SS
tr_imbtk
DONE貴方は過去編たけおので『褒めてやろうか?』をお題にして140文字SSを書いてください。お題:shindanmaker.com/587150
画像作成:SS名刺メーカー sscard.monokakitools.net
色猫卓 CoC動画 非公式派生創作
「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物
rokutrpg
SPOILERSS VOID 気づいたらしんでた 現行未通過❌パスワードはyes
冴月くんと時雨のきづしん直後のSS
時雨さんは冴月くんの頭を撫でるのが好きだと思うつい撫でたくなっちゃうんだなコレが 5
おこめ
DOODLE昨日上げた滝行のSSです!平和だよ〜
冷やせるもんって限界がある音が暑い。
どうしてこう蝉の鳴き声ってやつは音だけで暑いのか。
夏の象徴みたいな顔をして、ブクロのど真ん中で鳴きやがる。
昔はそれなりに、小さかった二郎と一緒に蝉取りした覚えもあるが、今じゃセミ爆弾にみっともなくビクッと肩を竦めてしまうほどには、生き物と縁遠い生活を送っている。
ちなみに、サブちゃんは昔から虫が苦手だから三郎と虫取りや生き物を見つけに公園に出かけたことはほとんどない。
二郎は今でも蝉の抜け柄ひとつで喜んでいるが。
ああ、そういえば身近にもう1人、いや、2人ほど蝉に喜ぶ人間がいたな…。喜ぶというより、まるで学会に出ているかの様な神妙な顔でこれは何ゼミだとか、羽化したてだとか話していたな…。
などと、今は遠くの地元の様子に意識を飛ばしながらひたすら山道を歩く。
3307どうしてこう蝉の鳴き声ってやつは音だけで暑いのか。
夏の象徴みたいな顔をして、ブクロのど真ん中で鳴きやがる。
昔はそれなりに、小さかった二郎と一緒に蝉取りした覚えもあるが、今じゃセミ爆弾にみっともなくビクッと肩を竦めてしまうほどには、生き物と縁遠い生活を送っている。
ちなみに、サブちゃんは昔から虫が苦手だから三郎と虫取りや生き物を見つけに公園に出かけたことはほとんどない。
二郎は今でも蝉の抜け柄ひとつで喜んでいるが。
ああ、そういえば身近にもう1人、いや、2人ほど蝉に喜ぶ人間がいたな…。喜ぶというより、まるで学会に出ているかの様な神妙な顔でこれは何ゼミだとか、羽化したてだとか話していたな…。
などと、今は遠くの地元の様子に意識を飛ばしながらひたすら山道を歩く。
uxiro_xxxx
TRAINING【嶺蘭SS】8月10日 / ハート
#ういの夏の嶺蘭強化月間シリーズ
これはあいつへの労いだ。
ここ最近、不規則な時間での仕事が立て続き、睡眠時間も十分にとれていない。あいつの場合、おれと違ってショートスリーパー気味なので、十分な時間を取らなくてもどうにかなる分、仕事にも今のところ支障をきたしていないようだ。しかし、それでも見えないところで疲労が出てきていることには違いない。それに加えて食事だ。最近はろくな食事が取れていないはずだ。シンクや冷蔵庫、インスタントのゴミの様子見れば一目瞭然だ。寿弁当だって、忙しすぎてかコミュニケーションが取れていないようで、最近は手配しているのを見ていない。相当忙殺されている。……とはいえ、あの快活な、あいつのお袋さんの人柄あってか、ついこの間は「母ちゃんに文句言われちゃったよ」なんて小言を言ってたから、親子関係に問題は出ていないようだが。……あいつんちの唐揚げ、そろそろ食べてぇな。ああいけねぇ、手が止まってた。今日は比較的早い時間に帰って来れると聞いていた。あまりの忙殺ぶりを察した日向さんが、各所に相談の上、スケジュールを調整してくれたとのこと。今でもこうやって、日向さんに迷惑がかかってんのはどうかと思うぜ? 日向さんだって自分の仕事があるんだからよ。……まあ、ありがたくもそんな配慮があってか、はやく帰ってくるあいつのために、おれは飯を作っている。あいつへの労い……いや、あいつと一緒に飯が食いたかった、だけ、かもしれない。あー、今のらしくねえ。あいつに聞かれたら面倒くさい絡みをされるから絶対に言わねえ。一緒に飯を食うなら、デリバリーでも、外食でも、なんでも良かったかもしれねぇが、そこはおれが振る舞ってやりたかった。労いと、日常の共有。何より、あいつがおれの作る飯を食いたいって、いつかの日に泣き言のように言ってから、振る舞うタイミングを失っていて……その後ろめたさにも似た使命感があった。
