月夜
おどるやきのり
INFO黄鱗きいろ(@osana0)さんの小説『厄獣指定都市の地方公務員(1)』
表紙と挿絵2枚を描かせていただきました。12月1日の文学フリマ東京にて。
挿絵はモノクロ掲載ですが原画はパイロットさんの「月夜」(とパレットにちょっと残ってた色)で塗ったので、ここではカラーでお披露目。
表紙はインク下塗り→パンパステル→色鉛筆描き込み。手前の人物(タマキくんといいます)の髪色がお気に入りです。 3
かがみのせなか
PAST平成二埋です。星月夜に二世が埋さんに会いに来ます。
星までの距離 今日はマジックアワーがきっと見られるね。そう話す友人の目は赤く染まり始めた空に向けられていた。
よく晴れた夏の夕暮れに、真吾、メフィスト二世、百目の三人は、駅のホームで並んで立っていた。朝早くから隣町の市民プールへ遊びに行き、二世のおしゃれ過ぎる水着で思う存分人の目線を独占して来た帰り道だった。
遊び疲れてもう半分目が閉じている百目は、真吾に甘えて寄り掛かっている。それを真吾を挟んだ反対側から叱りつつ、それって何だ?とメフィスト二世は問う。
「水平線の方が赤くて、上空に向かって少しずつ群青へ空の色が変化していくその時間の事だよ。あまりにも美しい光景だからそう呼ばれてるんだ。」
「黄昏の事か。」
「黄昏時とか逢魔時って、警戒すべき時間って意味が裏にあるから、今は、何となくね。」
5175よく晴れた夏の夕暮れに、真吾、メフィスト二世、百目の三人は、駅のホームで並んで立っていた。朝早くから隣町の市民プールへ遊びに行き、二世のおしゃれ過ぎる水着で思う存分人の目線を独占して来た帰り道だった。
遊び疲れてもう半分目が閉じている百目は、真吾に甘えて寄り掛かっている。それを真吾を挟んだ反対側から叱りつつ、それって何だ?とメフィスト二世は問う。
「水平線の方が赤くて、上空に向かって少しずつ群青へ空の色が変化していくその時間の事だよ。あまりにも美しい光景だからそう呼ばれてるんだ。」
「黄昏の事か。」
「黄昏時とか逢魔時って、警戒すべき時間って意味が裏にあるから、今は、何となくね。」
yuba3578
MEMO▋烏が群れては、無彩色├END.#
└全生還
KP:あんどうさん
SKP:ゆのさん
HO1:鞠知 巽 / あじゅさん
HO2:濡羽 月夜 / ゆば
HO3:黒藤 萬治 / パンくずさん
HO4:東雲 蒼香 / 蒼狗るみさん
satuki7012
DOODLE星月夜シナリオお部屋ロゴと外枠。
情報コマとかハウスルールどうしようと思ってる。
情報コマオレンジ何するかなーになっている。背景に馴染ませた方がいい気がしたりしなくもないけど…
置くとこないなーとか思っている
あと、キャラクター駒どこに置いてもらおうか…的な…。困ったなぁ。 5
おこめmogmog
MAIKING原作軸の道侶忘羨。季節の忘羨ワンドロ「月夜」に参加しそびれた妄想話です。藍湛が兎になってしまったりするので、なんでも許せる方向け🌕🐰
原作軸の座学時代2人の足跡を辿るような描写が多いため、原作未読の方はご注意下さい。
さらっと天天描写があります。
#忘羨 6505
k0510_o0720
DONEレイチュリワンウィーク【月夜】
遠征先の星で初めて月を知った🦚と片思い🧂
知識不足と失念「あれ、星とは何が違うんだい?」
細い指が空に浮かんだそれを指し示した。雲がほとんどない夜空に浮かんでいる、美しく大きな月。そしてそこで思った。そうか、彼はあれを知らないのか。
「……月、だな」
「つき?」
「星との違いといえば、あれが惑星であるということだろうな」
「惑星……って、なんかを起点にぐるぐる回ってるってことかい? あれが?」
「そうだ。月と呼ぶものは、月という名称を付けた星を起点としている。つまりこの星で月と呼ばれる惑星は、この月を起点にして回っている惑星、ということだ」
「へぇ」
ぱちん、と美しい虹彩を携えた瞳が夜空へと向けられている。そこに浮かぶのは大きな、それこそ他の星ではあまり見られないほどの大きな月。その明るさもさることながら、肉眼でもその模様が見えるくらいにはよく見える。
2513細い指が空に浮かんだそれを指し示した。雲がほとんどない夜空に浮かんでいる、美しく大きな月。そしてそこで思った。そうか、彼はあれを知らないのか。
「……月、だな」
「つき?」
「星との違いといえば、あれが惑星であるということだろうな」
「惑星……って、なんかを起点にぐるぐる回ってるってことかい? あれが?」
「そうだ。月と呼ぶものは、月という名称を付けた星を起点としている。つまりこの星で月と呼ばれる惑星は、この月を起点にして回っている惑星、ということだ」
「へぇ」
ぱちん、と美しい虹彩を携えた瞳が夜空へと向けられている。そこに浮かぶのは大きな、それこそ他の星ではあまり見られないほどの大きな月。その明るさもさることながら、肉眼でもその模様が見えるくらいにはよく見える。
穴沢弐段
TRAINING十五夜を楽しむ2人漱石とか道長とか朧月夜のエピソード等をちりばめています
月と星十五夜の季節、せめて雰囲気だけでも味わおうとカルデア内シミュレーションルームにてマスターこと藤丸立香とそのサーヴァント蘆屋道満は2人で簡易的な月見を楽しんでいた。
『今の世にも月見を嗜む風習があるのですね』
平安の世、陰陽師は星見をして占いなどをしていたらしいけど月を見る文化は一部の貴族ぐらいのものだったらしい
「私も本格的に詳しいってワケじゃないけどね」
そんな他愛もない話をしながらエミヤの用意してくれた団子をつまんで口にする。
リツカが団子に舌鼓をうっていると道満がボソリと呟いた。
『月が綺麗ですね』
「ヘァッ⁉」
思わず団子を吹き出しそうになる
(何を…)
(言ってるんだ、この道満は…)
果たして道満はその元のエピソードを知っているのだろうか?
