全ての穴に捧ぐ
DOODLE■【人外】オク君とバデさん処刑後の地獄?行脚
⚠また変なもの書いてます
⚠なんでも許せる人向け
⚠オク君の知能が下がってる
⚠メリバ風味
⚠ちょっと可哀想
⚠雑/書きたいとこだけ
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8/1 1ページ追加しました 4
chi_siganai
PROGRESSついったーに載せてたオクバデ🌃⚠️モブが出ます。バデさんをカバンで殴ります👜
気がついたら描き直してました。
完成できたらWebにアップします。紙の本にもしたいです。
完成しなかったら 8月はこのお話抜きの78P(多分)のWebラクガキ再録本になります。完全自分用。
はやくついったーに戻りたい……
→8/10追記:完結しました。コソコソちょこちょこ更新する度にスタンプくださった方、ありがとうございました😭😭励みになり過ぎました……特大感謝😭😭😭 64
もふまる
MOURNING夏なのでオクバデのホラー小説を書こう!と思ったけどあんまり怖くならなかったので供養します。バデ一二さんの夢の中でオクジ一君が死にまくる話です。
瞼の裏で君が死ぬ バデーニの身体は、冷たい枷に縛られていた。
ぼやけた視界に映る石床には赤黒い染みが広がっている。
遠くで何かが引きずられる音が響く。
ずる、
ずる、ずる、
ずる、ずる、ずる、
どさり。
足元に何かが投げ捨てられた。暗い石畳に鈍い音が響き、バデーニの心臓が一瞬止まる。目を細めてよく見れば、それはオクジーの頭部だった。
長い黒髪が無惨にほどけ、毟られた鴉の羽根のように石床に散らばっている。彼の美しい瞳は、まるで硝子玉のように虚ろで、かつての強い光を失っていた。血と泥にまみれたその顔は、しかし、どこか穏やかで――まるでバデーニのことを、静かに案じているかのようだった。
「――ッ、クソッ!!」
5347ぼやけた視界に映る石床には赤黒い染みが広がっている。
遠くで何かが引きずられる音が響く。
ずる、
ずる、ずる、
ずる、ずる、ずる、
どさり。
足元に何かが投げ捨てられた。暗い石畳に鈍い音が響き、バデーニの心臓が一瞬止まる。目を細めてよく見れば、それはオクジーの頭部だった。
長い黒髪が無惨にほどけ、毟られた鴉の羽根のように石床に散らばっている。彼の美しい瞳は、まるで硝子玉のように虚ろで、かつての強い光を失っていた。血と泥にまみれたその顔は、しかし、どこか穏やかで――まるでバデーニのことを、静かに案じているかのようだった。
「――ッ、クソッ!!」
しおやっこ
DONEオクバデ 現パロ 双方記憶なしオクジー高校3年生 バデーニ大学2回生
-2の続きです。
今回は二人でカニを食べることになりました。
18才以下閲覧禁止(高校生含む) PW→yes or no
長くなってきたのであらすじ 以下ネタバレ含む
オクジーの事を意識し始めたバデーニですが、レポートや観測に追われすれ違いが続きます。何とか2人の距離を縮めたいバデーニは酔った勢いでオクジーにキスを迫ります。 14431
tojo_game
PROGRESS8/31のオクバデプチで出す新刊のサンプル(パート1部分)の先行公開です。記憶ありオク×記憶なしバデ・ループもの・バデさんが死ぬ・口調違いあり
文庫サイズ・200ページ前後で1500~2000円予定
励みになりますのでリアクションなど頂けると嬉しいです!
8/31新刊のサンプルの先出し(オクバデ) 行ったこともない場所に、見たこともない景色に、「まえにきたときはどうだった」と話す息子を、両親はよく気味悪がらなかったものだ。いや、気味悪くは思っていただろうが、それを息子の前で見せずに、「前に行った別の公園と勘違いしている」「テレビや絵本や夢で見たのだろう」というスタンスで受け止めて話してくれたことは、とても有難いことだと思う。
昔から、知らないことを知っている子供だった。
昨日の夕食を覚えているように、どこかの野原で石に腰掛けながら食べたパンを覚えている。
テレビで語られた話に、大昔それを話して聞かせてくれた人のことを覚えている。
そんな、生きてきたよりずっと多くのことをなんとなしに抱きしめて生きている子供が、自分だった。
29784昔から、知らないことを知っている子供だった。
昨日の夕食を覚えているように、どこかの野原で石に腰掛けながら食べたパンを覚えている。
テレビで語られた話に、大昔それを話して聞かせてくれた人のことを覚えている。
そんな、生きてきたよりずっと多くのことをなんとなしに抱きしめて生きている子供が、自分だった。
second_nelo
MAIKINGオクバデ(転生含現パロ、ファンタジー風味)ヒマラヤ山脈の高地天文台にいるバデーニさんにオクジーくんが会いに行ったりする話
オ虐に見せかけたバ虐です(メンタル)
最後はハッピーエンド
5〜6万字くらいになりそうな予感がする
完成したら全文支部に上げたうえで自分用に紙の本も作りたい気もち
***「バデーニさんっ……!」
懐かしい名前だった。
かつて、途方もない古の日々に、私はそう呼ばれていた。
しかしそれは、とうに捨てたはずの名前だった。
もしも今、この世界で、その名前を呼ぶことができるとしたら。
それはたぶん、彼しかいない。
(……オクジーくん、なのか?)