2305ここ最近、不規則な時間での仕事が立て続き、睡眠時間も十分にとれていない。あいつの場合、おれと違ってショートスリーパー気味なので、十分な時間を取らなくてもどうにかなる分、仕事にも今のところ支障をきたしていないようだ。しかし、それでも見えないところで疲労が出てきていることには違いない。それに加えて食事だ。最近はろくな食事が取れていないはずだ。シンクや冷蔵庫、インスタントのゴミの様子見れば一目瞭然だ。寿弁当だって、忙しすぎてかコミュニケーションが取れていないようで、最近は手配しているのを見ていない。相当忙殺されている。……とはいえ、あの快活な、あいつのお袋さんの人柄あってか、ついこの間は「母ちゃんに文句言われちゃったよ」なんて小言を言ってたから、親子関係に問題は出ていないようだが。……あいつんちの唐揚げ、そろそろ食べてぇな。ああいけねぇ、手が止まってた。今日は比較的早い時間に帰って来れると聞いていた。あまりの忙殺ぶりを察した日向さんが、各所に相談の上、スケジュールを調整してくれたとのこと。今でもこうやって、日向さんに迷惑がかかってんのはどうかと思うぜ? 日向さんだって自分の仕事があるんだからよ。……まあ、ありがたくもそんな配慮があってか、はやく帰ってくるあいつのために、おれは飯を作っている。あいつへの労い……いや、あいつと一緒に飯が食いたかった、だけ、かもしれない。あー、今のらしくねえ。あいつに聞かれたら面倒くさい絡みをされるから絶対に言わねえ。一緒に飯を食うなら、デリバリーでも、外食でも、なんでも良かったかもしれねぇが、そこはおれが振る舞ってやりたかった。労いと、日常の共有。何より、あいつがおれの作る飯を食いたいって、いつかの日に泣き言のように言ってから、振る舞うタイミングを失っていて……その後ろめたさにも似た使命感があった。
micro_030906
SPOILERVOID現行未通過❌自陣(HO2中心、HO1もそこそこ)+赤星🟥
SS注意。自陣の二次創作。長め。
色々捏造。
あくまで自陣における赤星についての話。視点は赤星です。
パスワードは"VOID"。 54
uxiro_xxxx
TRAINING【嶺蘭SS】8月9日 / 煙草
嶺二の喫煙ネタはオタクの集団幻覚で合ってますか?
#ういの夏の嶺蘭強化月間シリーズ
別に隠し通すつもりもなかったし、かと言って言う必要も感じてなかった。……というより、言ってしまえば、説教や文句を言われることは明々白々。だから、プライベートの中でも、ぼくによる、ぼくのための、ぼくだけの時間でよかったのだ。それに、依存症ってわけじゃないし、ニオイだって気を付けてる。今のところ声帯にも支障は出ていない。それでも嫌悪されるものだってわかっているよ、わかっているから日陰でコソコソとしているんだよ。
「だからだ」
錆びれた路地裏に立ち、背中に夕陽を受け止めた君は、呆れた顔でぼくのことを見下ろした。細めた目の奥では、透き通った二色の瞳がきらりと光る。
「……え、なに」
ズボンの左右のポケットに両手を入れたまま、君はぼくの前に一歩、二歩と近づく。ぼくの右手の人差し指と中指に挟まった煙草に目を向けるので、ぼくは思わず、彼から遠ざけるように腕を外に伸ばした。
1366「だからだ」
錆びれた路地裏に立ち、背中に夕陽を受け止めた君は、呆れた顔でぼくのことを見下ろした。細めた目の奥では、透き通った二色の瞳がきらりと光る。
「……え、なに」
ズボンの左右のポケットに両手を入れたまま、君はぼくの前に一歩、二歩と近づく。ぼくの右手の人差し指と中指に挟まった煙草に目を向けるので、ぼくは思わず、彼から遠ざけるように腕を外に伸ばした。
わかさぎ
DOODLEけーひこSSです!!一応今日がハグの日なのでハグ要素もちょっと入れてます👍敵の時の🕊️が🦁ぐらいの高さに飛んでるのって何か意味あるのかな〜って思って書きました!!
