暁月
kara
PASTラハ光♀漆黒のあと、暁月の前。に書いたやつ。
光は自機のジルがベースだけど、いつも書いてるのとは特に繋がりがない
酒飲んで酔っ払いになってる話たまたまサンクレッドに付き合って出掛けていた。それで、彼のリンクパールが鳴ったのが日が沈んだ頃だった。
「今からか? ああいや、大丈夫だが、連れがいても良いか? わかった。イシュガルドだな。ああ、また後で」
「……ジルの声だったと思うけど」
「聞きたいことがあるらしい。が、これはあれだな。飲みの誘いだ。連れがいても良いそうだが、来るか」
「行く」
それから、イシュガルドの酒場、忘れられた騎士亭という場所に来た。入ってすぐ地下へ向かうようになっていて、降りていくと、一人で席を陣取る彼女がいた。今日は大剣を持っているようで、割と重装備、第一世界でよく見た姿だった。机の上には三人分のグラスと、ボトルが数本。マジか、一人でもう数本空けたのか。
2229「今からか? ああいや、大丈夫だが、連れがいても良いか? わかった。イシュガルドだな。ああ、また後で」
「……ジルの声だったと思うけど」
「聞きたいことがあるらしい。が、これはあれだな。飲みの誘いだ。連れがいても良いそうだが、来るか」
「行く」
それから、イシュガルドの酒場、忘れられた騎士亭という場所に来た。入ってすぐ地下へ向かうようになっていて、降りていくと、一人で席を陣取る彼女がいた。今日は大剣を持っているようで、割と重装備、第一世界でよく見た姿だった。机の上には三人分のグラスと、ボトルが数本。マジか、一人でもう数本空けたのか。
kara
CAN’T MAKEラハ光♀※暁月6.0
上手く纏まってないけど勿体ないので……初めてちゅーした時の話
光は自機のジル。
気が向いたら直すかも。
ただ綺麗な友情だった、と思う。
本当に大切で、愛していて、だけどそれだけ。ときめくような、恋みたいな感情とは違った。勿論、胸がいっぱいになることはある。憧れが大き過ぎたのかもしれない。オレ達は友達だった。百年あまりをかけた執着心はあるし、オレほどこんなに想っているやつはいないと思う。そんなこと言ったら、アリゼーに叩かれそうだけど。
彼女はいつも一歩下がってこちらを見ているような人だった。オレたちが困った時は傍に来る。そのくせ、逆になると隠して悟らせないようにする。もしかしたら隠してるつもりも無いかもしれない。ともかく、そういう所が嫌で、もっと頼って欲しかった。情けなくても甘えでもいいから、教えてくれたら、話してくれたら、それが無理ならせめて、少し顔や態度に出してくれるだけでいい。寄り添ってやりたかった。だけど、彼女は全部抱え込んだまま、ちっとも背負わせてはくれなくて、オレは、多分他の皆も、いつも後になって気がつくのだ。
2464本当に大切で、愛していて、だけどそれだけ。ときめくような、恋みたいな感情とは違った。勿論、胸がいっぱいになることはある。憧れが大き過ぎたのかもしれない。オレ達は友達だった。百年あまりをかけた執着心はあるし、オレほどこんなに想っているやつはいないと思う。そんなこと言ったら、アリゼーに叩かれそうだけど。
彼女はいつも一歩下がってこちらを見ているような人だった。オレたちが困った時は傍に来る。そのくせ、逆になると隠して悟らせないようにする。もしかしたら隠してるつもりも無いかもしれない。ともかく、そういう所が嫌で、もっと頼って欲しかった。情けなくても甘えでもいいから、教えてくれたら、話してくれたら、それが無理ならせめて、少し顔や態度に出してくれるだけでいい。寄り添ってやりたかった。だけど、彼女は全部抱え込んだまま、ちっとも背負わせてはくれなくて、オレは、多分他の皆も、いつも後になって気がつくのだ。
