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    追記

    多々野

    INFOケビメイスウSS本出します
    『いまは遠いひかりに』
    A5/本文51p/¥500(+Booth送料)

    崩壊シリーズWebオンリー(11/2~11/4)にて頒布予定
    ※通販はイベント終了後も開けておく予定です
    →追記:通販ページこちらです!
    https://zanka-wt.booth.pm/items/6250726
    ---
    ◆内容
    スウ、ケビン、メイがメインのSSまとめ本
    既作5本+書き下ろし10本

    すべて前文明時代の話で、各話は少しだけ繫がってたり繫がってなかったりします。
    描写としてはケビスウとケビメイがありますが、全体的にカップリング要素は薄いです。

    ---
    ◆収録SS(15本:計4万字くらい)
    【書き下ろし】
    -隊⻑の友⼈ ……モブ隊員から見たケビン
    -ヴィルヴィの対ケビン武装 ……スウとヴィルヴィの対峙
    -先輩のあとさき ……コズマとディストピアから見たケビン
    -いなくなってはいけない ……ケビンとスウの距離
    -⾒舞い ……スウの見舞いに訪れる人たち
    -ずっとそこにあった ……スウの回想
    -回答に偽りなく ……エリシアとスウの一幕
    -同⾏者 ……メイとスウがお出かけする話
    -夢を⾒続けて ……プロメテウスから見たメイ博士
    -また明⽇ ……終焉直前のケビン
    【既存作】
    -休息
    -願ってもいいよ
    -笑っていられたらいい
    -同類
    -最後の⼈

    ご興味がありましたらよろしくお願いいたします!
    3

    ちゃぁこ

    DONE大人黒大で遠恋な二人の逢瀬をのぞき見してください
    イチャイチャしてるだけのお話
    テーマは秋刀魚

    黒大webオンリーで展示していたものです。
    2024/10/21 23:59まではパスワードあり、それ以降はなしにします
    またパスワードなしにすると同時にpixivにも掲載予定です

    追記
    パスワード解除
    pixivにも掲載しました
    遠恋8年目のイチャイチャな日常 仕事帰り。金曜の午後七時。
     黒尾は駅から自宅までの道を走っていた。駅から徒歩二十分。家賃と利便性の妥協の結果の物件に住んで三年になる。普段なら夜風を感じながら気持ちよく歩いてるその道を、身長に見合った長い脚で、現役時代のランニング以上の速度で駆ける。
     スーツを着たサラリーマン風男性が、住宅街の中をそこそこの速度で駆け抜ける様子にすれ違う人は思わずギョッと視線をやるが、黒尾の口元や目が緩んでいるのを見て取ると、非常事態ではなさそうだとまた目をそらす。そっと見て見ぬふりをしてくれる見知らぬご近所さんに感謝しながら、黒尾は腕時計を確認した。
     電車が微妙に遅れたせいで、狙っていたバスに乗ることができなかったことが悔まれた。バスなら五分、走って十分。黒尾は最寄り駅に着く直前に届いたメッセージアプリの文章を思い出す。
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    ちゃぁこ

    DONE10月の最後の合同合宿のとある夜の出来事。
    相手への気持ちにはお互い気づかないふり
    でも未来へ続いたらいいなあと思っているイメージです

    黒大webオンリーで展示していたものです。
    2024/10/21 23:59まではパスワードあり、それ以降はなしにします
    またパスワードなしにすると同時にpixivにも掲載予定です

    追記
    パスワード解除
    またpixivにも公開しました
    見て見ぬふりで遠回り 合宿の良いところは朝起きてから夜寝るまでずっとバレー漬けでいられること。普段はどうしても授業があり、日々の生活がある。進路のことも避けて通れない。でも合宿に参加している間だけはバレーのことだけでいられる。
     最後の春高。そこには因縁の相手。ゴミ捨て場の決戦を誰でもない自分たちの代で。もちろん目指すは頂であるけども。でもキツイ練習の狭間、ふと忍び寄る弱気をなにクソと振り払えるのは叶えたい試合があるからだ。
     10月。最後の合宿。多少涼しくなり始めたとはいえ、一日中汗だくで動き回った身体は休息を求めているはずなのに、黒尾はふと夜中に目を覚ました。神経が高ぶっているのかもしれない。
     明日もたっぷり練習が待ってる。寝なくては。そう思い目を閉じるが、眠気はどうやら黒尾を置いていってしまったようだ。枕元に置いた携帯電話をみると、まだ3時。起床時間までまだ時間がある。仕方ない、こういうときは一度起きてしまおう。トイレにいって、温かい飲み物でも飲んだらどうにかなるだろう。
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