青葉城
ジャンル雑多らき
TRAINING【及菅】1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2021年8月29~9月21日)付き合ってない?/菅原さん青葉城西バレー部員・幼なじみif
リクエスト内容:8歳くらいの子供の及菅・おままごと
こうきょうの公園の砂場はふえいせいだから、手で穴なんか掘っちゃダメだって母さんが言ってた。
元々砂場あそびなんてしないし、ボクには関係ないって思ってたけど、さっきからずっと一人で砂場の砂にゆびをつっこんで、あーでもないこーでもないって書いては消してをくりかえしている子の、その書いている地図が気になってしかたなかった。
ボクはすわっていたベンチに画用紙と色えんぴつを置いて、とうとうその子に声をかける。
「ねぇ、それってさ、バレーの……」
ボクがその子に声をかけたしゅんかん、いきおい良くびょっとこちらに向けられた大きな二つのひとみが、ボクも女の子みたいってよく言われてるけど、その子のひとみはボクよりもあんまりにも大きくて、息をひゅっと吸ったあと声が出なくなってしまった。
1790元々砂場あそびなんてしないし、ボクには関係ないって思ってたけど、さっきからずっと一人で砂場の砂にゆびをつっこんで、あーでもないこーでもないって書いては消してをくりかえしている子の、その書いている地図が気になってしかたなかった。
ボクはすわっていたベンチに画用紙と色えんぴつを置いて、とうとうその子に声をかける。
「ねぇ、それってさ、バレーの……」
ボクがその子に声をかけたしゅんかん、いきおい良くびょっとこちらに向けられた大きな二つのひとみが、ボクも女の子みたいってよく言われてるけど、その子のひとみはボクよりもあんまりにも大きくて、息をひゅっと吸ったあと声が出なくなってしまった。