suzaku13aka
TRAINING莉杏と話している時にたぶん自分で思っているよりも表情豊かになっている暁月が好きだなあと思う。莉杏にしか見せない顔で時々小さく笑うのも心を許している感じがして良い。kara
DOODLEラハ光♀※暁月、フィナーレの後
光は自機のジルちゃん。名前も出てくる。ムンキの女でラハより少し背が高い。
英雄とデートできる方法がある、という噂を潰しに行くラハの話。
副題:外堀を埋め始めた話バルデシオン委員会の分館まで、オレのファンだとかいう女の子たちが押しかけてきてる、とオジカから連絡を受けたとき、既に休憩しようとメインホールから出たところで、そのオレを見つけた彼女たちはオレを見つけると、物凄い剣幕で詰め寄ってきた。
「グ・ラハ・ティア! お前、英雄さまを放ったらかしにしてるんじゃないでしょうね!!」
多分、オレじゃなくてあの人のファンだな。
「とりあえず、あの人絡みで何かあったってこと、でいいか?」
「知らないの!?」
「あちこちで、色んな奴とデートしまくってるって、話題になってるのに!?」
「は!? 知らない! なんだそれ!」
ところどころオレに対する罵倒のようなものが混ざった説明をひとしきり聞くに、どうやら、ここ数ヶ月であの英雄とデート出来る方法がある、という噂が出回っていて、それを実践するやつが増えているらしい。
4031「グ・ラハ・ティア! お前、英雄さまを放ったらかしにしてるんじゃないでしょうね!!」
多分、オレじゃなくてあの人のファンだな。
「とりあえず、あの人絡みで何かあったってこと、でいいか?」
「知らないの!?」
「あちこちで、色んな奴とデートしまくってるって、話題になってるのに!?」
「は!? 知らない! なんだそれ!」
ところどころオレに対する罵倒のようなものが混ざった説明をひとしきり聞くに、どうやら、ここ数ヶ月であの英雄とデート出来る方法がある、という噂が出回っていて、それを実践するやつが増えているらしい。
カワシタかわと
INFOCoC『VOID』KP/カワシタHO1心源 昇利/りんごあめさん
HO2彩晴/天瀬奈さん
HO3日月 有明/田中さん
HO4暁月/時雨さん
全生還〜!!🎉皆さん頑張りました!!私は嬉しいです!!💕
suzaku13aka
TRAININGらくがきぽいぽい。落書きどころか下絵なのでこちらに。時間を作るのが下手すぎてがっつりお絵描き出来ないからか、色んな想いが爆発しそうで下絵や落書きばっかり増えていく。でも何だかこう…原作や漫画から接種するのはもちろん、落書きしている間二人のことを考えているだけでも癒されてる……赤奏国夫婦の癒し効果すごい。もういっそ私が莉杏さんと暁月さんを抱きしめて眠りたい(世迷い言) 2
suzaku13aka
MOURNING赤奏国が好き。人物の大きさがバラバラだったり色々失敗しているけれど、みんな描けたことには満足……!暁月と莉杏は一番気合いをいれて大切に描きたいし、弦詳さんとかもどのビジュアルがいいのか原作や漫画版を読み返しながら自分の中でしっくりくるところをあれこれ悩みながら描いているのは結構楽しいかもしれない‥画力は欲しい。
しいげ
CAN’T MAKE暁月真ED前、カオスとの戦いに蒼真を送り出したあとの有角とユリウス妄想。よわよわ有角にご注意。いつでも夜明け前が一番暗い目を閉じ、意識を飛ばす。
そこは例えるなら暗く閉ざされた闇の中。
しかし闇は彼にとって恐れるべきものではない。吸血鬼と人の間に、アドリアンの名をもって生を受けた彼に闇は揺り籠でもある。
闇の奥には扉がある。向こうとこちらを隔てるそれが開け放たれないよう、彼は留めているのだ。
生まれ育ったこの場所で。
