魏
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DONEまどきゅあ!忘羨、闇堕ちした魏嬰ちゃんを浄化🔞する藍湛。全年齢。強欲なのでどちらの性別でも読めるように書きました!
まどきゅあ!「魏嬰!」
初めて変身した時、藍忘機と色違いだと飛び跳ねて喜んでいた魏無羨のコスチュームは、所々が破けて縁は血のような赤色に染まってしまっていた。かつては元気な癖毛を愛らしくまとめていた黒髪も、今では千切れかけたリボンが低い位置で無造作に揺れるだけ。
赤く染った瞳は揺れながら藍忘機を捉え、視線が絡むと引き攣ったような声を上げて後退った。
「っ、違う、違う違う違う! 俺は夷陵老祖……その名で俺を呼ぶな!」
魏無羨が右手で放った一撃は凄まじく、藍忘機の傍にいた妖精たちは為す術なく吹き飛ばされてしまう。何とか持ち堪えた藍忘機も頬に走った切り傷から鮮血が伝った。
藍忘機たちが駆け付けるまでのほんの数刻の間に街は見るも無惨に荒れ果ててしまっていた。これだけ暴れ回っても尚、魏無羨の魔力は衰え知らずだ。
1837初めて変身した時、藍忘機と色違いだと飛び跳ねて喜んでいた魏無羨のコスチュームは、所々が破けて縁は血のような赤色に染まってしまっていた。かつては元気な癖毛を愛らしくまとめていた黒髪も、今では千切れかけたリボンが低い位置で無造作に揺れるだけ。
赤く染った瞳は揺れながら藍忘機を捉え、視線が絡むと引き攣ったような声を上げて後退った。
「っ、違う、違う違う違う! 俺は夷陵老祖……その名で俺を呼ぶな!」
魏無羨が右手で放った一撃は凄まじく、藍忘機の傍にいた妖精たちは為す術なく吹き飛ばされてしまう。何とか持ち堪えた藍忘機も頬に走った切り傷から鮮血が伝った。
藍忘機たちが駆け付けるまでのほんの数刻の間に街は見るも無惨に荒れ果ててしまっていた。これだけ暴れ回っても尚、魏無羨の魔力は衰え知らずだ。
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DONEいとわない1話目観音廟のあれやこれの後、閉関した藍曦臣。
その後彼はひどい不眠に悩まされているようだった。
見かねた魏無羨が、金凌の情報を元に江澄に協力を依頼。
江澄は曦臣を寝かしつける役目を引き受けることに…。
原作終了後軸。特殊設定はありませんが曦臣が不眠で体調不良です。 23
名護屋乃(なごやん)
PASTcqlj軸二次小説シリーズ『七色胡蝶』再録(その1)。(本をお持ちの方への御礼用再改訂版PDFから抜粋。2024/4/26まで公開)
#1『小虫収集符』文庫18P分。
扉絵はまよたまご様(@mayo_animefan )
題字はro様( @rooooca1 )
***pass 藍湛と魏嬰の誕生日をつなげて半角数字8桁入力***
続き5本有。ポイピク内に期間限定再掲済み。 21
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MAIKING逆転if忘羨の続き。冒頭のみです。一人遊びする魏無羨。藍家の第二公子だけど訳あって江家育ちの藍忘機と
江おじさんではなく藍先生に引き取られた魏無羨な設定です
※なんでも許せる方向け※
前の話
https://poipiku.com/5523475/8222187.html
螺旋③(冒頭のみ)「ふっ……んぁ……く、ぅっ」
灯りの消された室内に抑えられた喘ぎ声が密かに響く。喘ぎ声と微かな衣擦れ。そしてくちくちと粘りを帯びる湿った音。
くちゅ……くちり、ぐちゅり。
こんなことをしては駄目だと、頭ではそう解っているのに、ぬるつく両手を止められない。きっと部屋に満ちたこの香りのせいに違いない。
時は亥の刻。
家規に則り就寝しようと寝台へと向かった魏無羨は、そこで見慣れぬ小瓶を見つけた。手に取ろうとしてうっかり倒してしまい、不運にも蓋が開いて零れた中身にその正体を知る。
