2人を彩る色石それはクリスマスイヴの翌日。

街の至るところで、まだまだイヴの余韻にひたる恋人たちが手を繋ぎ、愛を語らい合っている。
創造神の誕生祭であるはずのクリスマスイヴは、時代と共にそれを祝う料理を楽しんだり、家族や大切な人と大事な時間を過ごすための前夜祭となっていた。翌日のクリスマスもまた、その時間の延長だ。
そして、冒険者たちも例には漏れず、クリスマスを楽しんでいた。

レクスは深いため息をつきながら、診療室の椅子を二人に向けて指差した。

「座りなさい。まったく、耳に穴を開けるくらい私の所じゃなくてもできるだろうに…」

アンバールは笑いながら椅子に腰を下ろす。

「でも、先生なら絶対に失敗しないって分かってるからさ！」

【類司】最後一場戲「早啊…類…」
夏日清晨時分，睡眼惺忪的司伸了懶腰，轉向左邊看了床頭。
「嗯？類去哪了？」
這時，司雙眼迷濛的盯著枕頭，無數個水滴般的血跡深深烙印在枕頭單上。
「怎麼會這樣？！」
司立馬衝下床，眼看地板上一滴滴的鮮紅色，他快步跟著血跡走到了廁所。
「類！你怎麼了？沒事吧！」
類雙手扶著洗手台，身體微傾，使命向裡面咳嗽，鼻孔和喉嚨正血流如注。
司驚見了這一幕，走向類將他攙扶起來。類為了不讓司看見他現在的容貌，立刻隨手從身旁抽了幾張衛生紙嗚住口鼻，用剩餘的體力輕聲回應。
「我沒事的…司君你不用擔心我。」
「怎麼可能不擔心你！都這個時候了還逞強什麼！」
兩人走回床邊緩慢坐下。
「我真的沒事。只是天氣變化大，身體調節不適而已，等等就好了。」