NIL
ゆきは
DONEアルハイゼン不在のゼン蛍ニィロウ、ファルザン、レイラ、旅人が女子会をしてお喋りする話です。
藤蔓花飾に夜鶯、睡蓮の提案「旅人、アルハイゼンさんと付き合い始めたって本当?」
冒険者協会の依頼を終え、パイモンに急かされるままに洞天に帰った蛍を出迎えたのは、目をキラキラとさせたニィロウとファルザン、机に突っ伏すレイラだった。
え、と戸惑う間もなくニィロウとファルザンに両脇を固められ、あれよあれよという間に席に着かされる。助けを求めてパイモンの姿を探すも見つからず、そういえば昼頃にタフチーンを頬張っていたと思い出して、退路がないことを悟る。
「いつ頃から付き合い始めたんじゃ?」
「告白は旅人からしたの?」
二人の中で自分とアルハイゼンが恋人であるのは確定事項なのだろうか。ニィロウの問いかけにまだ答えていないはずなのに。
矢継ぎ早の質問に苦笑しながら、蛍は口を開いた。
2516冒険者協会の依頼を終え、パイモンに急かされるままに洞天に帰った蛍を出迎えたのは、目をキラキラとさせたニィロウとファルザン、机に突っ伏すレイラだった。
え、と戸惑う間もなくニィロウとファルザンに両脇を固められ、あれよあれよという間に席に着かされる。助けを求めてパイモンの姿を探すも見つからず、そういえば昼頃にタフチーンを頬張っていたと思い出して、退路がないことを悟る。
「いつ頃から付き合い始めたんじゃ?」
「告白は旅人からしたの?」
二人の中で自分とアルハイゼンが恋人であるのは確定事項なのだろうか。ニィロウの問いかけにまだ答えていないはずなのに。
矢継ぎ早の質問に苦笑しながら、蛍は口を開いた。