それは藍忘機がいつも持ち歩いている例の香油だった。
彼が忘れていったのかと思う間にもトプトプと零れていくそれを咄嗟に掌で拭ってから、まずいと思った。思ったところで後の祭り。
2380灯りの消された室内に抑えられた喘ぎ声が密かに響く。喘ぎ声と微かな衣擦れ。そしてくちくちと粘りを帯びる湿った音。
くちゅ……くちり、ぐちゅり。
こんなことをしては駄目だと、頭ではそう解っているのに、ぬるつく両手を止められない。きっと部屋に満ちたこの香りのせいに違いない。
時は亥の刻。
家規に則り就寝しようと寝台へと向かった魏無羨は、そこで見慣れぬ小瓶を見つけた。手に取ろうとしてうっかり倒してしまい、不運にも蓋が開いて零れた中身にその正体を知る。
それは藍忘機がいつも持ち歩いている例の香油だった。
彼が忘れていったのかと思う間にもトプトプと零れていくそれを咄嗟に掌で拭ってから、まずいと思った。思ったところで後の祭り。
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DOODLE逆転if忘羨のらくがきまとめ上から、サクカ・逆転衣装のうさぎ・ポキの日(藍湛は司祭になりすましてる悪魔設定)・有言実行しそうな連れ帰り・階②のちゅーの後の没ネタ(色事不知な魏嬰ちゃん) 6
kurono_666_aka
DOODLEイベント用に書いた逆転if忘羨の小話。螺旋②の後の藍湛と兄上の話です。魏嬰が姑蘇で犬を見かけない理由について。沢蕪君は「あにうえ」と呼ばれたい②「兄上、金子軒の犬はどうなりました?」
「今朝早くに金氏の門弟が金鱗台へと連れ帰ったよ。もう雲深不知処にはいないから心配ないと無羨に伝えてくれるかな」
平静を装った弟の声にどこか喜色が滲んでいることに気づいて、藍曦臣は微かに笑む。
魏無羨との仲が進展したのだろうか。
だが尋ねたところで、この弟は内心を吐露してはくれないだろう。彼の中では自分はまだ共通の目的のための協力者だ。
それでも「兄」と呼んでくれるのだから、今はそれで良い。
(忘機、いつかお前にも無邪気に頼ってもらえるように私は頑張るよ)
密かに決意を新たにする兄の胸中に気づくこともなく、藍忘機は「そういえば」と言を継いだ。
「何度か彩衣鎮を訪れましたが、あの町は野犬こそいないものの犬を飼っている家は多いように見受けられました。魏嬰は大丈夫なのですか?」
878「今朝早くに金氏の門弟が金鱗台へと連れ帰ったよ。もう雲深不知処にはいないから心配ないと無羨に伝えてくれるかな」
平静を装った弟の声にどこか喜色が滲んでいることに気づいて、藍曦臣は微かに笑む。
魏無羨との仲が進展したのだろうか。
だが尋ねたところで、この弟は内心を吐露してはくれないだろう。彼の中では自分はまだ共通の目的のための協力者だ。
それでも「兄」と呼んでくれるのだから、今はそれで良い。
(忘機、いつかお前にも無邪気に頼ってもらえるように私は頑張るよ)
密かに決意を新たにする兄の胸中に気づくこともなく、藍忘機は「そういえば」と言を継いだ。
「何度か彩衣鎮を訪れましたが、あの町は野犬こそいないものの犬を飼っている家は多いように見受けられました。魏嬰は大丈夫なのですか?」
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DONE逆転if忘羨の続き。絆され中の魏嬰と懐柔する為ならすけべも我慢できる藍湛です藍家の第二公子だけど訳あって江家育ちの藍忘機と
江おじさんではなく藍先生に引き取られた魏無羨な設定です
※なんでも許せる方向け※
前の話
https://poipiku.com/5523475/7570349.html
次の話
https://poipiku.com/5523475/10050132.html