彦が初めて浮いた時のお話(妄想)「将軍!僕浮いたよ!!」
足もとに冷たい風を纏わせ初めての浮遊を遂げた少年は満面の笑みをうかべている。
地面からつま先までたったの10cm程であるが、たしかに浮いている。こうして見ると、普段はかなり離れていた身長が縮まり、お互いの顔が見易く感じた。
「大したものだ、彦卿。」
そう言っていつも褒める時のように彦卿の頭を撫でようとしたが、彦卿が慌ててそれを制止する。
「わ!待って!!今飛ぶのに集中してるから!」
実際、こうして飛ぶのは簡単ではなく数十年程の修行が必要である。しかし景元が教えているというのもあるが、彦卿はここまで1ヶ月程しかかかっていない。教えるといっても飛ぶ感覚というものは中々口頭では伝わらず、結局は本人がその感覚を掴めるかどうかである。飛剣の扱いが得意な彦卿はその感覚を活用させて自身を浮かせていた。その柔軟な発想とそれを成し遂げる技量は彦卿の類いまれなる才能と言っても良いだろう。しかし、それにしても彦卿に頭を撫でるのを拒否されたのは悲しい。そんなことは知らない彦卿はもっと高く飛べるように全ての神経を集中させているようであった。
1364足もとに冷たい風を纏わせ初めての浮遊を遂げた少年は満面の笑みをうかべている。
地面からつま先までたったの10cm程であるが、たしかに浮いている。こうして見ると、普段はかなり離れていた身長が縮まり、お互いの顔が見易く感じた。
「大したものだ、彦卿。」
そう言っていつも褒める時のように彦卿の頭を撫でようとしたが、彦卿が慌ててそれを制止する。
「わ!待って!!今飛ぶのに集中してるから!」
実際、こうして飛ぶのは簡単ではなく数十年程の修行が必要である。しかし景元が教えているというのもあるが、彦卿はここまで1ヶ月程しかかかっていない。教えるといっても飛ぶ感覚というものは中々口頭では伝わらず、結局は本人がその感覚を掴めるかどうかである。飛剣の扱いが得意な彦卿はその感覚を活用させて自身を浮かせていた。その柔軟な発想とそれを成し遂げる技量は彦卿の類いまれなる才能と言っても良いだろう。しかし、それにしても彦卿に頭を撫でるのを拒否されたのは悲しい。そんなことは知らない彦卿はもっと高く飛べるように全ての神経を集中させているようであった。
yasmin_towa2
DONE※3章1部3節 S.K.YによるCAGE襲撃直前の妄想SSです。【共謀SS】賽は投げられた輸送機内は重苦しい沈黙に支配されていた。
目的地と作戦を考えれば当然とも言える。
これから我々が銃口を向けるのは魔獣ではない。
S.K.Yは新たな対魔獣組織としてトリの解放を謳ってきた。
魔獣を起因とした情勢の中、CAGEの内外で静かに不満が募っていただのろう。
宣伝と根回しの効果もあって、多くの賛同と協力者を得ることが出来た。
S.K.Yのスポンサーの中にはCAGEの台頭を疎ましく思っている者も少なくない。
既存の枠組みに属さない組織、得体の知れない上層部、秘匿されてきた技術。
不信と危機感、そして羨望。
荒事ではなく情報を引き出せたなら、それが最善であっただろう。
私が策を講じるまでもなく、引き金を引かれるのは時間の問題だった。
1041目的地と作戦を考えれば当然とも言える。
これから我々が銃口を向けるのは魔獣ではない。
S.K.Yは新たな対魔獣組織としてトリの解放を謳ってきた。
魔獣を起因とした情勢の中、CAGEの内外で静かに不満が募っていただのろう。
宣伝と根回しの効果もあって、多くの賛同と協力者を得ることが出来た。
S.K.Yのスポンサーの中にはCAGEの台頭を疎ましく思っている者も少なくない。
既存の枠組みに属さない組織、得体の知れない上層部、秘匿されてきた技術。
不信と危機感、そして羨望。
荒事ではなく情報を引き出せたなら、それが最善であっただろう。
私が策を講じるまでもなく、引き金を引かれるのは時間の問題だった。
yasmin_towa2
