【Shuca】《_____》04 見鬼☁︎ 08.17

回本家前的那幾年，他與母親兩人相依為命。

他不太清楚母親的工作，但他知道母親是為了追夢才來到這座城市，與家裡斷絕關係的她，沒有能倚靠的親人也沒有來往的朋友，儘管母親會炯炯有神地望著偶像節目看，卻也沒見過她著迷於哪一個明星。

他記憶中的母親，經常坐在深夜亮燈的廚房裡，垂頭盯著夾在錢包裡的某張男人的相片，咬緊下唇，直到發現血滴在椅子上才肯鬆嘴。直覺讓Luca認為那張相片是母親的雷區，也因此他不曾主動問過那男人是誰。

Luca不在意那些，下班後的母親打開家門時展露的真誠笑顏，對年幼的他來說才是最重要，也是一天之中最喜愛的時刻。

他們的生活說不上順遂，同住一棟公寓的居民老是以奇怪的目光瞄向他與母親。

偉人お悩み相談室！「ねぇねぇ！南！今日どの本借りた？」
「えっとね、今日借りた本はこれと・・・」
「あ！その本私も見たよ！その本、すっごく面白かったんだよ～！」
「へー！そうなんだ・・・！」

私の名前は日暮 南。どこにでもいるごく普通の中学2年生だ。
ありがたくも「学校一の歴女」とみんなから言われている……要は「歴女」というやつだ。

「？　どうしたの？南？」
「あ、いや……なんでもないよ莉奈」

隣にいるのは親友兼歴女仲間の小宮山 莉奈。1年生の時に同じ歴史好きだとわかり、それ以来すっかり意気投合した。今では一緒に図書館に行って歴史の本を借りたり、歴史のことに関する知識や考察を披露しあう仲だ。

「ただ、莉奈が日本史の本も借りてたんだなぁ、って」