螺旋 ② 改めて耳をすませてみれば、藍忘機に関する噂はそこかしこで囁かれていた。
抹消された第二公子の存在は藍家の門弟の間では公然の秘密であり、知らなかったのは部外者の自分だけだったらしい。厳しい箝口令は敷かれていたが本人が座学に現れたことで抑えが効かなくなり、今では座学に参加している他家の子弟たちにも広まっているようだ。
夜の庭を見回りながら魏無羨は美しい玉のように整った藍忘機の容貌を思い浮かべる。
(第二公子、師兄の弟……)
どれほど造作が似ていようと、やはり信じ難い。あんな傍迷惑で破廉恥極まりない男が、清く優しく穏やかな藍曦臣の弟であるなどと信じられるわけがない。
『魏嬰、気持ち良い?』
不意に甘たるく囁く声が耳もとに甦り、身体の奥がじわりと熱を持つ。
5388抹消された第二公子の存在は藍家の門弟の間では公然の秘密であり、知らなかったのは部外者の自分だけだったらしい。厳しい箝口令は敷かれていたが本人が座学に現れたことで抑えが効かなくなり、今では座学に参加している他家の子弟たちにも広まっているようだ。
夜の庭を見回りながら魏無羨は美しい玉のように整った藍忘機の容貌を思い浮かべる。
(第二公子、師兄の弟……)
どれほど造作が似ていようと、やはり信じ難い。あんな傍迷惑で破廉恥極まりない男が、清く優しく穏やかな藍曦臣の弟であるなどと信じられるわけがない。
『魏嬰、気持ち良い?』
不意に甘たるく囁く声が耳もとに甦り、身体の奥がじわりと熱を持つ。
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DONE逆転if忘羨の三番目の話。藍家の第二公子だけど訳あって江家育ちの藍忘機と
江おじさんではなく藍先生に引き取られた魏無羨な設定です
※なんでも許せる方向け※
次の話
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前の話
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階−きざはし−③ 雲深不知処、裏山。心地良い風が吹き抜ける木陰で、探していた人物は穏やかな寝息を立てていた。
「藍湛。藍忘機」
声をかけても起きる気配はない。隣に腰を降ろして魏無羨はそっと藍忘機の顔を盗み見る。恐ろしいほど整った造作も、寝顔は年相応の幼さを感じさせた。
「寝てるとかわいいのにな」
呟きながら、何気なく軽く引き結ばれた唇に目をやる。途端にざわりと心が波立った。これの熱を覚えている。なんの温度も持たないかのように見えるのに、触れ合ったところから溶けてしまうかと思うほどに熱い。魏無羨は無意識のうちに己の唇に手を当てていた。
(気持ち良かった……)
その熱に初めて教えられた感覚が忘れられない。感触をなぞるように指を這わせても、自らの体温では物足りない。あの柔く熱いものにもう一度触れてほしい。もっと激しく満たしてほしい。
2083「藍湛。藍忘機」
声をかけても起きる気配はない。隣に腰を降ろして魏無羨はそっと藍忘機の顔を盗み見る。恐ろしいほど整った造作も、寝顔は年相応の幼さを感じさせた。
「寝てるとかわいいのにな」
呟きながら、何気なく軽く引き結ばれた唇に目をやる。途端にざわりと心が波立った。これの熱を覚えている。なんの温度も持たないかのように見えるのに、触れ合ったところから溶けてしまうかと思うほどに熱い。魏無羨は無意識のうちに己の唇に手を当てていた。
(気持ち良かった……)
その熱に初めて教えられた感覚が忘れられない。感触をなぞるように指を這わせても、自らの体温では物足りない。あの柔く熱いものにもう一度触れてほしい。もっと激しく満たしてほしい。
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DONE逆転if忘羨の二番目の話。藍家の第二公子だけど訳あって江家育ちの藍忘機と
