Recent Search

    くこ。

    @048410gj
    スタンプなど応援いただけると
    すごく励みになります!
    ありがとうございます!✨✨

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 33

    くこ。

    DONE九尾狐降+猫又景×人間風/プリクラ②
    右風開催おめでとうございます。
    なだちさんのイラストにおつけいたします小説(諸伏編)
    降風&景風なのですが、普段景風を書いている身のため。
    景風要素高めです。
    2022/12/16
    愛すべし可愛い人を「っ諸伏。……このこと、降谷さんには言わないでくれ」
     恥ずかし気に目元を淡く染め風見さんがオレに頼みこむ。眼鏡の奥、風見さんの瞳に写るオレが口角を上げる。

    『往生際が悪いぞ、風見』
    『無理です。勘弁してください……!』
     先日の風見さんの休日。たまには三人で出かけよう、と決めていたその日。
     三人で共に暮らすその家の日用品を買うだとか、ヒトの波を見るだとか、そういったことを楽しんだ後まるで今通りがかった偶然なのだとばかりにゼロが『あれがプリクラか』と声を上げ、『せっかくだから、三人で撮ろう』と提案した。それに反対したのは風見さんだった。
     最初は『男だけの団体でこういう店は入れないんですよ』と常識や則で説こうとしたがゼロは神格高い霊獣、九尾の狐だ。『僕が君たちと行きたいんだ。行けないわけがないだろう』ときょとんと小首を傾げ入っていき、それはゼロの力で人の則が一時的に歪んでいるのだけれど。ゼロにとってそれは呼吸に等しく故に、できるのが当然だ。こともなげに進んでいくゼロに顔を青ざめた風見さん、そんな風見さんをあやすようにオレが苦笑しつつ進んだ。……余談ながら、ゼロほど簡単ではないけどオレにもできるだろうとは思いつつ、とはいえ撮られたくない風見さんに強いてまで行きたいわけでもないよなとは考えていた。そもそもオレ自身、人の社会で普通に会社勤めをしているヒトの風見さんを専業主夫状態のゼロとは違う方向からサポート、と言えばいいだろうか。ちょっとした妖たる力で風見さんの会社に雇われてもいないのに『風見さんに懐く後輩社員』だと認識されるようにし『働いて』いるわけで、やりようでできるかとは思うのだ。
    1947

    くこ。

    DOODLE「景風ワンドロワンライ」に参加したくて書いたものですが、遅刻かつ時間を大幅オーバーしてしまいました。失礼します。

    テーマ「試合」
    ※『境界のRINNE』パロ/契約黒猫景×記死神風
    ※風見班部下2人の名前捏造


    パロですみません。
    見ていただけたら幸いです。
    そのうちきっと、どちらも勝つのだろうー* ⁑ ⁂ ⁑ *ー

    「景光、」
    「はい、裕也さま」
    さぁ出勤だと呼ぶと駆け寄る風見の契約黒猫の景光に風見は目を細め、そして。訝しんだ。

    命数管理局に所属する人間の寿命を管理する記死神(しるしがみ)である風見は記死神の制服といえる道着のような衣に袴、足袋草履という和装たるいでたちであるが、その記死神や死神がアシスタントとして雇うことが可能な契約黒猫である景光は黒を基調としたフリルとレースをふんだんにあしらった所謂ゴスロリ服を常日頃着用している。
    今を去ることしばらく前、仔猫だった景光に風見が「行くところがないならうちにくるか」と誘い、連れ帰り泥まみれから洗ってやると現れたのは見目美しい幼い黒猫族。同居している風見の親の好みにより、ゴスロリ服をこれでもかと与えられた。それは風見の懐から捻出されるものであったので、「だって、景光くんこれ似合いそうじゃない」と増える衣装に風見の懐は寂しくなった。しかし景光は賢い黒猫で「折角だから、」と契約を結んでみたところ、風見の痒いところに手が届くアシスタントをし元々優秀ではあるが故に仕事を任されすぎる風見にとってなくてはならない存在となり、仕事も順調、懐の心配をする程ではなくなった。
    2883

    くこ。

    DOODLE拙宅京ざみ設定/風見さんが京都出身で綾小路警部と幼馴染
    風見さんのアフターケアを降谷さんや部下ABはしてくれると思うけど。身内の公安の立場とは別に、「捜査一課」の人からのケアが見たいけどノベライズを読むにそしてあの課における彼女のポジションを考えるに警視庁捜査一課には期待できないなら他の捜査一課に夢見て綾小路警部に頑張ってもらった話。
    綾と風の関係は仲良し幼馴染でも掛け算でもお任せします。
    ハロ嫁後で綾と風がただだらだら話す話綾「先輩どうしたその頬。紅葉なんてつけて」
    風「あぁ…。こないだ、捜査一課と合同捜査をした際にちょいな、」
    「…」
    綾「犯人や被害者の関係者やらならまだわかるけど」
    風「おれの顔見て特定しようとするのやめ、アヤノ」
    綾「おかしないですか?警視庁(警視庁捜査一課)」
    風「〜。おれ(公安)が刑事部に介入するだけであちらさんが腹立たしいのんはいつものことやし、あのときは捜査も行き詰まっとったし。おれの頬ひとつで済むなら安いものやろ」
    綾「何言うてるんですか?先輩がなんか理不尽なことしたんですか?」
    風「刑事部にとっては公安のことはなんでも理不尽やろう」
    綾「そんなん当然ちゃいますか。成り立ちちゃいますさかい。で、傷害つけられるようなことはしたんですか?」
    672

    くこ。

    TRAINING2022/04/16
    100万回描かれているだろう話で失礼します。
    有識者に聞ける機会があればお聞きしたいのですが。「知ってましたてぇ」の宇佐美くんの唇が潤っているのはどういうことでしょうか。唇保湿させながら待っていたんでしょうか…

    方便もなく自分の部下にしようだとか一切思っていない頃の鶴見さんの宇佐美くんへの言葉は生来の口の達者はあるにせよかなり本心なのだろうと心あったかになります。
    そうして。僕は大人の階段を上った。「篤四郎さんっ」
    白い道着から黒い、軍服に着替えられた篤四郎さんが出てこられた。
    「時重くん、どうしたんだい?」
    「ちょっと、篤四郎さんに聞いてほしいことがあって、」
    大人で将校さんの篤四郎さんは僕ら子供たちとは違い道場隣の先生のお宅で着替えられるから、篤四郎さんとお話したい僕は篤四郎さんが稽古を切り上げる頃には自分も終わらせて素早く着替えて先生のお宅から道場に繋がる通路で待つのだ。
    聞いてほしいこと、と切り出したけれど、内容はあるといえばあるしないといえばなかった。ただ誰にも邪魔をされずに、篤四郎さんと話をしたくて聞いてほしかったし話してほしかった。
    冬に篤四郎さんが仰った。
    篤四郎さんはもうすぐ、道場にこなくなってしまう。
    1351