高杉晋作
pagupagu14
DONEあなたが守って/高雅(Fate)支部に上げた【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19624273】
の続き的なお話です。高杉さんがなよなよというか弱ってます
あなたが守って 夜も更け、交わす愛が深みを増した頃私は思っていたことを口に出した。
「晋様…なぜ、お腹ばかり撫でられるのですか?」
「うん?いやあ、傷が残らなくてよかったなって」
そう言ってまた証をつける。いつも跡は多くの場所につけられているけれど今日はお腹の辺りにつけ、そしてくすぐったく思うほど優しく撫でていた。
「君ってば変なところで思い切りがいいんだもんなあ、困ったよ。僕の気持ちも知りもしないで」
そう言って泣きそうな顔をする。その涙を掬い頬を撫でた。
「私は今、ここにいます。晋様のそばに」
「ああ、うん…そうだね」
それでも不安は解消されないのか私を強く強く抱きしめる。だから私は抱きしめ返しその髪を撫でることしかできない。
973「晋様…なぜ、お腹ばかり撫でられるのですか?」
「うん?いやあ、傷が残らなくてよかったなって」
そう言ってまた証をつける。いつも跡は多くの場所につけられているけれど今日はお腹の辺りにつけ、そしてくすぐったく思うほど優しく撫でていた。
「君ってば変なところで思い切りがいいんだもんなあ、困ったよ。僕の気持ちも知りもしないで」
そう言って泣きそうな顔をする。その涙を掬い頬を撫でた。
「私は今、ここにいます。晋様のそばに」
「ああ、うん…そうだね」
それでも不安は解消されないのか私を強く強く抱きしめる。だから私は抱きしめ返しその髪を撫でることしかできない。
pagupagu14
DONE【現パロ】放課後デート/高雅(Fate)現パロ高雅の放課後デートです。高杉学ランで雅子さんはセーラーなイメージ。高杉はついついクソデカ感情というか嫉妬深くしちゃうわね…まあ史実もそれっぽいしいいか
【現パロ】放課後デート 晋様との待ち合わせ。制服を着たまま待ち合わせ場所の広場で晋様を待つ。手鏡で髪型はおかしくないかと触っていたりそわそわと今か今かと晋様の登場を待ちわびていた。
そして――、
「雅!」
同じく晋様も制服姿のまま片手をあげて私の前に現れる。
「晋様!」
「悪かったね、遅れて」
「いえ、待っていません」
「…ふうん?まあ、そういうことにしておこうか」
きっと晋様は私がかなり前から待っていたことに気づいていたのだろう。そういって含みのある笑い方をする。そして私の手を引いた。
(わ…、)
内心驚きながら少し高い晋様の顔を盗み見る。
「誰かに声はかけられたりはしなかった?」
「していません。…こんな私に声をかける物好きなんていないでしょう」
1011そして――、
「雅!」
同じく晋様も制服姿のまま片手をあげて私の前に現れる。
「晋様!」
「悪かったね、遅れて」
「いえ、待っていません」
「…ふうん?まあ、そういうことにしておこうか」
きっと晋様は私がかなり前から待っていたことに気づいていたのだろう。そういって含みのある笑い方をする。そして私の手を引いた。
(わ…、)
内心驚きながら少し高い晋様の顔を盗み見る。
「誰かに声はかけられたりはしなかった?」
「していません。…こんな私に声をかける物好きなんていないでしょう」
siz
DOODLE高杉さん実装&召喚記念絵。…だったんですが、描き始めてから二週間以上経ってる…!?過去一の筆遅…。
三味線が良く分からない…。一応調べてはみたのですが、柄の太さとかバチの形とか…間違えてても目を瞑ってスルーして下さい…。
先日押入れから透明水彩を見つけたので使ってみました。でも黒が無かったので黒だけアクリルです。
みゅうちゅー
DOODLE高ぐだ♀朝リベンジ(?)です。面白い反応しなかったぐだ子をちょっとびっくりさせようとした社長のお話。
ぐだ子もこういうシチュエーションなら女の子の反応する…してくれ…うちのぐだ子はします!! 4
sakikuryo
REHABILI高杉社長について書きたい咲紅さんはあの川の土手にいっせいに彼岸花が咲く頃、国道にかかるしろい歩道橋の上で認めざるを得なかった変容についての話をしてください。#さみしいなにかをかく #shindanmaker
https://shindanmaker.com/595943
社長+ぐだ謎の時空の謎のレイシフトだと思ってふわっと読むことを推奨
社長+ぐだ
ぐだの性別はふわっと不問
==
股の下をくぐって大型車が何台も行き来するというのは、ことによると吹っ飛ばされそうな心許無さを感ずるものらしいが、その点、高杉は状況をいくらでも楽しむ度量があった。酔狂と言い換えてもいい。直接触れたわけでもないのに、アスファルトの振動が柱を伝って、片側二車線道路を大きく跨いだ歩行者用の橋を震わせる。
