治安恶生活起居实录3“如何停止时间：亲吻。”这句话是在哪里读到已经不为我所知，但此时此刻它却分明地出现在我的心中。搞不好这个作者说的还挺有道理的。蓝天白云，空旷的废弃大楼楼顶，我和黑井两个人在这里默默地拥吻着，嘴唇亲密地贴在一起，只是这样就感觉所有的一切不知不觉开始变慢，变缓，然后逐渐停下。这的确是一个安稳而温馨的吻。我情不自禁地伸出手搂住对方的脖子，摸到他耳后那一块脉搏正在鲜活地跳动着。与此同时，我知道这栋楼楼底旁边正躺着一具摔烂的尸体，并且那人的脉搏是因为我而停止跳动。于是我更用力地搂紧了黑井的身体，直到这个吻结束也没有立即分开。活人的体温正在我的怀中，活人的呼吸正在我的耳边，新鲜的血腥味此时停留在我和对方的唇齿之间，两个心脏交织起来的律动在我们彼此之间奏响。像是嫌太阳过于刺眼一样，我慢慢地闭上了眼。湿润的空气扑在脸上，阳光的温暖笼罩着身体。

偽装結婚タル蛍（タイトル仮）　花曇りの空は白くぼんやりとしていた。ヴェールのようにかかった薄い雲の内に、くすんだ光が閉じ込められている。雨の降る気配は無い。
　緑少ない丘陵地帯から長閑な田園風景へ、そこを抜ければ山裾一面の森へと、窓外の景色はびゅんびゅん流れていく。窓の縁に頬杖をつきながら、蛍は見慣れぬ風景をあてもなく眺める。
　全体的に靄がかったそれは、どこか現実味に乏しく感じた。


　「結婚」
　「そう。俺と夫婦になって欲しい」
　ぴらりと摘んだ紙を揺らして微笑む男。その正面に座る少女の表情は訝しげで、甘やかなプロポーズの台詞とはほど遠い。
　「お、お前ッ、いきなり何を言い出すんだよ！？」
　「今回はなにを企んでるの」
　「あっははは！　君たちは相変わらずだなあ」