鯵
おすし
MEMOイカパ回のイカ焼きのFAです(イカ焼きのFAって何?)・イカパ回初見だったんですけど、やまやさんの料理下手エピソードがあまりにもヤバすぎてゲラゲラ笑いました、、、麻婆豆腐焦がすのって何?
・消えた鯵のラジオの編集も楽しそうで良かったです!
・あと今モバエムの雑誌の朗読が聞けるのは泣いちゃうな〜と思ってずっと聞いてしまった…
ねねねのね
MOURNINGサッカー少年7話目、今日は日曜なので早めにあげます。これコソコソなんですが、この話のタイトルは、鯵缶の同名曲からお借りしてます。あの曲の持つ青春の焦燥感、みたいなものを書ければなあと思って……夏の日、残像 07 錆兎俺はハッとして、義勇に向き直った。
「何で…!」
義勇は俺を横目でチラリと見て、すぐに目を伏せる。
「さっき、倒れていたときに。寝言で、鬼に喰われる、と」
それを言われると同時に、俺の頭の中にさっきの夢の情景がありありと蘇った。暗い山の中で追いかけ回されていた。俺はそのものの姿は見ていないが、確かに鬼だと認識していた。もちろん、俺を背負っていた父ちゃんも。捕まれば、喰われると、分かっていた。
俺の背中に冷たい汗が流れる。
「追いかけられていた」
俺は、絞り出すように答えた。
「見てないけど、鬼だと分かっていた」
多分俺は、ただ事ではない顔をしていたのだろう。義勇は顔を上げ、手を握っていない方の手で俺の頬を撫でた。
5117「何で…!」
義勇は俺を横目でチラリと見て、すぐに目を伏せる。
「さっき、倒れていたときに。寝言で、鬼に喰われる、と」
それを言われると同時に、俺の頭の中にさっきの夢の情景がありありと蘇った。暗い山の中で追いかけ回されていた。俺はそのものの姿は見ていないが、確かに鬼だと認識していた。もちろん、俺を背負っていた父ちゃんも。捕まれば、喰われると、分かっていた。
俺の背中に冷たい汗が流れる。
「追いかけられていた」
俺は、絞り出すように答えた。
「見てないけど、鬼だと分かっていた」
多分俺は、ただ事ではない顔をしていたのだろう。義勇は顔を上げ、手を握っていない方の手で俺の頬を撫でた。