心の中でなぞった彼の名前が、ひどく懐かしい。
今は二十一世紀で、此処はヒマラヤ山脈に立つ高地天文台。こんなところに、彼が生きているはずがない。
けれど、彼以外にはあり得なかった。
かつての私の名を呼んだ。それだけで、どんな不都合も、不合理も、非現実も、全てを否定して、彼が彼であることを証明していた。
「……それは、誰だ? 私の名前は■■■。悪いが人違いだろう」
10289懐かしい名前だった。
かつて、途方もない古の日々に、私はそう呼ばれていた。
しかしそれは、とうに捨てたはずの名前だった。
もしも今、この世界で、その名前を呼ぶことができるとしたら。
それはたぶん、彼しかいない。
(……オクジーくん、なのか?)
心の中でなぞった彼の名前が、ひどく懐かしい。
今は二十一世紀で、此処はヒマラヤ山脈に立つ高地天文台。こんなところに、彼が生きているはずがない。
けれど、彼以外にはあり得なかった。
かつての私の名を呼んだ。それだけで、どんな不都合も、不合理も、非現実も、全てを否定して、彼が彼であることを証明していた。
「……それは、誰だ? 私の名前は■■■。悪いが人違いだろう」
こよ別館
DONE(英星献A初公開)オクバデ「それが、恋を知るということだ。」後編13p
パスワード オクバデ好きな人のみ「yes」と入力してね
前編にてご都合薬の力を借りてバデの気持ちを探ろうとしたオク。
薬の効果は切れた後・・・の後編です。
恋愛初心者なオクバデが可愛い!! 13
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル4
現パロ『死は2人を分かつのか?』
ほろ酔いのバデーニが、600年前のとあることについてぽつりぽつりと話し出す
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
死は二人を分かつのか?そうだ、今日は心地いい気温だからと窓を開けて、そのまま知らぬうちに眠ってしまったんだ。夢でのそよ風がやけにリアルに思えたのは、そのせいかと納得する。
俺を文字通り叩き起したバデーニさんは、なにか特別用があったわけでは無いらしい。最初は俺の胸で頬杖をついていたけれど、首が疲れたのかそれをやめて完全なうつ伏せ状態になった。首の向きを左右どちらにしようかと何度かころころと向きを変え、しっくりくる場所があったのだろう、満足そうに鼻先を沈ませて、ふうと息を吐いた。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
「結構飲みました?珍しいですね、外でこんなに酔うまで飲むなんて」
金髪から覗く耳殼をそっと撫でると、バデーニさんは少し恥ずかしそうに瞬きをした。
808俺を文字通り叩き起したバデーニさんは、なにか特別用があったわけでは無いらしい。最初は俺の胸で頬杖をついていたけれど、首が疲れたのかそれをやめて完全なうつ伏せ状態になった。首の向きを左右どちらにしようかと何度かころころと向きを変え、しっくりくる場所があったのだろう、満足そうに鼻先を沈ませて、ふうと息を吐いた。
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「結構飲みました?珍しいですね、外でこんなに酔うまで飲むなんて」
金髪から覗く耳殼をそっと撫でると、バデーニさんは少し恥ずかしそうに瞬きをした。
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル3
現パロ『場所はいつも君のとなりだった』
付き合ってる2人がとある映画を見る話です
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
場所はいつも君のとなりだった「よし、準備できました」
オクジーくんもベッドに上がる。
壁を見ると目玉き、カリカリに焼かれたベーコン、トースト、という先程夕飯を食べたばかりだと言うのに食欲をそそる定番の朝食と共に、映画のタイトルが映っていた。
「『場所はいつも旅先だった』⋯?」
「見たことあります?」
「いいや」
映画を見ること自体が久しぶりだ。
普段は見ても古典作品やミステリーが多いが、これはタイトル画面から察するにそういった類いの映画ではないだろう。
「難しく構えず、ゆったり見てくださいとヨレンタさんが仰ってました」
じゃあ始めますねと再生ボタンを押した。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
「なにが⋯」
「はい?」
ベッドを降りて片付けをしようとした彼を引き止める。
603オクジーくんもベッドに上がる。
