無題SNSのアカウントからママを特定しようとするペロスお兄さまの現パロ転生

※前提
ペロスお兄さまがSNSを見てこのアカウントはママでは！？って特定しようとする夢を見た その垢は色んな男との写真がデートの記録として残っていて(スタンプ加工やトリミング済)、お兄さまはその写真の口元や指のネイルみたいな細かいところから「これはママだ」って確信を強めていくんだけど、ママに会いたいから特定のために写真をつぶさに見て、知らん男とママ(仮)のツーショットに脳を沸騰させながら、でも投稿内容を見るにコイツはもう別れてるからなザマァ見ろ！みたいに一喜一憂？してるという夢…
というところから妄想した話、書きたいとこだけ



「気色悪すぎるだろ」

オルタニキブライドと中学生「えー！　やっばい！　何これ男の人なの？！」
　女子たちが何やら雑誌を広げて盛り上がっている。
「セター！　見てこれ、すっごいの！！」
「ファッション誌？ お前ら俺が背低いのわかって見せてきてんだろ」
　見てみて！　とせがまれ仕方なしに誌面をのぞき込む。
　夕焼け…だろうか？　うっすらと朱色に染まる白を基調とした街を背に、そのモデルはこちらへと手を差し伸べている。
　細かなレースを施した白いベールを頭からかぶり、ピッタリとした白いスーツ。そこまで見ればウェディングだろうかと思うが、いびつな王冠のような頭飾りに肩を覆う黒いトゲだらけの真っ赤なファー。首からは大小様々な球体のアクセサリーをさげて、極めつけはベールに隠れている魚の骨のような尾と奇抜な形をしたとんでもない高さのヒールだ。なんだこれ、スケートのシューズみたいに怪我するんじゃねぇか？