電波塔
odgr
SPOILER「My Shining Blue star」発行予定のM18エンド前提ファンルク本のR-18部分本文サンプルです。パスは「イベント開催日+18才以上の方のみyes(合計7文字)」で。M18エンド後、電波塔とともに消えたはずの『ファントム』の殺害現場に遭遇してしまうルークの話です。言わなくても絶対判ると思っていたんで言ってませんでしたが死ネタではございませんあしからず。 5828
odgr
SPOILER4/14開催ウィリアムズ親子オンリー「My Shining Blue star」発行のR18ファンルク本「色なき雨に傘はいらない」の本文サンプルです。M18エンド後、電波塔とともに消えたはずの『ファントム』の殺害現場に遭遇してしまうルークの話です。サンプル部分はとりあえずR無しですが、銃を咥えさせられるシーンがあります。R無し…? 9856
霜花(しもか)
DOODLEある日、ルチアは、マミーと共に電波塔があった場所を整理していた。その最中ルチアはふと、どうしてゴーレムの技術が途絶えたのだろうと考えるのだが、マミーは自分より高度なゴーレムはいないと自負しつつ、もしいたらルチアはどうなるのかと心配を口にするのだった。
※ネタバレ及び自己解釈・捏造設定による表現が含まれています。
[ミマモ]もっとかっこいいゴーレムとかいたら「ええと……『部品が毎年二倍詰め込める時代は終わった』……?」
「何を見てるんだ、ルチア」
ゴルトオールの砂漠から、少し孤立しているような場所に、大きな機械が置いてある洞窟があった。
ここは、少し前にマミーが開発した「ぐっどないとVR」のための電波塔だった。
既にこの空間には何もないものかと、ルチアは思っていたが、それから日が経ってルチアとマミーは、その部屋に何かないか探し物をしていた。
探してみると、まだマミーが手につけてない資材や、放棄されていたなんらかの紙があった。
「これは随分と古い新聞? 紙切れがあるなと思ったけど、いつのだろうな?」
「俺にも分からねーよ。ま、少なくともずっと昔の奴じゃないの?」
3120「何を見てるんだ、ルチア」
ゴルトオールの砂漠から、少し孤立しているような場所に、大きな機械が置いてある洞窟があった。
ここは、少し前にマミーが開発した「ぐっどないとVR」のための電波塔だった。
既にこの空間には何もないものかと、ルチアは思っていたが、それから日が経ってルチアとマミーは、その部屋に何かないか探し物をしていた。
探してみると、まだマミーが手につけてない資材や、放棄されていたなんらかの紙があった。
「これは随分と古い新聞? 紙切れがあるなと思ったけど、いつのだろうな?」
「俺にも分からねーよ。ま、少なくともずっと昔の奴じゃないの?」
逢河 奏
DONEもう過去話は妄想するしかないと思いました。DA情報部時代のミズキと、電波塔の英雄になった後の千束が初めて出会う話。ミズキ視点。19歳と9歳くらいのイメージです。10歳差、良い。ミズちさ、如何ですか……?
【リコリコ】ミズキが千束に出会う話 あの子に初めて会ったのは、冬の終わりのやたら寒い日だった。
いつもの如く馬車馬のように扱き使われ、疲れ果てていた。寮に戻るのも怠いし、手近なところで休憩したい、と思い、秘密の場所に体を潜り込ませる。どことも説明し難いのだが、部屋と部屋の間のデッドスペースで、機器の排熱のおかげか、廊下なのにその狭い空間は温かいのだ。滅多に人の通らない奥まった場所なので、冬場のいいサボり場となっていた。
しゃがんで壁に寄り掛かり、目を閉じて落ち着いていると、不意に。
「おねーさん大丈夫?」
幼く、少しばかり舌っ足らずな少女の声がすぐ傍でして跳び上がった。情報部の区画で聞いていい声ではなかったから。
「な、なんでこんなとこに!?」
2942いつもの如く馬車馬のように扱き使われ、疲れ果てていた。寮に戻るのも怠いし、手近なところで休憩したい、と思い、秘密の場所に体を潜り込ませる。どことも説明し難いのだが、部屋と部屋の間のデッドスペースで、機器の排熱のおかげか、廊下なのにその狭い空間は温かいのだ。滅多に人の通らない奥まった場所なので、冬場のいいサボり場となっていた。
しゃがんで壁に寄り掛かり、目を閉じて落ち着いていると、不意に。
「おねーさん大丈夫?」
幼く、少しばかり舌っ足らずな少女の声がすぐ傍でして跳び上がった。情報部の区画で聞いていい声ではなかったから。
「な、なんでこんなとこに!?」