707『今の世にも月見を嗜む風習があるのですね』
平安の世、陰陽師は星見をして占いなどをしていたらしいけど月を見る文化は一部の貴族ぐらいのものだったらしい
「私も本格的に詳しいってワケじゃないけどね」
そんな他愛もない話をしながらエミヤの用意してくれた団子をつまんで口にする。
リツカが団子に舌鼓をうっていると道満がボソリと呟いた。
『月が綺麗ですね』
「ヘァッ⁉」
思わず団子を吹き出しそうになる
(何を…)
(言ってるんだ、この道満は…)
果たして道満はその元のエピソードを知っているのだろうか?
kskbau
PAST去年作ったうちよそ紹介本をネットに放流する~CoC「海も枯れるまで」「月夜に蠢くルーガルー」「庭師は何を口遊む」「密室のパスト」「ようこそ!迷命市役所都市伝説課へ!」「エンジェル・デビル・インプロパー」「NOBODY*2」「十二星座館殺人事件」のネタバレを含みます。誰が読めるんだこれ。 13
来(kuru)
DOODLE居場所なんて足枷で 弾かれて自由だね(月夜のタクト/Sou)
運び屋、居心地が良い場所ゆえにラにとっては足枷になってるんだな〜ってなった。
自分から手を離すことはできるけど…
幸せとは難しいものだね。
オレはお前らと違うって思ってそう(某水柱)
前回と同じく横顔おっと(‘、3_ヽ)_
Rizwarld93
DONEタイトル:月夜の秘め事BCの二次創作、兄の夢絵
※夢主(人外、固定夢主、顔有、癖強め)
※流血表現があります
本当に閲覧したい人だけお進み頂きます様にお願い致します。
また、苦情等は一切受け付けておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。a
※パス:薔薇(半角英/頭文字大文字) 3
なお(いなほなみ)
DONE2024.6.30 JBF 月夜に恋の投げキッスにて配布しました無配SSです。新刊「今宵あなたとステージで」収録の書き下ろし「今日から、ここから」の後日談の二人のお話です。
そのままでも読めますが、多少エピソードトークがあります。
楽しいお喋り 新居での二人暮らしが始まって早三週間。揃って食べる夕食の時間はまだまだ新鮮で楽しい。
百貨店勤めの鯉登が遅番で帰宅が遅い日は、月島が夕飯作りを担当している。二人とも同じくらいの帰宅になれば一緒に作るし、鯉登が休みの日は夕飯をバッチリ仕込み玄関先で「お疲れ様♡」のハグをするのが定着してきている。
「でな、そしたらそのネコさんが」
今は、鯉登が茶碗を持ったまま、勤め先裏手の休憩スペースに最近出入りする地域猫の話をしているところだ。勿論口の中のものは飲み込んだ後だが、箸も動かずお喋りが止まらないでいる。しょうがない。スタッフ間で噂には聞いていたものの、なかなかお目に掛かれなかった猫とやっと出会えたという話なのだから。
4472百貨店勤めの鯉登が遅番で帰宅が遅い日は、月島が夕飯作りを担当している。二人とも同じくらいの帰宅になれば一緒に作るし、鯉登が休みの日は夕飯をバッチリ仕込み玄関先で「お疲れ様♡」のハグをするのが定着してきている。
「でな、そしたらそのネコさんが」
今は、鯉登が茶碗を持ったまま、勤め先裏手の休憩スペースに最近出入りする地域猫の話をしているところだ。勿論口の中のものは飲み込んだ後だが、箸も動かずお喋りが止まらないでいる。しょうがない。スタッフ間で噂には聞いていたものの、なかなかお目に掛かれなかった猫とやっと出会えたという話なのだから。