この城の玉座で、アルカードの名で、魔王たる父を屠った。立ち向かう者とともに蘇り続ける父と戦い、日食の封印をもって幕を閉じた…筈だった。
だが呪いのごとき宿命は終わりはしなかった。
城から分かたれた魔王の魂は、転生を経て人の世に戻ったのだ。
それからは、有角幻也の名をもって父の転生体を見守り続けた。
たかが十数年。
彼がこれまで生き、これからも生きねばならない時間からすれば何ほどのものでもないが、有角には苦悩の時間でもあった。
2670そこは例えるなら暗く閉ざされた闇の中。
しかし闇は彼にとって恐れるべきものではない。吸血鬼と人の間に、アドリアンの名をもって生を受けた彼に闇は揺り籠でもある。
闇の奥には扉がある。向こうとこちらを隔てるそれが開け放たれないよう、彼は留めているのだ。
生まれ育ったこの場所で。
この城の玉座で、アルカードの名で、魔王たる父を屠った。立ち向かう者とともに蘇り続ける父と戦い、日食の封印をもって幕を閉じた…筈だった。
だが呪いのごとき宿命は終わりはしなかった。
城から分かたれた魔王の魂は、転生を経て人の世に戻ったのだ。
それからは、有角幻也の名をもって父の転生体を見守り続けた。
たかが十数年。
彼がこれまで生き、これからも生きねばならない時間からすれば何ほどのものでもないが、有角には苦悩の時間でもあった。
UNDARIA_ISO
PAST『そのキスひとつで』前半全年齢
2022年9月発行のニャンフィノ本3冊目
暁月の旅の始まりからラグナロク帰還後の時間軸で、ふたりの気持ちのベクトルが交わるまでの話。恋するアルフィノ君が、境界線を越えようとしないエスティニアンを引っ張り上げます。※パッチ6.0までのネタバレ有り
後半→https://poipiku.com/2507539/9881748.html 36
Karen_Sn0w
DOODLE【えふえふ小話】うちの子。主にマークとヨヒラ。
だんだん正の感情が形成されていくにつれ、それを不安に思うマーク。
6.0の暁月のフィナーレを終えたら旅も一区切りになります。 3
kara
DOODLEラハ光♀※暁月、フィナーレの後
光は自機のジルちゃん。名前も出てくる。ムンキの女でラハより少し背が高い。
ちょっと悲しい話。
寒い夜の日の話 そろそろ眠ろうと、読んでいた本を閉じ、ベッドに潜り込む。ほんの少し前まで、暁の皆がいた時は静かな夜でも人がいると感じたが、今は本当に静かだ。
目を閉じて、息を吐く。そろそろ眠りに落ちそうだという時に、リンクパールが鳴った。
起き上がるのを拒否しかけた体を無理に起こし、応えると、誰かの息遣い、いや、誰かは分かっている、ジルだ。随分躊躇っていて、このまま切ってしまいそうな気配を感じた。
「眠れないのか?」
『……そっちの部屋に、行っていい?』
「構わないけど……」
通信はぷつりと切れて、それから遠くで扉の音がする。ひたひたと、廊下を歩く人の気配。扉を開けて待っていると、布団の塊が近付いてきた。
オレに促されるまま、布団の塊は部屋に入ってくる。それから布団の中からでてきた彼女が、オレのベッドに潜り込んだ。
4463目を閉じて、息を吐く。そろそろ眠りに落ちそうだという時に、リンクパールが鳴った。
起き上がるのを拒否しかけた体を無理に起こし、応えると、誰かの息遣い、いや、誰かは分かっている、ジルだ。随分躊躇っていて、このまま切ってしまいそうな気配を感じた。
「眠れないのか?」
『……そっちの部屋に、行っていい?』
「構わないけど……」
通信はぷつりと切れて、それから遠くで扉の音がする。ひたひたと、廊下を歩く人の気配。扉を開けて待っていると、布団の塊が近付いてきた。
オレに促されるまま、布団の塊は部屋に入ってくる。それから布団の中からでてきた彼女が、オレのベッドに潜り込んだ。