DONE※このSSはへなちく様、ぽんづよし様のちぃちゃなせいじゃシリーズの設定を下敷きにした三次創作です。設定元である御両名にお声掛けし、快く承諾いただきました。本当にありがとうございます。
私の解釈間違いがある可能性もありますがご了承下さい。
【共謀SS・三次創作】ちぃちゃなきょぼ「はちどりさん」
ツルがアタシを呼んでいる。
昨夜任務を終えた後、自分の部屋に戻るのが面倒でそのままツルの部屋で寝てしまった。
ソファへ横になったところまでは覚えているが、そこから先ははっきりしない。
軋む体を起こし、霞む目を擦りながら室内を見回すがツルの姿はない。
何かが足元で動く気配がした。
反射的に踏み潰しそうになるがすんでのところで止めることが出来た。
まだ夢を見ているのかと思ったが、眩しい日差しがそれを否定している。
ちいさいつるがソファをよじ登ろうとしていた。
懸命に飛び跳ねているが、どうにも届かない。
見下ろすアタシに気付いたつると目が合う。
いつもの胡散臭いものとは違う、朗らかな笑み。
「おはようございます、はちどりさん」
3390ツルがアタシを呼んでいる。
昨夜任務を終えた後、自分の部屋に戻るのが面倒でそのままツルの部屋で寝てしまった。
ソファへ横になったところまでは覚えているが、そこから先ははっきりしない。
軋む体を起こし、霞む目を擦りながら室内を見回すがツルの姿はない。
何かが足元で動く気配がした。
反射的に踏み潰しそうになるがすんでのところで止めることが出来た。
まだ夢を見ているのかと思ったが、眩しい日差しがそれを否定している。
ちいさいつるがソファをよじ登ろうとしていた。
懸命に飛び跳ねているが、どうにも届かない。
見下ろすアタシに気付いたつると目が合う。
いつもの胡散臭いものとは違う、朗らかな笑み。
「おはようございます、はちどりさん」
tr_imbtk
DONE近衛兄妹幼少期空想ハンバーグの日SS.「君のおいしいが聞けたから」
画像作成:L版SSメーカー sscard.monokakitools.net
色猫卓 DX動画「Mythical Bloodline」非公式派生創作
「著:矢野俊策/F.E.A.R.、KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作作品
れてぃ
SPOILER大穢・大竹R18SS。テーマというか、性癖に素直になったらちょっぴりいじめっこ気質な大崎くんが出来上がりました。お疲れ気味の大崎くんを労わってあげるえちおね竹芝さんです。それはそれとして、推しには栄養のある美味しいものを食べて欲しいという願いも一応こめてます。糖度激高です。よろしくお願いします。 9021Lys_sw
MOURNING誰かと食べるごはんをテーマにSSを書いていて、収録するメンバーを変えたりした結果ボツにしたSSです。サラダボウル〜ラウルとシリル〜 まだ太陽も目覚めたばかりの頃、シリルの意識はぼんやりと浮上した。
近くに身を寄せていたピケとトゥーレは随分前に目覚めたようで、寝ていた形跡はもうなかった。彼らは精霊なので人間のようにたくさんの睡眠を必要とするわけではない。シリルの監視下にいるが、おそらくこの家の主と共に起き、畑にいるのだろう。
サザンドールで起きたあの災害以降もシリルは図書館に訪れていた。
勤めのこともそうだが、書物から学ぶのはシリルの 性に合っていて知識を増やすべく時間を作っては通っている。通うのに辛い距離ではないがここ数日は悪天候が続き、馬車にしても馬や御者の負担は多い。
なので、近場で宿を取ろうとしたのだが、とある家主の勢いに乗せられ、最終的には手厚すぎる厚意に甘えて泊めさせてもらっている。
2283近くに身を寄せていたピケとトゥーレは随分前に目覚めたようで、寝ていた形跡はもうなかった。彼らは精霊なので人間のようにたくさんの睡眠を必要とするわけではない。シリルの監視下にいるが、おそらくこの家の主と共に起き、畑にいるのだろう。
サザンドールで起きたあの災害以降もシリルは図書館に訪れていた。
