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    癒し系

    yu_kiao_i_lxh

    MOURNING藍渓鎮を初めて読んだとき、ふと思った妄想話です。清凝と老君、無限と北河、あと龍游の執行人が出てきます。無限の己界に実は傷ついた清凝が保護されていて、という妄想だったのですが、己界に生き物入らないと聞いて、あらら、と。
    次回の藍渓鎮で癒し系の設定が確定しそうだったので、この妄想はもう形にならないだろうなあ、と思ったのですが、ちょっと出来心で一発書きです。書いていたら、ちょっと楽しかったです。
    ある妖精を捕まえるという、かつて最強の執行人として名を馳せていた無限にとって、けして珍しくない任務のはずだった。
    「無限様のご容体は?」
    「かろうじて意識を保っていらっしゃいますが…」
    「危ない、ということか…」
    常に冷静さを保つ潘靖の顔が苦し気に歪むのを見て、冠萱が強張った表情のまま 頷いた。
    捕り物の最中、無限が受けた傷はそれほど大きくはなかった。彼の体術は並みの妖精を凌駕したし、操る金属は妖精の投げた物理的な攻撃を防いだ。しかし、ほとんど妖精に近い無限の身体に僅かに残る人間の部分が、彼を窮地に陥れた。人間では避けきれない呪いを受けてしまったのだ。
    妖精が仕掛けた呪い。
    それは人間の皮膚を内側から破き、止まらぬ血でいずれは当人を失血死に至らしめるものだった。妖精ならば逸風の手により、失血よりも早く身を癒すことができたが、無限の身体は癒えるより早く、新たな傷口を生み出した。
    術を掛けた妖精本人が自爆するかのように身体を四散させたため、無限が呪いの詳細が分からなかった。妖精館本部も総当たりで解く方法を調べてみたが、随分と年嵩の妖精が独自に編み出した呪いを解く方法が分からなかった。手あた 6249

    しがない物書き

    SKIP BEATクザン大将と、その彼女の🌷ちゃんのお話。

    大将vs(?)癒し系動物part3
    「🌷ちゃ〜ん、どっか行きたいとこある?」誕生日が近づく🌷ちゃんに何かしてあげたい。そう聞いておきながら勝手にデートの予定を立ててニヤけていると、予想通りというか何というか「…なにゆえ?」とそっけない返事が返ってきた。
    こういうときは何か変なこと企んでると確信してる私は警戒しながらクザンさんを睨みつける。邪なことを考えるんじゃない、と。「あれ、何でおれ睨まれてんだっけ?🌷ちゃん誕生日近いよね?」「あぁ、そーゆーことか」変なことじゃなくて良かったと表情を和らげ「そうだなぁ…」と、怪訝な顔をしてるクザンさんはほっておいて考え込む。「…じゃあ、動物園に連れてって」
    🌷ちゃんが望むならどこへでも喜んで連れて行くつもりだったおれは、🌷ちゃんはしないだろうなぁと思いつつ、「気遣ってない?どこでもいいよ?」と改めて聞く。当の🌷ちゃんは頬を少し赤らめながら「…癒されたい、モフモフしたいの!」だそうだ。

    2人でワイワイとデートの予定を立てながら、デレデレな🌷ちゃんが見れる!とクザンは1人ほくそ笑んだ。

    動物園に行った🌷ちゃんのはしゃぎようといったら、付き合いの長いおれでも開いた口が塞が 1532

    しがない物書き

    SKIP BEATボルサリーノ大将と、その彼女の🌸ちゃんのお話。

    大将vs(?)癒し系動物part2
    ただいまァ〜、と言おうとして🌸の楽しそうな笑い声に気づいたボルサリーノ。声のする風呂場をそっと覗くと何かの動物と🌸の影が映っていた。ボルサリーノが「ただいまァ〜」と声を掛けると風呂場の扉が開いて、短い髪を結え可愛らしいしっぽができた🌸と雑種らしき子犬の顔が覗いた。「あっ、おかえりなさい」「そのこ、どうしたんだァい〜?」「ついてきちゃって………飼っちゃ、ダメ?」ボルサリーノは🌸の小さなしっぽに視線をずらし「…ん〜その顔はズルイねェ〜」と溢す。🌸の小首を傾げる仕草を横目に見ながら「いいんじゃなァい〜」とついつい安請け合いしてしまったーこの決断を後に後悔するとも知らずにー
    嬉しそうに顔綻ばせた🌸につられて微笑んだボルサリーノは1人、今ここに確かに存在する幸せを噛みしめていた。

    リビングでは、子犬と一緒にお風呂に入った🌸とボルサリーノで会議が開かれていた。「…名前は何にしましょう?」「ん〜、アンとかはァ〜?」「可愛いっ!よし、それにしましょう」サクサク事案が解決されていく。11時をまわった頃🌸が、大方決まったので今日はこれでお開き!と言ってアンを抱え寝室に行ってしまい1人残さ 1365