江おじさんではなく藍先生に引き取られた魏無羨な設定です
※なんでも許せる方向け※
次の話
https://poipiku.com/5523475/7091925.html
前の話
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階−きざはし−② 蔵書閣で雅正集の書き取りをせよと、昨晩の飲酒の罰として言い渡された。
戒尺で打たれるのもやむ無しと思っていた魏無羨は、ほっと胸を撫で下ろしながら蔵書閣に向かっている。
(でも、酒って存外美味いんだなぁ)
意識を失う前に口に含んだ酒の味はなんとなく覚えていた。ふくよかな香りと、わずかに喉を焼く旨み。確か姑蘇の銘酒、天子笑と言っていたか。
(そういえば彩衣鎮でたくさん売っているのを見たな)
ぺろりと無意識に唇を舐める。
雲深不知処内ではご法度だが、飲酒自体は禁じられていないはずだ。
(予定のない日に町に飲みに行ってもいいか師兄に相談してみよう)
駄目だと言われたら大人しく諦めればいい。けれど、次期宗主である藍曦臣は意外に話の分かる人だった。もしかしたら許可してくれるかもしれない。それに、今回の罰が思ったより軽いのも、彼が何かしら口添えしてくれたからだろう。にこにこと自分を送り出してくれた姿を思い出して、魏無羨は心の中で感謝した。
5965戒尺で打たれるのもやむ無しと思っていた魏無羨は、ほっと胸を撫で下ろしながら蔵書閣に向かっている。
(でも、酒って存外美味いんだなぁ)
意識を失う前に口に含んだ酒の味はなんとなく覚えていた。ふくよかな香りと、わずかに喉を焼く旨み。確か姑蘇の銘酒、天子笑と言っていたか。
(そういえば彩衣鎮でたくさん売っているのを見たな)
ぺろりと無意識に唇を舐める。
雲深不知処内ではご法度だが、飲酒自体は禁じられていないはずだ。
(予定のない日に町に飲みに行ってもいいか師兄に相談してみよう)
駄目だと言われたら大人しく諦めればいい。けれど、次期宗主である藍曦臣は意外に話の分かる人だった。もしかしたら許可してくれるかもしれない。それに、今回の罰が思ったより軽いのも、彼が何かしら口添えしてくれたからだろう。にこにこと自分を送り出してくれた姿を思い出して、魏無羨は心の中で感謝した。
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DONE逆転if忘羨の最初の話。勢いで書いたので唐突に始まってます。
藍家の第二公子だけど訳あって江家育ちの藍忘機と
江おじさんではなく藍先生に引き取られた魏無羨な設定です
※なんでも許せる方向け※
次の話
https://poipiku.com/5523475/7091923.html
階−きざはし−① 卯の刻。起床の時間だ。
掟通りに目覚めようとして、魏無羨は違和感を覚える。
妙に身体が重い。頭はすっきりしないし、瞼もくっついてしまったかのように開かない。それに、微かに鼻腔をくすぐる馴染みのないこの香り。
(……酒?)
そうだ。昨晩、雲深不知処に酒を持ち込もうとしている藍忘機を見咎めて口論になった。売り言葉に買い言葉で、うっかり酒をひとくち口に含んでしまい、その後の記憶がない。
(家規を破ってしまった……)
しでかした失態に青褪めながら、魏無羨は重たい瞼をどうにか押し上げた。押し上げて、視界に飛び込んできたものに息が止まる。
家規を破る原因となった男が至近距離で微笑んでいた。いや、微笑みといえるほど明確なものではなく、表情だけ見るならば無表情に近い。しかし、明らかに歓喜の笑みを含んだ気配を纏った男がすぐそばに横たわり、自分を見つめていたのだ。
1743掟通りに目覚めようとして、魏無羨は違和感を覚える。
妙に身体が重い。頭はすっきりしないし、瞼もくっついてしまったかのように開かない。それに、微かに鼻腔をくすぐる馴染みのないこの香り。
(……酒?)
