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    ituka_doko

    DONE書き出しは少々不穏ですがただのクリスマスにいちゃつくハッピーラブ♡な主祖五夏です
    全年齢ですが性行為について話している場面があります。
    露骨な描写や単語はありませんが苦手な方はご注意ください。

    主祖五夏ウェブオンリー「超深海に渦巻く愛2」でネップリ登録したやつです。
    ネップリして下さった皆様ありがとうございました。
    The one and only gift for Christmas 傑は昔、悟に見合いをするよう促したことがある。あれは確か、悟が高専の教師になってまだ間もない頃で、二人はまだ一応、親友と呼べる間柄だった。
     キスをしたことはあったけれど、それはまだ学生だった時の一度だけだ。後輩たちも交え、応援している方のサッカーチームが負けたらキスというくだらない賭けで負けたのだ。悟は「ッエーー」とわざとらしく顔を歪めていた。傑はというと「ファーストキスだったのかい? まさかそこまでお子様だとは思わなかったよ」なんて強がっていたのだが、実は傑もファーストキスだった。
     兎にも角にも、罰ゲームとはいえキスした後の反応があれでは、片思いは確定だった。傑は、ファーストキスを甘酸っぱい初恋の思い出にするのをやめた。あれは他にも数多くある、親友との馬鹿なやらかしの一つだと、自分に言い聞かせ続けるしかなかった。
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    No.5

    DONEユニーク魔法により、24時間ジェイドのことを弟だと思うようになってしまったトレイ。
    今まで関わり合いがそれほど多くなかった2人だったが、超ブラコンなトレイと過ごす中でジェイドの気持ちに少しずつ変化が現れ――……

    ※トレイが黒いので、地雷の方はお気を付けください。ストーリーの開始時点では、ジェイドはトレイのことを好きではありません。(メリバ寄りのハッピーエンドです。)
    僕はお兄ちゃん大好きドジっ子キャラに設定されたそうです【トレジェイ】 今日は何か面白いことが起こる気がする。
     朝、隣に並んで歩くフロイドとアズールを見て、ジェイドの頭の中にはふとそんなことがよぎった。特に理由は無かったが、野生の勘というものだ。
     フロイドの勘はかなり当たるけれど、僕の勘もそこそこ当たる……
     そんなことを考えていた矢先、それを現実に変えるかのような、焦った声が聞こえてきた。

    「ジェイド!ちょっと良いかい!」

     その呼びかけに振り向くと、そこには声と同じく表情も焦っているリドルがいた。ぜぇぜぇ、と息を切らせながら立っている。
     笑ってはいけない場面だと分かりつつも、普段あまり見ないリドルの姿にクスッと短い笑いが漏れてしまう。そして、それを隠すように、「おや、リドルさんがそんなに慌てているとは珍しいですね」と発した。
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    @t_utumiiiii

    DOODLE※日記のないキャラクターの言動を背景推理等から捏造
    ※捏造荘園設定

    マーサが香水使ってたらエブリンさん超怒りそう みたいな
    嫌いなもの:全ての香水の匂い(広義のウィラマサでエブマサ) チェス盤から逃れることを望んだ駒であった彼女は、空を飛び立つことを夢見た鷹の姿に身を包んでこの荘園を訪れ、その結果、煉獄のようなこの荘園に囚われることとなった。そこにあったのは、天国というにはあまりに苦痛が多く、しかし地獄というにはどうにも生ぬるい生活の繰り返しである。命を懸けた試合の末に絶命しようとも、次の瞬間には、荘園に用意された、自分の部屋の中に戻される――繰り返される試合の再現、訪れ続ける招待客(サバイバー)、未だに姿を見せない荘園主、荘園主からの通知を時折伝えに来る仮面の〝女〟(ナイチンゲールと名乗る〝それ〟は、一見して、特に上半身は女性の形を取ってはいるものの、鳥籠を模したスカートの骨組みの下には猛禽類の脚があり、常に嘴の付いた仮面で顔を隠している。招待客の殆どは、彼女のそれを「悪趣味な仮装」だと思って真剣に見ていなかったが、彼女には、それがメイクの類等ではないことがわかっていた。)――彼女はその内に、現状について生真面目に考えることを止め、考え方を変えることにした。考えてみれば、この荘園に囚われていることで、少なくとも、あのチェス盤の上から逃げおおせることには成功している。
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