kd1ty4_ko_2
DONE花城、Happy Birthday❣️💐「私を信じてくれて、
私を探し続けてくれて、
私を見つけてくれて、
ありがとう
これからは
私の為ではなく
私と共に生きなさい
三郎、君の生誕に祝福を…
誕生日おめでとう」
謝怜
rikaryouka
DONE花城主、祝你生日快乐!ってことで、今年も軽く・・・書いた・・・
いつかの誕生日魑魅魍魎が集う鬼市。普段から奇奇怪怪とした場所だが、今日は一段と騒がしい。
多くのものが上機嫌に酒を煽り噂話や悪口に花を咲かせる様を眺めて、謝憐は微笑みを浮かべた。
今日は鬼市の主人である花城の誕生日。朝も昼も夜もない鬼市だ、我らが城主の生誕祭ともなれば、それこそ何日も前から準備をし、華々しく王の生誕日を祝っている。
「ふふ、皆、きみを祝っているね」
「・・・コイツらは俺のことなんてどうでもいいに決まってる。何かにかこつけて、騒ぎたいだけ」
喧騒に眉を顰めて、花城は首を振った。
「そんなことばかり言って・・・嬉しくないのかい?」
「・・・・・」
少し不安そうに謝憐が聞くので、花城は彼の肩を抱き寄せた。
「あなたが鬼市の奴らに、俺の誕生日を教えたんだね。ありがとうございます」
1765多くのものが上機嫌に酒を煽り噂話や悪口に花を咲かせる様を眺めて、謝憐は微笑みを浮かべた。
今日は鬼市の主人である花城の誕生日。朝も昼も夜もない鬼市だ、我らが城主の生誕祭ともなれば、それこそ何日も前から準備をし、華々しく王の生誕日を祝っている。
「ふふ、皆、きみを祝っているね」
「・・・コイツらは俺のことなんてどうでもいいに決まってる。何かにかこつけて、騒ぎたいだけ」
喧騒に眉を顰めて、花城は首を振った。
「そんなことばかり言って・・・嬉しくないのかい?」
「・・・・・」
少し不安そうに謝憐が聞くので、花城は彼の肩を抱き寄せた。
「あなたが鬼市の奴らに、俺の誕生日を教えたんだね。ありがとうございます」
@rio_danmei
SPOILER晋江原作天官賜福全巻ネタバレ。花城が殿下を忘れる話です。読了済推奨。冬が舞台の誕生日に絡まない話ですが城主への祝い気持ちはこの上なく込めました。花城主お誕生日おめでとうございます~~~~❤
#花城0610生日快乐
#0610花城生日快乐
探花銅炉が開山するときに、鬼が狂うのと同じだ。
数百年も経てば銅炉の他にも強力な悪地が生まれもする。
その影響を受けて花城は高熱を出して寝込んでいた。謝憐は心配で心配で仕方がなく、でも鬼のことである……神官には、どうすることもできない。
信徒が苦しんでいるというのに、なんと無力なことか。「大丈夫、直ぐに治るよ」の花城の言葉をただただ信じるしかなかった。
一週間が経った頃のこと。
花城は未だ熱に浮かされていたが、ふと目を覚まし、隣で花城の額に冷たい手拭いを載せて懸命に介抱する謝憐を見て、ぼんやりこう言った。
「貴方、誰?」
***
謝憐は咄嗟に声が出なかった。
「貴方と私の関係は何?」
謝憐はそのように言われても、まだ固まっていた。
15963数百年も経てば銅炉の他にも強力な悪地が生まれもする。
その影響を受けて花城は高熱を出して寝込んでいた。謝憐は心配で心配で仕方がなく、でも鬼のことである……神官には、どうすることもできない。
信徒が苦しんでいるというのに、なんと無力なことか。「大丈夫、直ぐに治るよ」の花城の言葉をただただ信じるしかなかった。
一週間が経った頃のこと。
花城は未だ熱に浮かされていたが、ふと目を覚まし、隣で花城の額に冷たい手拭いを載せて懸命に介抱する謝憐を見て、ぼんやりこう言った。
「貴方、誰?」
***
謝憐は咄嗟に声が出なかった。
「貴方と私の関係は何?」
謝憐はそのように言われても、まだ固まっていた。
rikaryouka
DONE遅刻遅刻ぅ〜・・・花城生日快楽!!のSSです!
現代AUですので、ネタバレとかほぼありません!
城主生まれて来てくれてありがとう!!
#花城0610生日快乐
花城バースデー誕生日と一言で言っても祝い方は様々だ。
謝憐は困ったようにアクセサリーショップの前でキョロキョロと視線を泳がせている。
「どうしたの?」
「三郎・・・これでは私への贈り物ではないか?」
「僕が哥哥に贈りたいんだ。受け取ってもらえることが、僕へのプレゼント」
そう言うと、謝憐の手を取り花城は高級そうな黒い扉をくぐる。
今日は花城にとっても謝憐にとっても特別な日。花城の誕生日だ。
愛する人の誕生日。謝憐は彼が喜ぶものを贈りたいと思っていたが、花城は大抵のものは自分で手に入れられるし、自分はあまり金銭的に裕福でもない。目の肥えた彼のこと、並みのものでは期待を裏切ってしまう。
すっかり困り果て、友人に相談したところ、彼はトレードマークの扇子を開いてこう言った。彼に直接聞いてしまえばいい。サプライズはとても重要だが、初めて過ごす誕生日。失敗をしたくないなら、相手に欲しいものを聞いて2人で買いに行けばデートにもなる。
3579謝憐は困ったようにアクセサリーショップの前でキョロキョロと視線を泳がせている。
「どうしたの?」
「三郎・・・これでは私への贈り物ではないか?」
「僕が哥哥に贈りたいんだ。受け取ってもらえることが、僕へのプレゼント」
そう言うと、謝憐の手を取り花城は高級そうな黒い扉をくぐる。
今日は花城にとっても謝憐にとっても特別な日。花城の誕生日だ。
愛する人の誕生日。謝憐は彼が喜ぶものを贈りたいと思っていたが、花城は大抵のものは自分で手に入れられるし、自分はあまり金銭的に裕福でもない。目の肥えた彼のこと、並みのものでは期待を裏切ってしまう。
すっかり困り果て、友人に相談したところ、彼はトレードマークの扇子を開いてこう言った。彼に直接聞いてしまえばいい。サプライズはとても重要だが、初めて過ごす誕生日。失敗をしたくないなら、相手に欲しいものを聞いて2人で買いに行けばデートにもなる。