いもり
DOODLEアップル感謝祭🍎初参加です。パスワードはTwitter告知のツリー記載。漫画2作品は、コラボ企画で描かせていただきました。恋は紙一重 前編 | https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19594070SSS(スウィート・スロー・セックス) | https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=172726 16
かずっぺ/kzp
DOODLEいつか漫画で描きたいネタ心音ふ、と目が覚め、自身が暖かい何かに包まれていることに気付く。はて、いつの間に寝てしまったんだか、眠る前の記憶がはっきりしない。
布団か何かだと思っていた暖かい何かに手を伸ばせば、明らかに布団とは違うしっかりとした質量と弾力を感じた。よくよく目を凝らしてみれば、暖かい何かの正体は青年、ユーリ・ローウェルで、触れたのはユーリの横腹だった。
ユーリに抱きしめられ、その胸に顔を埋めながら横になっている状況を受け入れながら、そう言えば確か今日はユーリと箒星の二階のユーリの部屋で一緒に飲んでいたんだったと思い出す。すうすと規則的に聞こえてくる寝息には、僅かに酒の匂いが混じっている。
(あったかい…)
いつものように着崩されたユーリの胸元に、更なる暖かさを求めてすり、と頬を寄せれば、外側からは見えないが確かに存在する臓器の音が聞こえてくる。それはもう己には無いものの音。
548布団か何かだと思っていた暖かい何かに手を伸ばせば、明らかに布団とは違うしっかりとした質量と弾力を感じた。よくよく目を凝らしてみれば、暖かい何かの正体は青年、ユーリ・ローウェルで、触れたのはユーリの横腹だった。
ユーリに抱きしめられ、その胸に顔を埋めながら横になっている状況を受け入れながら、そう言えば確か今日はユーリと箒星の二階のユーリの部屋で一緒に飲んでいたんだったと思い出す。すうすと規則的に聞こえてくる寝息には、僅かに酒の匂いが混じっている。
(あったかい…)
いつものように着崩されたユーリの胸元に、更なる暖かさを求めてすり、と頬を寄せれば、外側からは見えないが確かに存在する臓器の音が聞こえてくる。それはもう己には無いものの音。
かずっぺ/kzp
MOURNINGED後のユリレイ。おっさんがやや乙女です。
ちょっと手直ししてべったーから移動しました。
酒と肴と蜜蜜ザッハトルテ帝都での仕事を終え、今度はギルドでの仕事をこなす為に訪れた夕暮れの街をユニオン本部へと向かって進んでいた時、たまたまばったりとカロルとジュディスに遭遇した。
世界中をバウルに乗って飛び回る凛々の明星の3人+1匹と、ダングレストとザーフィアスを行ったり来たりしている自分とではお互いの仕事量も相まってか、星喰みの一件のあと中々顔を合わせる機会が無かったが、その中でもこの二人とはまだ時折こうして街中ではち合う事も幾度かあった。前回会ったのは半月ほど前だっただろうか。
ユーリとラピードは揃って別の依頼へ行っているらしく、姿は見えなかった。
お互いの近況を語り合う中で、ふと少年の表情が期待に満ちたものに変わる。
6370世界中をバウルに乗って飛び回る凛々の明星の3人+1匹と、ダングレストとザーフィアスを行ったり来たりしている自分とではお互いの仕事量も相まってか、星喰みの一件のあと中々顔を合わせる機会が無かったが、その中でもこの二人とはまだ時折こうして街中ではち合う事も幾度かあった。前回会ったのは半月ほど前だっただろうか。
ユーリとラピードは揃って別の依頼へ行っているらしく、姿は見えなかった。
お互いの近況を語り合う中で、ふと少年の表情が期待に満ちたものに変わる。