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    紳士

    eyeaifukamaki

    PROGRESS愛をみつける
    ②と③の間のノアside
    ノアはみんなが尊敬する系のできる男にしたかったので、完璧な紳士を目指しました。
    ちゃんと伝わってるかな?
    ノアみたいな男との深津さんがめちゃくちゃ愛されるモブ深もちょっといいなと、それを阻止するさぁきた君に頑張ってほしい、結局は沢深ww
    誤字脱字確認用で載せてます
    ここに載せると間違いがわかりやすい
    初めて彼を見たのはインターハイの試合の時だった。日本の高校バスケで日本一の選手がアメリカに行きたがっていると連絡があって、あまり期待はしていなかったが、スカウトマンとして品定めの為に来日した。みんな同じ髪型で誰が誰やらと見極めが難しい中、それでもさすがは名門校。レギュラーを取るだけの選手達はそれなりのプレーをしていた。その中で唯一、目を奪う存在がいた。一番、というわけではない。でも彼の動き一つで周りの選手が光ってくる。的確なパスと、シュート数は少ないが確実に決める正確さに、中からも外からも打てる柔軟さ。でも、目を奪われたのはそこじゃない。人を惹きつける魅力。しなやかな体に汗が光って艶が溢れる。あまり表情を変えないが、だからこそ、一瞬綻ぶ瞬間が堪らない。プレーは派手じゃないのに、目が離せない。気づけば、無我夢中でその子だけを追いかけていた。
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    eyeaifukamaki

    PROGRESS沢深
    愛を見つける⑤
    ノアside
    深津さんが倒れての病院でのお話
    ノアside、他にもありますが飛ばしてますので、今回が初めてのノアさん視点👀
    紳士な男を目指しました!
    ノアはエージ呼び
    ここで出てくる過換気症候群の症状は実際私が体験した感じをそのまま書いてます。
    あん時は死ぬかと思ったww
    何回かなって2回ほど救急車で運ばれたので、これなると、それなりに大変ww
    カチカチとキーボードを叩く音だけが響く。はぁっと吐く音が聞こえたのは自分の溜息だ。目の前のベッドで眠っている彼の事を考えていると自然と出てしまう。休憩を兼ねてパソコンの手を止め立ち上がり、すっかり暗くなった外を眺めてカーテンを閉める。その音がうるさかったのか、ずっと眠っていた彼の目がゆっくりと開いた。

    「ノア?」

    少し掠れた小さな声が、ドキッとさせる。こんなに弱っていても彼は美しい。

    「ハイ、カズ。目が覚めた?」

    虚な瞳でこちらを見つめられて、それでも綺麗だなと思ってしまった。

    「ここ…」
    「病院だよ。覚えてる?倒れたの」
    「…ん、誰かが呼んでくれたピョン?」

    私のアシスタントをするようになって、ピョンを強制した。今はこうやってエージと話しをするのと同じように、私にも話してくれる。
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