表参道
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DOODLE凛潔/表参道デート/お題【休暇】十三里でも遠く及ばず 「へぇ、凛が言ってた店ってここ? モンブラン専門店?」
平日の昼間だからかそこまで人の通りが多くは無い並木通り。その通りから何本か奥に入った所にある店舗。
出されている看板の渋さに比べ、広く取られたガラス窓の奥に見える店内は表参道という土地柄に似合う洒落っ気があり、外から中を覗いた潔は感心した様子でそう呟いた。
「前に食ったのがモンブランだっただけだ」
「そうなんだ」
「さっさと入るぞ」
頬に当たる日差しは心地よくはあるが、紫外線をハッキリと感じ取れる程度には強い。
木製のドアを押して店内に入った二人は声をかけてきた店員に案内されるがまま、窓際の席へと腰掛けた。
そこそこの客数ではあるが各々が自由に過ごしており、かすかに流れるBGMと相まって穏やかな時間が流れている。
4741平日の昼間だからかそこまで人の通りが多くは無い並木通り。その通りから何本か奥に入った所にある店舗。
出されている看板の渋さに比べ、広く取られたガラス窓の奥に見える店内は表参道という土地柄に似合う洒落っ気があり、外から中を覗いた潔は感心した様子でそう呟いた。
「前に食ったのがモンブランだっただけだ」
「そうなんだ」
「さっさと入るぞ」
頬に当たる日差しは心地よくはあるが、紫外線をハッキリと感じ取れる程度には強い。
木製のドアを押して店内に入った二人は声をかけてきた店員に案内されるがまま、窓際の席へと腰掛けた。
そこそこの客数ではあるが各々が自由に過ごしており、かすかに流れるBGMと相まって穏やかな時間が流れている。