棘
Linco_juju
PAST死の間際に零す言の葉は…ベッターからお引越ししました。
※死ネタです
原作設定。恋人以上の伏棘。死後転生エンド。(転生後の話はおまけ程度)
大丈夫な方のみお読みください。
映画見て、棘くんて普通にしゃべるの呪力が尽きた時だけなのでは?と思ってしまったがためにたどり着いた死ネタ。自分の最期を悟った時、近くに愛する恋人がいたら何て言うかな…と妄想しました。 2811
Linco_juju
PAST冷酷伏×泣き棘ベッターからお引越ししました。
【注意】
冷酷・冷徹な伏くんの描写がたくさんあります。棘くん7割くらい泣いてます。スパダリ伏、甘々伏棘が好きな方はご注意ください。閲覧は自己責任でお願いします。
psw→18↑(y/n) 6364
kaw_ano
MEMOひとくちでいのち 設定メモ2022/10/10の乙棘オンリーで出したイラスト本「ひとくちでいのち」で、
収録したイラストを描いた際に考えていたことなどをまとめました。
技術的なものではなく、こういうイメージで描きました、みたいな感じです。
参考程度に見て頂ければと思います。
※言語化して考えるタイプでないのでふんわりしてます。
※文章が拙いのはご容赦ください…
誤字などあればこっそり教えて 23
osric_k2
DONE2022年12月22日 めぐ誕 伏棘SSでっす!!両片想いからの告白だー!!
脱兎!雪だ!
雪が降った!
雪が降った!
天気予報に見え隠れする雪だるまがやっと白い雪を降らせた。
12月も半ばを過ぎた22日。想い人である伏黒恵の誕生日を祝うため、狗巻棘はどうしても雪が降ってほしかった。
降り始めた雪は弱弱しく、かすかに積もった雪を集めて小さな半球を作る。用意しておいた南天の葉を2枚差し、赤い実を2つ埋め込めば小さな雪ウサギの完成だ。
バケツに用意した南天は授業でのランニング中に敷地内で見かけたものだ。勤勉な伏黒はやれ冬の季語だの喉飴の材料になるだのと高説を垂れ、最後に脱兎の目みたいだと優しく笑った。その時に狗巻棘は決めたのだ。今年の誕生日には南天で作った脱兎を贈ろう。雪の少ない東京で誕生日に脱兎の群れを贈れたら、ついでに告白してもいいかもしれないと。
1462雪が降った!
雪が降った!
天気予報に見え隠れする雪だるまがやっと白い雪を降らせた。
12月も半ばを過ぎた22日。想い人である伏黒恵の誕生日を祝うため、狗巻棘はどうしても雪が降ってほしかった。
降り始めた雪は弱弱しく、かすかに積もった雪を集めて小さな半球を作る。用意しておいた南天の葉を2枚差し、赤い実を2つ埋め込めば小さな雪ウサギの完成だ。
バケツに用意した南天は授業でのランニング中に敷地内で見かけたものだ。勤勉な伏黒はやれ冬の季語だの喉飴の材料になるだのと高説を垂れ、最後に脱兎の目みたいだと優しく笑った。その時に狗巻棘は決めたのだ。今年の誕生日には南天で作った脱兎を贈ろう。雪の少ない東京で誕生日に脱兎の群れを贈れたら、ついでに告白してもいいかもしれないと。
konekonepie
DONE荊棘(おどろ)さまのおやしろシリーズ(異種婚姻譚さめしし) 土砂崩れ、人死に、先生が完全に邪神。贄しょたししくんが神様の村雨先生のところに来てから数年後のシーンを書きたくなったので書いた。
しょたししくんがなんで金髪碧眼なのか、って言うのがちょっと関わってますが雰囲気で読んでおくれ。
消失 静まり返った村を歩く。小さいながらも活気に溢れていた様子も今は何処にも無く、流行り病に侵された人間の嘆く声だけが細く聞こえてくるだけだ。そして、この村は消える。病を齎した長雨が、彼等に最期を運んでくるのだ。
村の中心にあたる道を歩いていると、一軒の家の前で男が一人蹲っていた。側に水桶があるのを見るに、何度か動く体に鞭打って病人の為に水を汲みに行こうとした、と言ったところだろうか。どうやら家を出た時点で彼自身も力尽きてしまったらしく、か細い息をしながらなんとか生きている。
「誰、だ……」
男がゆっくりと顔を上げて私を見たが、私は答えない。答える義理がそもそも無い。それでも男は見慣れぬ私の風体に旅人だと思ったのか、距離を取るように家の壁にもたれ掛かった。
2486村の中心にあたる道を歩いていると、一軒の家の前で男が一人蹲っていた。側に水桶があるのを見るに、何度か動く体に鞭打って病人の為に水を汲みに行こうとした、と言ったところだろうか。どうやら家を出た時点で彼自身も力尽きてしまったらしく、か細い息をしながらなんとか生きている。
「誰、だ……」
男がゆっくりと顔を上げて私を見たが、私は答えない。答える義理がそもそも無い。それでも男は見慣れぬ私の風体に旅人だと思ったのか、距離を取るように家の壁にもたれ掛かった。
ここが墓
INFO📖🍯鳥文字喰い元書物葬儀屋の小説家。書物に対する信仰の「道理」に基づいていれば、相手が何して来ようが、自分が傷つけられようが、それら全て赦し受け入れて基本歩み寄ろうとしてくる。物腰柔らかくはあるけどイエスマンでは無い。嫌なことは嫌と言うし、思った事は出来るだけ当たり障りのないように伝える。必要ならわざと言葉で棘を刺すこともある。 2