そうだ。昨晩、雲深不知処に酒を持ち込もうとしている藍忘機を見咎めて口論になった。売り言葉に買い言葉で、うっかり酒をひとくち口に含んでしまい、その後の記憶がない。
(家規を破ってしまった……)
しでかした失態に青褪めながら、魏無羨は重たい瞼をどうにか押し上げた。押し上げて、視界に飛び込んできたものに息が止まる。
家規を破る原因となった男が至近距離で微笑んでいた。いや、微笑みといえるほど明確なものではなく、表情だけ見るならば無表情に近い。しかし、明らかに歓喜の笑みを含んだ気配を纏った男がすぐそばに横たわり、自分を見つめていたのだ。
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DOODLE花食み藍湛×花生み魏嬰。原作軸で玄武洞での話です。花が咲ききる前に摘むととても痛いというオリジナル設定追加してます。
ちり、とした違和感を肘の内側に感じた。
そっと目を向ければ、案の定そこには小さな蕾が芽吹いている。
(あー、やっぱり)
隣りに座る藍忘機が眠っているのを確認して魏無羨は頭を抱えた。
「よりにもよって今かよ……」
魏無羨は花生みだった。時を選ばず自身から咲く花をいつもは別段気にはしていなかったが、今は非常時だ。藍忘機と二人玄武洞に取り残され、抜け出すには屠戮玄武を倒すしかないというこの時に、咲き始めてしまった花を魏無羨は恨めしそうにつついた。
花を生むためにはかなりの体力を消費する。食事も取れないこの状況では自殺行為といえよう。まして決戦の前に無駄な体力は使えない。
「毟るしかないかぁ……」
取り除いてしまえば体力の消耗は回避できる。けれど、咲ききる前の花を摘むのは生皮を剥がすようなもので、とてつもなく痛いのだ。
4238そっと目を向ければ、案の定そこには小さな蕾が芽吹いている。
(あー、やっぱり)
隣りに座る藍忘機が眠っているのを確認して魏無羨は頭を抱えた。
「よりにもよって今かよ……」
魏無羨は花生みだった。時を選ばず自身から咲く花をいつもは別段気にはしていなかったが、今は非常時だ。藍忘機と二人玄武洞に取り残され、抜け出すには屠戮玄武を倒すしかないというこの時に、咲き始めてしまった花を魏無羨は恨めしそうにつついた。
花を生むためにはかなりの体力を消費する。食事も取れないこの状況では自殺行為といえよう。まして決戦の前に無駄な体力は使えない。
「毟るしかないかぁ……」
取り除いてしまえば体力の消耗は回避できる。けれど、咲ききる前の花を摘むのは生皮を剥がすようなもので、とてつもなく痛いのだ。
たまごかけご飯
TRAINING社会人藍湛と、魏嬰の話し。何の仕事してるか等、お気になさらず、ぬるっと読んで下さい。
致してません。
カフェで待ち合わせしてた二人が、待ち合わせして、家に帰るだけの話しです。
指先 カップを掴み、形の良い唇にそれが触れる。
もうとっくに冷めてしまったそれは、喉を潤す為か、カフェインを接種しているだけか・・・テーブルにカップを置くと、指先がキーボードを叩く。
「お待たせ藍湛。」
先人の返事を待たず、隣の席に付いた魏無羨は、テーブルの上に荷物を下ろす。
「まだ掛かる?俺も何か頼もうかな···」
隣で「季節の新作が、夕飯が、」と話し続ける魏無羨に、藍忘機は一瞬手を止め、軽く視線を向けると、再び正面のモニタを見る。
軽くそのモニタを覗き込んだ魏無羨は、身一つで立ち上がり、店先へと向かう。
程無く戻った魏無羨は、藍忘機が熱い視線を向けるモニタの横。藍忘機の視界の入る位置にカップを置き、隣に座ると、テーブルに置いたままのバッグに額を擦りつけ、藍忘機を横目で見つめる。
1158もうとっくに冷めてしまったそれは、喉を潤す為か、カフェインを接種しているだけか・・・テーブルにカップを置くと、指先がキーボードを叩く。
「お待たせ藍湛。」
先人の返事を待たず、隣の席に付いた魏無羨は、テーブルの上に荷物を下ろす。
「まだ掛かる?俺も何か頼もうかな···」
隣で「季節の新作が、夕飯が、」と話し続ける魏無羨に、藍忘機は一瞬手を止め、軽く視線を向けると、再び正面のモニタを見る。
軽くそのモニタを覗き込んだ魏無羨は、身一つで立ち上がり、店先へと向かう。
程無く戻った魏無羨は、藍忘機が熱い視線を向けるモニタの横。藍忘機の視界の入る位置にカップを置き、隣に座ると、テーブルに置いたままのバッグに額を擦りつけ、藍忘機を横目で見つめる。
あおかわ。
DONE逆転if忘羨♂♀漫画③※魏嬰が女体化の何でも許せる方向けです。
※4/2一部修正、4/5誤字修正
次→
前→https://poipiku.com/2330987/10069530.html 33
ya_1723
DONEあてんしょん魔道祖師捏造です
家逆転ifです
でもそれぞれの名前はそのまま
ガーデンバースです
その関係で若干の濡れ場あり
魏嬰が弱っている&若干後ろ向きです
作者は日本語吹き替え版アニメのみの知識です(ありがとう完結編…)
でも毎日支部漁ってるのでほぼわかる(原作日本語版読むぞ…読むぞ…)
なのでネタバレあるかも
以上が大丈夫な方はお進みください 18833
あおかわ。
DONE逆転if忘羨♂♀漫画②※魏嬰が女体化の何でも許せる方向けです。
次→https://poipiku.com/2330987/10074612.html
前→https://poipiku.com/2330987/9840066.html 38
西村ルル
DONEラジドラ公式のエイプリルフールネタから始まった知る人ぞ知る逆転if忘羨。性格と立場を交換しています。片想い15藍湛×無自覚片想い15魏嬰の両片想い。キスまでの全年齢ですが、細かい事は気にせず頭を空にして読んで下さい。逆転忘羨座学編(仮) 雲深不知処の授業は蘭室の外で行われることもある。
今日の野外教育は、草花の写生だ。
一流の仙師には、こういった教養も欠かせない。
青空の下に居るのに座って草花を描き写す行為は、藍忘機にとってひどく退屈なものだった。
開始から一盞茶も過ぎないうちに彼は中庭から姿を消してしまった。
叔父上が脱走者に気づく前に捕まえなければ……!
