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    暴走

    screamwanderer

    PASTsky二次創作「ケープ振り合うも多生の縁」
    前提設定⇨https://poipiku.com/4271618/9851649.html

    🍠:男の子かなぁ
    谷:レヴは無性です(ブロマンス路線かな
    🍠:最終的にトロ⇨レヴでそういう好きになると思います。
    谷:?!
    🍠さんの💣投下で想定していた路線が爆破され激しい路線変更がおき
    お互い乗った事のない暴走トロッコでマントル目指して走り出したモノ
    「ケープ振り合うも多生の縁」トロ君、夜の楽園お一人散歩(機能制限の解除・戸惑い)寝付いたレヴに安堵する、トロ。
    寝たふりをしていた目を開き、大好きな海の星を眺める。
    ゆっくりと静かに上下する胸板、滑な手足、窓から差し込む月明りにてらされて艶を増す唇。
    お腹の底に鈍く苛烈な熱が蠢きだす、体もコアもはじけそうなほど暗い衝動が駆け巡る。
    無意識のうちにまたがり、大切にしたい傷つけたくない星を見下ろしていた。
    寝床に敷かれた布を加減なく握しりめる。
    止めなくてはこの衝動を、消してこなくてはこの蠢く熱を。
    じゃないと大事な宝物を自分で壊してしまう。
    この苦しみを何と呼ぶかはわからない、だけど良くないモノだという事だけはわかる。
    止まっていた息をすべて吐き出し、炉に新しい空気をめぐらす。
    ふらつきながら”家”になったそこから抜け出た。
    998

    みのりのめも

    MAIKING郡司くんに対する気持ちがよく分からずに感情が暴走していく天空橋くん

    試しに翔って呼んでみてよってあまみゃさんに言われていつも通りの困り顔+上目遣いで「……しょうくん?」って言われて表情変えずにドッドッドッってなる天空橋くん可愛いと思います。「何か言ってよ」ってあわあわする郡司くんと全て察して「戻そっか」っていうあまみゃさん…
    これを愛と呼ぶのなら 気づけば、俺の周りには人が居なかった
    いつだって1人の空間に俺は立っている。
    でも悲しくは無い。寂しいなんて言葉は口にしてはいけない。俺は武器なのだから。

    ――

    「天空橋くん?」
    不安気に揺れる瞳が俺を捉えていた。
    「だ、大丈夫?どこか痛い?」
    怪我をしたってすぐに治せるのに、優しいその人は俺の身体を誰よりも大切にしてくれる。
    返事を待っている間もその目を逸らさずに俺の言葉を待ってくれる。いつの間にかその時間が心地よくなっていた。
    「いいえ、どこも痛くありません。」
    ちょっと冷たかっただろうか。しかし目の前にいる、同じ特別機動隊3課に所属する郡司晃さんはその言葉にほっと息をついた。
    他人の痛みを気にするなんて、この人はどこまでお人好しなのだろうか。
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