島本
Sachi
DOODLE鯉月 2/1 追加拗ね島現る。
月島本人が1番面倒くさい。
これは分からせなければ…
🎏「今夜はたっぷりむぞがってやっ」
こういう時に一人称が「俺」なのはちょっと甘えているし気が緩んでいる。
追加
🎏「2度とそんなコト考えるなよ」
分からセッ…ってやつ? 2
shigeru5th
MOURNING無人島本の姫視点のワンシーンくるっぷにもupしてます。
無人島 没SS(姫視点)「ぬぁー……!」
栖夜は組んだ両手を空に向け、思いっきり伸びをした。
明るい陽射しと心地よい海風に吹かれていると、些細な悩みなど、空の彼方へ飛んで行ってしまう。渚をでびあくまと歩きながら、栖夜は軽やかな潮風を胸いっぱいに吸い込んだ。
目の前にはエメラルドグリーンにきらめく海が広がっている。碧く透き通った波が寄せては砕ける様、繊細な泡のレースが引いていく様は、一つとして同じ形を成さず、その力強くも儚い美はずっと見つめても見飽きることがない。
栖夜は麦わら帽子の鍔をついと持ち上げ、さりげない仕草で後ろを振り返った。岩場の岬の突端に、釣り糸を垂らす人影がある。誰あろうレオナールだ。角付きのサングラスは麦わら帽子を被るには邪魔らしく、鍔の上に乗せられている。長い尻尾はリラックスした様子で、左右に揺ったりと揺れていた。のんびりと風に吹かれならがら糸を垂らしている様は、なかなか堂に入っている。
1360栖夜は組んだ両手を空に向け、思いっきり伸びをした。
明るい陽射しと心地よい海風に吹かれていると、些細な悩みなど、空の彼方へ飛んで行ってしまう。渚をでびあくまと歩きながら、栖夜は軽やかな潮風を胸いっぱいに吸い込んだ。
目の前にはエメラルドグリーンにきらめく海が広がっている。碧く透き通った波が寄せては砕ける様、繊細な泡のレースが引いていく様は、一つとして同じ形を成さず、その力強くも儚い美はずっと見つめても見飽きることがない。
栖夜は麦わら帽子の鍔をついと持ち上げ、さりげない仕草で後ろを振り返った。岩場の岬の突端に、釣り糸を垂らす人影がある。誰あろうレオナールだ。角付きのサングラスは麦わら帽子を被るには邪魔らしく、鍔の上に乗せられている。長い尻尾はリラックスした様子で、左右に揺ったりと揺れていた。のんびりと風に吹かれならがら糸を垂らしている様は、なかなか堂に入っている。
shigeru5th
DOODLEポイピクで小説投稿初めてやる無人島本の息抜きに書いた姫視点
漫画にするとお互い黙ってるけど同じこと考えてる系のコマで表現するんだろうな
宇多田ヒカルのDistanceをぼんやり思い出しながら
夏の距離感 いつも通りの距離のつもりで傍に寄ったら、脳髄を揺さぶる匂いを感じてくらりとした。
レオナールの匂い。汗ばんだ素肌から揮発するフェロモン。生物的な本能を刺激する、抗いがたい何か。
「大丈夫かい?」
砂の上でよろめいた栖夜に、レオナールが咄嗟に手を差し出す。背中を支えてくれる掌の大きさも、南国らしい薄手のワンピース越しだとより大きく熱く感じる。
「ぬ。ありがと」
膝に力を込めて姿勢を正すと、レオナールはほっとした顔で掌を離した。さりげなく距離を置かれて、栖夜の胸がツキンと痛む。
もしかして汗臭かっただろうか。栖夜もまた、肌にうっすらと汗を掻いている。昔の貴婦人は体臭を良くするために薔薇水を好んだと聞くが、栖夜の食生活は睡眠第一。ビタミンの多い野菜や果物も食べるが、怪鳥卵やけんこうミルクといったタンパク質や乳製品も良く摂る。こうした食べ物は体臭を濃くしてしまう。水をたくさん飲んだとしてもセクシーのように涼やかな体臭は難しい。
814レオナールの匂い。汗ばんだ素肌から揮発するフェロモン。生物的な本能を刺激する、抗いがたい何か。
「大丈夫かい?」
砂の上でよろめいた栖夜に、レオナールが咄嗟に手を差し出す。背中を支えてくれる掌の大きさも、南国らしい薄手のワンピース越しだとより大きく熱く感じる。
「ぬ。ありがと」
膝に力を込めて姿勢を正すと、レオナールはほっとした顔で掌を離した。さりげなく距離を置かれて、栖夜の胸がツキンと痛む。
もしかして汗臭かっただろうか。栖夜もまた、肌にうっすらと汗を掻いている。昔の貴婦人は体臭を良くするために薔薇水を好んだと聞くが、栖夜の食生活は睡眠第一。ビタミンの多い野菜や果物も食べるが、怪鳥卵やけんこうミルクといったタンパク質や乳製品も良く摂る。こうした食べ物は体臭を濃くしてしまう。水をたくさん飲んだとしてもセクシーのように涼やかな体臭は難しい。