例の事件で人格が破綻した場合の渡辺……
鬼であれ人であれ、他者の命を奪う行為を絶対に許さないマン。何者かが命を奪う場面を"自分が見た"時のみ、その相手を斬り殺す。オルつなさん的には断罪してる。
単独行動して常に人や鬼を木の上とかから見張ってるけど、もちろん全ては無理。それでも"自分が見たものしか信じない"ため、酒呑ちゃんとかは上手くやってるんだろうな。
もちろん頼光様達とは決別してる。そしていばらぎんを斬る理由もない。(でもいばらぎんを見ると何故か心がざわつく)
表情はあってほしい。逆に怖いから。超不自然。
髪の毛は常に赤く染まってて断罪して斬る時とか感情高まった時には伸びてほしい！厨二だよ！

楽園の休日デイビット・ゼム・ヴォイドはその短い人生の中で、最も愚かしい実験に着手した。もっとも、いかに愚かであったかというのは後々に本人だけがそっと気付いた事であり、始めた当初はこれしかないと思っていたし、結果がどのように作用するのかなどということは、それこそやってみなければわからないことであった。
いずれにせよ、『後悔』というおよそ生きているころには感じることのなかった無駄な感傷に襲われることになったわけだが、このときはまだ知るよしもないのであった。

ある朝、デイビットはいつものように温かなベッドの中で目を覚ました。
何一つとして自分を追うもののない環境で眠り、目を覚ますことのなんと心地よいことであろうか。ここにきてから、毎日が驚きに満ちていた。

【dtnb】写给向日葵下午的时候深泽辰哉给渡边翔太打电话，后者正在录音室里反复听刚录制好的母带。等他憋了一肚子火不得不被迫下班掏出手机拨出电话时，从休息区的窗户往外看已经能看到高架桥上绵延不绝的车灯。

"喂，下午在录音，有什么事吗？"

电话那头停顿了很久，如果不是听到明显的呼吸声，渡边翔太还以为深泽为了报复他故意接通连线而不说话。一时间有很多想法从他快要宕机的脑子里被轧出来，他隐约觉得深泽将会告诉他一个足以改变他一生的消息。

录音师和吉他手从工作区一边聊天一边往外走，他们看到渡边翔太独自一人站在窗户那儿，背影说不出的落寞。录音师想上去打招呼却被吉他手迅速拉住，"让翔太一个人呆着吧，他不解释除了他竹马以外任何人的帮助。"

綱、茨木とバカンスを過ごすこと　①北極に突如現れた常夏の楽園、様々な水着霊基のサーヴァント達が思い思いのリゾートを作る中、源氏の棟梁である頼光が生み出したのはハワイアンリゾートGENJIであった。
最初はストイック極まる修行場になるはずであったが、清少納言の優れた機転によりプールを中心としたリゾート施設として生まれ変わった。
やや労働環境をブラックにしがちな頼光を清少納言がドッジボール大会でリフレッシュさせた。
綱は清少納言に言われてドッジボールなる毬遊びに興じただけである。棟梁は思いのほか堪能したようで普段は自分を律して凛としているが、遊びに興じ体を動かせば童女の如きあどけない様子であった。常に気を張っているから気を休めたり散らしたりする方法を知らぬ不器用を愛おしくも思う。

夕方か夜に少しでも良いから会えないか。七月十九日の昼ごろに虎之介のスマートフォンの画面に到着した短いメッセージは「渡したいものがある」、と簡潔に続いた。
今からバイトだからその帰りなら、とぶっきらぼうに返信する。何時になるかわからないけど、と追記して、虎之介は自身が働く中華料理屋のまったく読めない繁盛ぶりを思う。夕飯どきに目の回るような繁忙を極めたかと思えばピークを過ぎると閑古鳥、ということもあれば、閉店時間までほどほどに混み合いが続くということもある。

「じゃあ終わったら連絡して」
「駅の近くにおるね」

駅、というのは今虎之介がギノとイレーと一緒に住んでいるアパートの最寄駅のことだ。かつて渡辺が幽霊と共に住んでいた部屋の最寄り駅でもある。