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    #凪玲

    hjm_shiro

    DOODLE凪玲/🐤のぱんつ
    ⚠付き合っている

    一時的に監獄から出たふたりが初めてngの部屋でお泊りする話。
    エピngのカラーで穿いてた🐤柄の水着にすべてを持っていかれました……。
    「なぁ、凪……」
    「ちょ、レオ……これ……。どうしたの?」
    「どうしたもこうしたも、なんだよこれ!」

     風呂上がり。部屋に戻ってくると、クローゼットの中身がひっくり返っていた。
     部屋にひとりでいる間、つまらないからと勝手に漁りだしたのだろう。玲王が、クローゼットの中から引っ張り出したパンツやパジャマを見てケラケラと笑う。「高校生にもなってヒヨコ柄って!!」と、今度は腹を抱えて笑い出した。心外だ。ヒヨコに罪はないし、そもそもクローゼットを勝手に開けたのは玲王なのに。

    「何ってヒヨコ柄のパンツとパジャマ」
    「ブッ……だから、高二にもなってそれはねーだろ!」

     バチンと肩を叩かれる。痛い。でも、上機嫌な玲王の顔を独り占めできるのは至福なので、ついつい文句も飲み込んでしまう。それに、久しぶりの脱獄――ブルーロックから出て、各々休暇を取るようにと言い渡された貴重なオフだった。一週間しかないため、こうして二人だけで過ごせる時間は貴重だ。それに、玲王は実家に帰ってしまうと思っていたから、「せっかくだから、お前んちに泊まる!」と着いてきてくれたのは嬉しい誤算だった。だけど、まさかお泊り初日に、こんなに笑われるとは。一応、今日から一週間、付き合って初めてのお泊まりだよね……? と、ちょっとだけ不安になる。初日からそういうことは期待してなかったけれど、こんなに笑われたら"いいムード"に持っていけない。
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    somakusanao

    DONE刀剣乱舞Wパロというやつです。とうらぶをやってないとわからないうえ、なぎがほとんど出てこないという、自分の趣味だけを追求した話です。
    おもしろいのかよくわからなくなってきましたが、そこそこ時間をかけたので、晒します。ただの出オチです…。
    他に白髪キャラがいる中、なぜ人間無双なのかと言うと、槍が好きだからです。それだけです。
    「ここでは菫と名乗りなさい。わたくしのことは桔梗と」



     玲王の六つの誕生日。はじめて祖母に会ったときの話だ。
     まだ日も昇らぬ早朝に家を連れ出され、御影で見たことのない黒塗りの車に乗車すること数時間。日が暮れかける頃に、のどかと言えば聞こえがいいが、人のまず通らなそうな山里に到着した。玲王は車をおろされて、ばぁやとも別れ、ひとり門をくぐった。門の向こう側にはすでに迎えが待ちかまえていた。若く、美しい男である。
     御影の子息である玲王はパーティなどで芸能人を見ることは珍しくなかったが、比較するのがおこがましいほど、彼の見目はうつくしかった。まるで神に誂えられたような完璧な造形。重たげな睫毛に縁どられた双眸は青く透き通っている。すっと通った鼻。こづくりなくちびる。玲王が思わず見惚れてしまうと、彼はにっこりと微笑んだ。
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