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    SS

    waka_TOV

    MOURNING20250601サイドKOBEにて無配にしたノイチャSS

    神戸でのイベント!→しかも中華街が近い会場!→チャイナっぽい服着たお兄さんの絵を散々擦ったからこの機にまた新しいチャイナネタを書きたかったけど上手く引き出しが働かず!→最終的に思い浮かんだのはチャイニーズノットの麻生地のトップス着たお兄さん達だった(なんで?)

    まあ軽く読んでもろてね

    お手にとっていただきありがとうございました!🙏
    ※このふたりは色違いの麻生地のトップスを着ています※

    「ふぅん…」
    「あのー…、なにしてんだ……?」

    ノイマンはベッドに押し倒したチャンドラの身体の上に乗り上げる形になった。
    そして自分と色違いの麻生地のトップスのチャイニーズノットに指をかけると、ひとつふたつとボタンを外す。
    普段着用している軍服とは素材も質感も異なる薄くて涼し気な麻生地の下には、チャンドラがいつも肌着として着用している黒いインナーシャツが覗いていて。
    ノイマンはもう二つほどボタンを外して、片方の手では薄い布地の感触を楽しみながらチャンドラの肩を抑えて、もう片方の手で開いた襟ぐりから指を突っ込んでインナーを少しだけ下げる。

    「いや、いつもより防御力低くていいなと」
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    1326/きなりとい

    DONEマチュとニャアンのお泊りSS。CP要素はありません。
    3〜5話までの時間軸を意識してます。
    女子二人のキャッキャした可愛いお話にしようと思ったのですが…無理でした。
    ⚠️追記:8話放送前に書いたお話になります!これはこれとしてお楽しみくださいませ!

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    https://forms.gle/5Yd5xJJ5jpx4J8qh8
    むらさきの空 鏡が傾くと夜になる。見上げれば、視線の奥に星屑のような光が広がっている。でもあれは星じゃなくて人工の光。
     今日の天気は、終日、晴れ。あらかじめ決められている天気と日照時間。全部が計算されている世界。でも、だからなんだっていうんだ。私はただ、やるべきことを、やるだけ。生きるとは、そんな日々の繰り返しだ。夢や希望なんて、生死の前では、いっきにかすむ。
     視線を前に戻し、日銭を握りしめて、帰宅を急いだ。


     ――ピロリン。
     しかし、踏み出した足がスマートフォンの音に呼び止められた。画面にはマチュのアイコンと、メッセージが表示されている。
    『ニャアン、これから、ひま?』
     ――これから? 
     上に表示されているデジタル時計をちらりと見てから、画面のロックを解除して、両手で文字を打ち込む。
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    1usaco1

    DONE2PのユリアシュのSS
    白ユーリ×青アッシュ
    白が青を拾ってから、結ばれる少し前くらいのお話。

    拾った経緯についてはpixivのサンプル参照
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24561501
    《まだ知らない感情》 ページを捲る度に、ぎしりと革張りのソファーが小さく鳴く。背もたれと肘掛で体を支えて片手で持つには少々重たい厚みの本をピントの合う高さに合わせて、文字の海へ没頭する。
     数ページ読み進めて、ふぅと溜め息をついた。そんなに重いならテーブルを持ってくるなり机に移動するなりすればいい。出来るものならそうしたい。出来ないのだ。ちらりと膝に視線をやる。組んだ脚の上に頭を乗せて心地良さそうに眠る仔犬が、その原因であった。

     その日の朝早く、屋敷の門の前に置かれていたのは大きさの割にずっしりとした荷物。何が届いたかは検討がつく。薄い包装紙をぱりぱりと慣らして開けると、掠れた表紙が見えて、側面を見ればコーヒーが染みたような古びた色合いになった紙は、湿気を含んで歪んでいた。どうやら、偽物ではないようだと確信して口端を少し上げた姿を、音が気になって後ろから覗いた青年が見つめていた。それはロドが取り寄せた、吸血鬼に関する伝承を綴った本であった。
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