勤めのこともそうだが、書物から学ぶのはシリルの 性に合っていて知識を増やすべく時間を作っては通っている。通うのに辛い距離ではないがここ数日は悪天候が続き、馬車にしても馬や御者の負担は多い。
なので、近場で宿を取ろうとしたのだが、とある家主の勢いに乗せられ、最終的には手厚すぎる厚意に甘えて泊めさせてもらっている。
判断基準
CAN’T MAKEにぃにと一緒 展示SSです一瞬で読めます
兄弟「俺、兄貴のこと好きだよ」
弟はへらりと笑って言った。
厄介な催眠にかかったな、と思った。
ロナルドがそういう意味で俺を好きなのは知っていた。
「俺あにきの為ならなんでもできるんだぜ」
「あ…こら」
「目瞑ってていいから」
目の前で徐に膝をつくと、ふにゃふにゃに萎えた俺のものを持って赤く熟れた口に運ぶ。
中が熱くうねって、まるでこのまま飲み込まれてしまうような。
「ね、あにき」
昔から変わらない透き通った瞳がドロドロと溶けていく。
女の子とは違う大きな身体で
強い力で
健気に俺を好きだと言う弟を
酷く可哀想に思った。
「好きだよ」
どろり
---
「あにき!」
「おお…ロナルド」
あれから顔を合わせづらくなった。
「あにきごめん…この間のこと俺、覚えてなくて…
525弟はへらりと笑って言った。
厄介な催眠にかかったな、と思った。
ロナルドがそういう意味で俺を好きなのは知っていた。
「俺あにきの為ならなんでもできるんだぜ」
「あ…こら」
「目瞑ってていいから」
目の前で徐に膝をつくと、ふにゃふにゃに萎えた俺のものを持って赤く熟れた口に運ぶ。
中が熱くうねって、まるでこのまま飲み込まれてしまうような。
「ね、あにき」
昔から変わらない透き通った瞳がドロドロと溶けていく。
女の子とは違う大きな身体で
強い力で
健気に俺を好きだと言う弟を
酷く可哀想に思った。
「好きだよ」
どろり
---
「あにき!」
「おお…ロナルド」
あれから顔を合わせづらくなった。
「あにきごめん…この間のこと俺、覚えてなくて…
くさかべ
DOODLE先日は拍手にあたたかいコメントをありがとうございました。とても嬉しかったのでお返事代わりにお礼SSを書きました。届いたら嬉しいです。それとなくモイケイです。最近のセンターカラーを擦っていますが、お買い物は気が合う2人で行っているだけです。 1548
yukiji_29
DONEエメナイ14で展示のアスカガSS女傑カガリというかカッコいいクールなカガリが大好きで……性懲りもなくまた書きました(笑)
仕事だとバリバリ、アスランにマウントを取るカガリが書けて楽しかったです!
で、いざ恋愛面になると形勢逆転してアスランにマウント取り返されるんだろうね……🤤
この後カガリはきっとアスランにやり返されます笑
アスカガって最高だ!!!
🔑はエメナイの開催日(数字4桁) 2225
Psich_y
DONEXで流した「リプ来たセリフでSS書く」やつです内容:「やっぱり、僕の手は取れない?」(アベンシオ)
※年齢差捏造(明言なし)
※痩せた若シオ
※知の行人もどきだった時代の思想捏造
※ふんわり捏造キ物
※実在学者への言及
すれ違ったりすれ違わなかったりしながら、少しずれた世界の「B」を「A」にする話です。
From B's last towards A's past(A)→
「教授。――やっぱり、僕の手は取れない?」
摩天楼の中にある深淵。暗闇から伸びた大きな手がアベンチュリンの掌上に一枚のチップを戻した後、金色に光る双環が端的に、是、とだけ答えた。彼が身に纏う何らかの奇物の効果だろうか、瞳以外の容姿はぼんやりとした影に紛れて全く見えない。
「どうしてか、聞いてもいい?」
「解決できる問題のために君に余計なリスクを背負わせたくない」
「君は現状を、解決できる問題だと捉えてるんだ」
はじめて徹底的な情報隠匿を決断した翌朝の、夜の化身のように警戒心の強いひとりの猛禽を、完全に隠れてしまう前に捕まえられたのは僥倖だった。
「いつ戻ってくるつもりなの?」
