見の懐は寂しくなった。しかし景光は賢い黒猫で「折角だから、」と契約を結んでみたところ、風見の痒いところに手が届くアシスタントをし元々優秀ではあるが故に仕事を任されすぎる風見にとってなくてはならない存在となり、仕事も順調、懐の心配をする程ではなくなった。
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