黒蝶
yumehitoyo2356
DOODLE黒蝶͛.*🍃🎩 旧又又黒再開前夜。仲良く寝ちゃう黒蝶原作 太中再会前夜。
中東の小競り合いを制圧する仕事を云い渡され半年。数ヶ月ぶりに本部へと帰還する前夜、中也は何時もの様に紫煙を燻らし、長椅子で寛いでいた。
「半年、か」
「月日が経つのは早いものね」
口に煙草を咥え誰に云うでも無く呟いた中也の言葉に返答したのは、彼の現相棒。
「お疲れ様、中也」
「和葉」
和葉は紫煙を燻らす中也の隣に並び腰を降ろすと、柔らかな笑みでそう告げた。
「報告書、終わったわよ」
「あ、嗚呼...」
「如何したの?」
「否...」
歯切れの悪い返答をする相棒の様子。不思議に思った和葉が怪訝そうに問えば、眼を細める中也。
その様子は睡魔に顔を歪める様に似ていた。
「中也」
「...」
「はい」
和葉の行いに先程よりも深い皺を眉と眉の間に刻む中也。対する和葉は平然とした顔で中也の次の反応を待っている。
1520中東の小競り合いを制圧する仕事を云い渡され半年。数ヶ月ぶりに本部へと帰還する前夜、中也は何時もの様に紫煙を燻らし、長椅子で寛いでいた。
「半年、か」
「月日が経つのは早いものね」
口に煙草を咥え誰に云うでも無く呟いた中也の言葉に返答したのは、彼の現相棒。
「お疲れ様、中也」
「和葉」
和葉は紫煙を燻らす中也の隣に並び腰を降ろすと、柔らかな笑みでそう告げた。
「報告書、終わったわよ」
「あ、嗚呼...」
「如何したの?」
「否...」
歯切れの悪い返答をする相棒の様子。不思議に思った和葉が怪訝そうに問えば、眼を細める中也。
その様子は睡魔に顔を歪める様に似ていた。
「中也」
「...」
「はい」
和葉の行いに先程よりも深い皺を眉と眉の間に刻む中也。対する和葉は平然とした顔で中也の次の反応を待っている。