「僕が其の視線を射止めるか、君が賭けに負けたら」
7822「教授。――やっぱり、僕の手は取れない?」
摩天楼の中にある深淵。暗闇から伸びた大きな手がアベンチュリンの掌上に一枚のチップを戻した後、金色に光る双環が端的に、是、とだけ答えた。彼が身に纏う何らかの奇物の効果だろうか、瞳以外の容姿はぼんやりとした影に紛れて全く見えない。
「どうしてか、聞いてもいい?」
「解決できる問題のために君に余計なリスクを背負わせたくない」
「君は現状を、解決できる問題だと捉えてるんだ」
はじめて徹底的な情報隠匿を決断した翌朝の、夜の化身のように警戒心の強いひとりの猛禽を、完全に隠れてしまう前に捕まえられたのは僥倖だった。
「いつ戻ってくるつもりなの?」
「僕が其の視線を射止めるか、君が賭けに負けたら」
Ls9Lh
DONEオスリュミSS再掲一部修正しました
名前のない日「ああ駄目だ駄目だ。俺には向いてない」
オスカーは半ばやけになって紙の上へ放る様に鉛筆を置いた。
よく晴れた穏やかな休日の昼下がり、丘の上に並んで腰掛けのんびりとくつろぐのは、ふたりにとって特別な事ではない。
この日のオスカーは、何となく気まぐれを興して風景画でも描こうかとリュミエールからスケッチブックと鉛筆を借り受けていたのだった。
常日頃、目の前の景色を苦もなく紙の中に収めていく恋人の姿を見ていると、自分にも容易く出来そうに思われたのだったが。
「どうなさったのですか?」
同じ湖の風景に向かい隣でスケッチをしていたリュミエールは、体を傾けオスカーの手許を覗き込んだ。
彼の手元のスケッチブックには当然のごとく精密で完璧なモノクロの風景が完成されつつあった。
2040オスカーは半ばやけになって紙の上へ放る様に鉛筆を置いた。
よく晴れた穏やかな休日の昼下がり、丘の上に並んで腰掛けのんびりとくつろぐのは、ふたりにとって特別な事ではない。
この日のオスカーは、何となく気まぐれを興して風景画でも描こうかとリュミエールからスケッチブックと鉛筆を借り受けていたのだった。
常日頃、目の前の景色を苦もなく紙の中に収めていく恋人の姿を見ていると、自分にも容易く出来そうに思われたのだったが。
「どうなさったのですか?」
同じ湖の風景に向かい隣でスケッチをしていたリュミエールは、体を傾けオスカーの手許を覗き込んだ。
彼の手元のスケッチブックには当然のごとく精密で完璧なモノクロの風景が完成されつつあった。
otoyoto
DOODLEくく竹140字SS詰め空き時間で書いてたもの
140字で書くお題ったーさん使ってます
https://shindanmaker.com/375517
・お題に忠実ではない
・140字を計測していない
・全て雰囲気、急に始まり終わる
室町くく竹のみ
最後だけ勘友情出演
140字 くく竹詰め死ぬまでの君を全てください
「関わったらさいごまで、なんだろ」
包帯の上から深い傷をなぞる兵助の指は震えていた。すこし強く押されて痛むけれど、呻き声は上げられど身体はまだ動かせない。
「ならさいごまで一緒にいてくれよ。目の前でさ、俺ちゃんと見てるよ。だから……」
血が巡らずに冷えた指先に、やはりまだ震えている指が絡む。こちらは怪我なんてしていないはずなのに同じくらい冷たかった。
「俺が見てないところでいなくならないでよ」
包帯に染みる雫だけを熱く感じた。
――――――――――――――――
優しくしないで
「――でさ、そのとき虎若が……っと、あぶね」
横並びで歩いていた廊下の、曲がり角の向こうに小さく忙しない足音が聞こえる。隣にいた兵助をぐいと掴んで自分の身体に抱くように寄せれば浅黄の制服が何人もすいませえんと駆けていった。
3039「関わったらさいごまで、なんだろ」
包帯の上から深い傷をなぞる兵助の指は震えていた。すこし強く押されて痛むけれど、呻き声は上げられど身体はまだ動かせない。
「ならさいごまで一緒にいてくれよ。目の前でさ、俺ちゃんと見てるよ。だから……」
