水星　　章节16
　　
　
　　曲铭澈睁开眼睛的时候，曲郁生已经在他旁边守了整整一夜。
　　一夜下来冲淡了不少他开始的烦躁和痛苦。弟弟的睡颜让他安心，他无需再理会那些不好的情绪，而是默默地坐下来，牵住对方的一只手，抚摸皮肤下轻轻搏动的脉络，确认他还陪伴自己。
　　他自小就觉得孩子生得漂亮，即使闭上眼睛睡着了，也如冬日含着雪水的花瓣般柔嫩。他从不忍去吵醒他，仅仅看着对方因试图苏醒而微翕的眼睫，对他而言也是一种亵渎。曲郁生无数次跟弟弟一起睡觉，无数次先睁开眼睛，也无数次注视着对方在他面前近乎无声的呼吸，他却从来没有像这次一样，一动不动，不含任何想法地凝视曲铭澈那么久，久到他忘了时间。
　　早晨的阳光透过白色的窗帘洒进来，在病床的被子中央铺开一片金色的光束。曲铭澈就是在这时苏醒，跟床边的哥哥对上视线。

雪に降り籠められる二人(４月だと季節外れになってしまいますが。。)　その日は４月だというのに、よく冷える日だった。
　厚手のコートはクリーニングに出してしまったので、薄いコートだけを羽織っていた無惨はポケットに手を入れて、寒そうに肩を竦めている。
「今日は何度だ」
「一応10度くらいはあるようですが、体感気温はもっと低く感じますね」
　黒死牟は普段と変わらない様子である。元々体温が高いので、これくらい寒い方が過ごしやすいと言っていて、寒がりの無惨を余計に震え上がらせた。
「予定がないなら帰りたい」
「そうですね、無惨様が風邪を引いても困りますし」
　そう言って二人は自宅へと戻った。無惨はそのまま風呂へと直行し体を温めている間に黒死牟が晩酌の用意をする。ルーティン化した生活であり、出てきた無惨がソファに腰掛けると、今夜はウィスキー、レーズンバターとナッツ類、即席のポテトサラダを並べた。