Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    100%

    🟣文庫

    PAST喪女オタク女子高生になりきって音読100%で読まないと破滅します。
    ほぼはじめて書いただろうゆめしょーせつ。
    「当時」を感じる共感性羞恥も与えてくれるリアルさです。
    山田二郎とオタ活デートしてしまった女子の話今日も賑やかな教室、4月は最悪だなんて思っていたクラス替えだったが、2ヶ月も経つと慣れてきたものでこんなものかという感想の方が勝ってきている。
    まあ自分がそんなことを言えるような立場にはないことは重々承知であるがやっぱり最後の高校生活だしとなにかしら何かないかと期待していた。この賑やかな教室で私は明らかにオタクくん側に区別される人間だ。


    ついに3年生になったがこの2年間高校生的な青春を謳歌することもなく、男子と話すのは苦手なので(というか緊張してオタクムーブが出てきてしまうあの痛いやつになるのを中学で経験してそこからどうすればいいのか分からなくなり男子と話さないようにしている所存でありますね、ええはい。)恋愛フラグが立つこともなく一切のJKブランドを全振りしてきたので、学校でもあっ、苗字わかるよ。同じ班だねよろしくね。と、班活動があったとしても可愛いきゃぴるんクラスメイトの女の子が終始優しく接してくれるあのタイプなのだ。
    6794

    桜餅ごめ子

    DONE #晩夏_魔術師とあの子は
    二次創作ホラー企画「晩夏、魔術師とあの子は」( https://togetter.com/li/2209738 )用作品です。
    「ストーリー5 彼岸花の川」を使用。
    企画終了までもう少し。最後までお楽しみ頂ければ幸いです!
    尚この小説自体は100%私の性癖(ヘケッッッ!!!!!)で構成されています。
    この世で一番怖いのは 目を開くと、そこは知らない部屋だった。ボクはそこで、見覚えのないベッドに寝かされていた。
    「……?」
     しかし、ボクは少しも驚かなかった。それどころか、恐怖や警戒、疑念といった、本来なら発生するはずの感情が全くわかなかった。
     ベッドの中から周囲を見渡す。やはりどこもかしこも記憶にない。窓の外に広がる彼岸花畑も、遠くで流れるメロディも、部屋に漂う甘い匂いも、何もかも。異常事態であるはずなのに、心は警報の一つも鳴らさない。だが、ボクの論理的な思考が叫んだ。この状況はおかしい、ここから逃げ出さなければならない、と。
     自分でこの部屋に来た覚えはない。ならば誰かに連れてこられたのだろう。一体誰が? 何のために? 分からない。推理しようにも手がかりがない。まずはこの甘い匂いの発生源を辿り、少しでも情報を得よう。ボクはそう思い至ると、ベッドから下りた。
    2661