苛立ちを隠しきれない魏無羨は、樹の下で菫を描く江晩吟に大股で歩み寄った。
「江晩吟、藍湛はどこに行った?」
「……知らん」
顔を上げずに筆を進める江晩吟が短く答えると、魏無羨の額にびきっと青筋が浮かんだ。
「いつも一緒に居るお前が知らないわけがないだろう」
2352今日の野外教育は、草花の写生だ。
一流の仙師には、こういった教養も欠かせない。
青空の下に居るのに座って草花を描き写す行為は、藍忘機にとってひどく退屈なものだった。
開始から一盞茶も過ぎないうちに彼は中庭から姿を消してしまった。
叔父上が脱走者に気づく前に捕まえなければ……!
苛立ちを隠しきれない魏無羨は、樹の下で菫を描く江晩吟に大股で歩み寄った。
「江晩吟、藍湛はどこに行った?」
「……知らん」
顔を上げずに筆を進める江晩吟が短く答えると、魏無羨の額にびきっと青筋が浮かんだ。
「いつも一緒に居るお前が知らないわけがないだろう」
maruru_suzuori
DOODLEプシュケー魔法使い忘機×モス羨のちょっとシリアスなお話。
なんでも大丈夫な人向け。
パスワードは藍湛の誕生日(数字4つ)、魏嬰の誕生日(数字4つ)、この漫画での魏嬰は○○羨(〇に当てはまる言葉。説明文読めばわかります)を続けて入力してください。パスワードに関する質問は受け付けません。 39
CanalGrandeWeb
MAIKING魏嬰崖落ち後の捏造漫画金光瑶と薛洋の暗躍を捏造
このまま本編につながるように考えていますが…
これ以降続くかはわからないwwwww
聶懐桑バージョンも考えてはいた…。 3
吟遊詩人
DONEアンケで小さくなったのは?の結果が魏無羨だったので。含光君に啖呵切れる江澄は貴重なツッコミ要員ですね。
ツイにあげていたのより藍湛の台詞と魏嬰の服を修正しました。
あとの間違いがわからん。
誠志郎
DOODLE@TRPG_TL 【最終更新20240305】エンデビHO悪魔で通過させて頂きました、アッサーこと麻枝阿魏!キャラシネタバレ注意、落書きも入れていきます
https://charasheet.vampire-blood.net/4710089 11
yakumo_chiha
DONE【2/24 流星の誓い6展示作品】LINEマンガ連載中のイマドキ三国志のコスプレしてる魏軍。めちゃくちゃ面白いのでおすすめです。
ついでに布教ペーパーリンク(Twitterにとびます)
https://x.com/yakumo_chiha/status/1759962094466896252?s=46&t=HxfjXo2luuSNXHKh2LWi5Q 2
EastBudTree
MOURNING単発ネタ㉓『含光君が己の目的のために手段を択ばず「魏嬰が上手く歩け…以下略』あとの話は以下の話の後のネタとなります。
https://poipiku.com/4640770/7999377.html 23