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    chiyopipipi_2

    DONE犬飼先輩思ったより大好きになっちゃった辻ちゃんの話 二宮隊結成前後もろもろ捏造
    もんどうむよう 辻ちゃんだ、と声がして顔をあげた。予想通りの相手に小さく嘆息しながら、こんにちはと頭を下げる。ひらひら手を振り向かいに座った犬飼先輩は、にこりと笑って今日は何か知りたいことはある?と俺に聞いた。

    「隊にもう一人入れる、ですか」
    「ああ。この間の入隊式で入ってきた奴を一人誘った。ポジションは銃手、辻と二人で俺のアシストをしてもらう」
     元東隊の二宮匡貴。射手として抜群のセンスと才能を誇り、現在自分の隊を作るため眼鏡に適う人間を探している。アシストの腕を見込まれ誘われた攻撃手の俺と、射撃の精確さを見て勧誘された鳩原先輩。今のところはまだ3人だ。
     人手不足に喘ぐボーダーから、臨時のオペレーターは宛てがうから代わりにこのメンバーで防衛任務だけでもしてほしい、と頼まれ、正式に隊として発足していないにも関わらず部屋を与えられているという特異な状況に置かれている。俺と鳩原先輩の場数を考え、3人セットで任にあたったほうが良いと判断されたのだろう。鳩原先輩が優しくて助かった。もし他の女の人なら、防衛任務どころではなかったことが想像に難くない。
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    いさな🌱

    DONE既刊「彼女と彼の大団円」の設定をベースに、告白できなかった場合の軸のお話。冒頭に「彼女と彼の大団円」と同じ展開があります。
    ボーダーを辞めたひゃみさんと忘れられない辻󠄀ちゃんの大人になった頃のお話。

    ※捏造、年齢操作があります。
    ※モブがたくさんしゃべります。(名前ありモブもいます)
    🎪うそつきたちの約束は学校帰り、ボーダーへと向かう道。
    「三十歳になった時にさ……お互い彼氏彼女がいなかったら、結婚しちゃおうか?」
    ひょんな話の流れから、ひゃみさんは俺にそう言った。それに思わず固まる。
    「……お、俺はまぁ分かるけど……ひゃみさんは大丈夫でしょ?」
    真に受けて照れてしまった俺とは対照的に、ひゃみさんはいつもと変わらない顔で「分かんないよ」と言ってくる。照れた自分を恥じて少しムッとした俺に、ひゃみさんは「どうしたの?」と聞いてくるものだから、頬をさすりながら「なんでもない」と答える。少しだけ笑った彼女は、それを深追いすることなく「そう」と返し、前を向いた。
    「……あ、ねぇ辻くん」
    クンクンと、制服の裾を軽く掴まれる。俺は素直に、彼女が指差す方向へと視線を向けた。そこには、店の前に置かれたガチャガチャが数台並んでいる。
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