壁を見ると目玉き、カリカリに焼かれたベーコン、トースト、という先程夕飯を食べたばかりだと言うのに食欲をそそる定番の朝食と共に、映画のタイトルが映っていた。
「『場所はいつも旅先だった』⋯?」
「見たことあります?」
「いいや」
映画を見ること自体が久しぶりだ。
普段は見ても古典作品やミステリーが多いが、これはタイトル画面から察するにそういった類いの映画ではないだろう。
「難しく構えず、ゆったり見てくださいとヨレンタさんが仰ってました」
じゃあ始めますねと再生ボタンを押した。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
「なにが⋯」
「はい?」
ベッドを降りて片付けをしようとした彼を引き止める。
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル2
現パロ『サロンオクジー』
オクジーくんがバデーニさんの髪を切る話です
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
サロンオクジー彼の後ろで立ちっぱなしでいたからか、バデーニさんが資料を手に取るついでに少しだけ振り返った。
「すまない、いま手が離せない」
「あぁ、いえ。そのままで」
そう言ってカタカタと動きを止めない彼の右側に立ち、ちゅ、と彼の白くて柔い頬にキスを落とした。
「ただいま、バデーニさん」
「おかえり」
カタカタとキーボードを打つ手はそのままに、チラリと自分を見て微笑んでくれた。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
今日の夕飯は昨日の残り物を使った簡単メニューの予定。だからいつもより時間に余裕がある。
――よし、と最後のペットボトルを回収して立ち上がった。
「バデーニさん、キリのいいところで声掛けてください」
「なぜ」
547「すまない、いま手が離せない」
「あぁ、いえ。そのままで」
そう言ってカタカタと動きを止めない彼の右側に立ち、ちゅ、と彼の白くて柔い頬にキスを落とした。
「ただいま、バデーニさん」
「おかえり」
カタカタとキーボードを打つ手はそのままに、チラリと自分を見て微笑んでくれた。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
今日の夕飯は昨日の残り物を使った簡単メニューの予定。だからいつもより時間に余裕がある。
――よし、と最後のペットボトルを回収して立ち上がった。
「バデーニさん、キリのいいところで声掛けてください」
「なぜ」
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル1
逃亡if『足音が揃う』
オクジーくんが審問官を制圧、バデーニさんが手紙を届けたあと合流した逃亡if。
オク+バデです
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
足音が揃うびゅう、と風が吹き抜けると、その冷たさに思わず自分を抱き寄せた。
異端審問官から逃げ仰せて、自由を求める希望の旅……いや、いつ野垂れ死ぬかも分からない地獄の逃亡生活が始まったのは、夏も終わりの頃だった。
「バデーニさん」
耳に染み付いた彼――オクジーくんの声に顔を上げた。
「大丈夫ですか。どこか痛い?」
「平気だ。少し疲れただけ」
「今日はかなり歩きましたからね……。周り見てきました。大丈夫そうです。今日はここで休みましょう」
「ああ」
カサカサと枯葉集め、ぱきりと枝を折り、そしてカチカチと火打石を打ち付ける。しばらくするとパチッパチッと乾いた空気が弾ける音、そしてふわりと煙の燻った匂いが漂う。音と匂いで彼が火を起こしているのが分かった。片目を焼かれてから、音や匂いに敏感になったと感じる。この生活になってそれが役立つことも何度かあった。しかし……
797異端審問官から逃げ仰せて、自由を求める希望の旅……いや、いつ野垂れ死ぬかも分からない地獄の逃亡生活が始まったのは、夏も終わりの頃だった。
「バデーニさん」
耳に染み付いた彼――オクジーくんの声に顔を上げた。
「大丈夫ですか。どこか痛い?」
「平気だ。少し疲れただけ」
「今日はかなり歩きましたからね……。周り見てきました。大丈夫そうです。今日はここで休みましょう」
「ああ」
カサカサと枯葉集め、ぱきりと枝を折り、そしてカチカチと火打石を打ち付ける。しばらくするとパチッパチッと乾いた空気が弾ける音、そしてふわりと煙の燻った匂いが漂う。音と匂いで彼が火を起こしているのが分かった。片目を焼かれてから、音や匂いに敏感になったと感じる。この生活になってそれが役立つことも何度かあった。しかし……