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    4月21日

    虹原月猫

    DONE何にもわからない時に何もわからないままとりあえず思いつくままに書いた主吟小説を、推敲ができている範囲で公開しました。

    いかんせん書いた時が何にもわからない時(2021年4月21日)だったために今の時点で見るとこいつバカだなぁみたいな感じのレベルの矛盾とかがあるかもしれませんが、皆さんの寛大な心で見逃してくださいお願いします。
    君に星を、俺に愛を。そして世界よ、永遠なれ。(仮タイトルです。)その感情に気がついたのは、どこにでもある、ありふれたある一瞬のことであった。
    確か、陽光に照らされた彼の横顔を見たのが最初であったように思う。
    彼はその時、のんびりと、そして何か遠くの子供を見るかのような顔で笑っていて、その横顔が、まなじりが、本当に、あまりにも、あまりにも美しかったのを吟はよく覚えているのであった。
    そして、これから一生、決してその記憶は消えることはしまい。
    そう強く、強く強く強く思わせるほどに、よく目に焼き付いた光景であった。

    その、光に照らされている、美しい横顔を見たとき。
    能登吟という青年は、初めて自分の感情を自覚したのであった。




    苦しみと悲しみとは表裏一体。似ているようで全く違う。
    悲しんでいる余裕があるものは苦しむ暇がないし、
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