歩道橋のさびた手摺を掴み、うわあ、と小さく呟いたマスターはと言えば、ワイバーンに追われている時よりも、ともすると、危機感めいたものを横顔に湛えている。おかしなやつだ。高杉はそう思って、しかしふと、よく知っているからこそ怖いこともあるのだろうと思い直した。ピストルを不用意にべたべた触るのはピストルが何なのか知らないからだ。絵巻の中の妖怪にできることだってたかが知れている。高杉にとっては呪いの類よりも刀のほうが、生々しく死を感じさせるものだったし、あるいは畳に敷かれた布団のほうがおぞましく生を鈍らせるものだった。自分より百年か二百年、後の世に生まれたマスターなら、巨大なイソギンチャク以上にお四トントラックが恐ろしいことだってあるのだろう。
2634社長+ぐだ
ぐだの性別はふわっと不問
==
股の下をくぐって大型車が何台も行き来するというのは、ことによると吹っ飛ばされそうな心許無さを感ずるものらしいが、その点、高杉は状況をいくらでも楽しむ度量があった。酔狂と言い換えてもいい。直接触れたわけでもないのに、アスファルトの振動が柱を伝って、片側二車線道路を大きく跨いだ歩行者用の橋を震わせる。
歩道橋のさびた手摺を掴み、うわあ、と小さく呟いたマスターはと言えば、ワイバーンに追われている時よりも、ともすると、危機感めいたものを横顔に湛えている。おかしなやつだ。高杉はそう思って、しかしふと、よく知っているからこそ怖いこともあるのだろうと思い直した。ピストルを不用意にべたべた触るのはピストルが何なのか知らないからだ。絵巻の中の妖怪にできることだってたかが知れている。高杉にとっては呪いの類よりも刀のほうが、生々しく死を感じさせるものだったし、あるいは畳に敷かれた布団のほうがおぞましく生を鈍らせるものだった。自分より百年か二百年、後の世に生まれたマスターなら、巨大なイソギンチャク以上にお四トントラックが恐ろしいことだってあるのだろう。
NaclcaN
DONEそういえば今回実質ぐだぐだイベントなのに(?)ちびノブが居ないの寂しいな!土方さんや武市先生みたいなイケメンが、ゆるキャラに囲まれてるのってすごいかわいいじゃないですか…!
吉田総帥も奇兵隊ノッブに囲まれて欲しいよ~
そして高杉社長が、ちびノブにわちゃわちゃされてるところが見たい~
と思って描いたら、最後にでかいノッブ出てきて笑いましたw 2
NaclcaN
DONE高杉社長→新撰組 のボイスやばいw冷静に距離取って大人の対応と思いきや…
そうきたか~!
ちなみに新撰組の反応を猫🐈に例えると
分かりやすく「やんのかステップ」踏んで威嚇するのは沖田さんとはじめちゃんで、
静かに毛を逆立ててマジの殺気を溜めるのは土方さんと山南さん
…というイメージ
2枚目は、土方さんの全身描いたけど隠れちゃったので差分です 2
sakikuryo
DOODLE高杉社長について書きたい咲紅さんはおおよそ五分の夕立のあと、様々な蜂蜜を取り扱う洒落た店で嘘みたいな味のりんごを食べたことの話をしてください。#さみしいなにかをかく #shindanmaker
https://shindanmaker.com/595943
面白きこともなき周回を面白く高杉社長を書いてみようとした
途中で切れます
===
あたりが焼け野原になったのを見届けてから、高杉は手近なカフェーへ入った。銅だか真鍮だかを叩いてのしたような看板に、甘たるい西洋菓子の名が焼き付けてある。店の名前なのだろう。食べたことはない菓子だったが、横文字の響きだけで十分に胸やけがする。引いた扉の蝶番はやけに重い。ベルが尖った音でちりんと云い、対して店員は、蚊の鳴くような応対で客を出迎える。
「二名様ですね」
お好きなお席へどうぞ、と言われて初めて高杉は、自分の後ろにもう一人居たのだと気が付いた。カルデアのマスターだ。白っぽい衣服と頬は煤だらけで、とてもじゃないが洒落たカフェーで一服する格好ではなかろう。人のことは言えないが。振り返る視界で、高杉は自分の髪の、ほどけて赤く、爛れたように黒いのをとらえた。こんな血でべとべとの人間を、よくまあ客として迎え入れたものだ。
1215途中で切れます
===
あたりが焼け野原になったのを見届けてから、高杉は手近なカフェーへ入った。銅だか真鍮だかを叩いてのしたような看板に、甘たるい西洋菓子の名が焼き付けてある。店の名前なのだろう。食べたことはない菓子だったが、横文字の響きだけで十分に胸やけがする。引いた扉の蝶番はやけに重い。ベルが尖った音でちりんと云い、対して店員は、蚊の鳴くような応対で客を出迎える。
「二名様ですね」
お好きなお席へどうぞ、と言われて初めて高杉は、自分の後ろにもう一人居たのだと気が付いた。カルデアのマスターだ。白っぽい衣服と頬は煤だらけで、とてもじゃないが洒落たカフェーで一服する格好ではなかろう。人のことは言えないが。振り返る視界で、高杉は自分の髪の、ほどけて赤く、爛れたように黒いのをとらえた。こんな血でべとべとの人間を、よくまあ客として迎え入れたものだ。