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    #kkob

    kjefrat

    SPUR ME二つ前?の続きです。注意書きはそちらからどうぞ。終わったら全部まとめて支部に上げますので本当に読まなくて、いいもの、です……
    三章が進まないので、できている二章を尻叩きとして上げてみています……支部に上がるころには再編集して変わってるところ多いと思いますのであくまで進捗として……
    Heaven's falling down(二章)Heaven's falling down(二章)

    二.二人だけの騒ぎ

     あれからまた数日が経ち、オビトはついに瞼を開くようになった。
     オビトが眠っている間に、わかったことがある。それは、いくつかの傷はこの一年間に付けられたものだということだ。無論、カカシがその身体を見たのは、オビトが溺死しかけていたときのみで、全体的に広がる残酷な傷と見分けることはできていなかった。だが、ずっとオビトを担当していた医者の弁を信じないほどカカシは疑り深くなかった。
     ミナトや上司たちは、オビトがあの洞穴で生き延びて、他里で取引をされていたのではないか、と議論していた。
     オビトはうちは一族の忍で、辛うじて残っている様子の右目には写輪眼という血継限界がある。加えて、右半身に取り憑いている細胞も謎に包まれている。それも含めてあらゆる里で研究されており、その内容の中には非人道的な実験もあったのだろうと結論づけられた。
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    amamushi_0705

    DONEその昔、まんだ林檎先生の作品に『コンプレックス』というのがあってだな……で、神威コンビで見てみたかったんで最終話をパロりました。コンプレックスは泣けるぞ全人類見てくれ……。

    ※カカシが年老いておじいさんになってます。比例して他のキャラもそんな感じ。死にネタを含みます。ボルサラが結婚して子供が生まれてます。BORUTO時代におけるあれそれは無視してますごめんなさい。
    コンプレックス最終話パロ あれからどれくらいの月日が過ぎただろうか。暖かい木漏れ日を浴びながらはたけカカシは縁側に座って庭を眺めている。
     友との約束を果たし六代目火影となって里のために尽力した日々も遠い昔になりつつある。七代目火影であったうずまきナルトも引退し、今はうちはの末裔であるうちはサラダが火影を務める時代になった。うちは一族から出た初の火影である。うちはマダラに始まり滅亡に至るまでうちは一族が木ノ葉隠れの里において火影を排出したことはない。それは所謂『大人の事情』というものも絡んでいる。しかしそんなものが作用しなくなった現在になって漸くではあるがなるべくしてなった(そう言いきってしまうと彼女の努力を否定しているように思えるが決してそういうわけではない)結果なのかもしれない。偏見や差別のなくなった現在、正当な評価を貰えるようになった証左であった。……いやあの時、木ノ葉隠れの里に帰ってきていたらきっと、うちはで一番最初に火影になっていたのはあいつだったはずだ。あいつには、本当は、そういう力があったはずだ。本当なら火影になるのは自分ではなく……親友である彼のはずだった。今でも夢に見る。火影の外套と笠を被って笑う親友の幻影を。
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