血が巡らずに冷えた指先に、やはりまだ震えている指が絡む。こちらは怪我なんてしていないはずなのに同じくらい冷たかった。
「俺が見てないところでいなくならないでよ」
包帯に染みる雫だけを熱く感じた。
――――――――――――――――
優しくしないで
「――でさ、そのとき虎若が……っと、あぶね」
横並びで歩いていた廊下の、曲がり角の向こうに小さく忙しない足音が聞こえる。隣にいた兵助をぐいと掴んで自分の身体に抱くように寄せれば浅黄の制服が何人もすいませえんと駆けていった。
shima_2025haru
DOODLE皇宗SS/アフォガード少し宗雲→モブ女の営業描写あり
🌙の営業見たあといちゃついてる時いろいろ考えてるこーきくんの話
今日も宗雲が女を口説いている。正確には、口説いているような素振りを見せている。
会えない時間寂しかった、というような言葉を本当にそれらしい口調で語り、その分今日は時間の許す限り共にいたい、というような言葉を柔らかな微笑で告げる。
皇紀は浄のいる卓にぶっきらぼうに料理を出した後、すぐには厨房に戻らずに宗雲の卓を見ていた。彼の告げるもっともらしい言葉に女は頬を染め、まつ毛を何度も激しく瞬く。宗雲はその様子に笑みを深くし、皇紀に聞こえない声で何か囁いた。彼の唇の動きと女の反応からして、多分、可愛らしい、みたいなことだろう。
「どしたの、皇紀さん」
通りすがった颯の声がけに振り返る。言葉にするのがあまりにも面倒くさく黙っていると、颯は小刻みな歩調で近づいてきていたずらっぽく声を潜めた。
2766会えない時間寂しかった、というような言葉を本当にそれらしい口調で語り、その分今日は時間の許す限り共にいたい、というような言葉を柔らかな微笑で告げる。
皇紀は浄のいる卓にぶっきらぼうに料理を出した後、すぐには厨房に戻らずに宗雲の卓を見ていた。彼の告げるもっともらしい言葉に女は頬を染め、まつ毛を何度も激しく瞬く。宗雲はその様子に笑みを深くし、皇紀に聞こえない声で何か囁いた。彼の唇の動きと女の反応からして、多分、可愛らしい、みたいなことだろう。
「どしたの、皇紀さん」
通りすがった颯の声がけに振り返る。言葉にするのがあまりにも面倒くさく黙っていると、颯は小刻みな歩調で近づいてきていたずらっぽく声を潜めた。
on眉
MOURNINGマイブ余シュネ 140文字ssそれは寒い夜だった。その日は一日中雪が降り続いていて、窓を見れば1面雪景色になっていた
ふぅと息を吐くと見えるくらいには寒いはずなのに、隣でくっついているマリクさんは余裕そうに見える
「寒くないんですか?」
「このくらいの寒さで余が震えるとでも?」
「………」
「余から見れば貴様の方が寒そうだ。」
140ふぅと息を吐くと見えるくらいには寒いはずなのに、隣でくっついているマリクさんは余裕そうに見える
「寒くないんですか?」
「このくらいの寒さで余が震えるとでも?」
「………」
「余から見れば貴様の方が寒そうだ。」
uxiro_xxxx
TRAINING【嶺蘭SS】8月5日 / アイス
#ういの夏の嶺蘭強化月間シリーズ
愛車の洗車を終えた嶺二が冷房の効いた部屋に戻ると、ソファーでは蘭丸が真剣な面持ちで紙資料と向き合っていた。肩越しに確認できる紙のレイアウトを見るに台本であると分かった。嶺二は、シャワーを浴び汗を流し、着替えを済ませてから、リビングに戻る。そっと蘭丸の後ろに立ち、台本を覗くと、視線に気づいた蘭丸が振り返った。ギロリとした鋭い視線にギョッとなり、思わず嶺二は上体を反らせ「邪魔してません!」とアピールするような態度を取る。
「嶺二、ちょうど良いとこ来た」
「え、え?」
蘭丸は身体を捻り、持っていた台本を開いて嶺二に見せる。嶺二は台本を手に取り、じっと見る。それは蘭丸が今出ているドラマの次の撮影分のものだった。
2157「嶺二、ちょうど良いとこ来た」
「え、え?」
蘭丸は身体を捻り、持っていた台本を開いて嶺二に見せる。嶺二は台本を手に取り、じっと見る。それは蘭丸が今出ているドラマの次の撮影分のものだった。