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PROGRESSれおなぎ(をみてる🐆)進捗愛が重いランキング栄えある1位を獲得した💜に「重」というシンプルな感想を持っていてほしい。🐆には。
れおなぎ(を見てる🐆) 進捗「重……」
砂糖をぶち込んだ生クリームが、これでもかってくらいてんこ盛りに乗っかったケーキを食べてる時のような、そんな気分だった。
やべぇ、声に出た。
うっかり本音を零してしまったところに、向かい側からすかさず、「あ?」という、大変柄の悪い、御曹司様からはけして発せられてはいけないようなレベルの、ドスの効いた声を向けられた。
「なんか言ったか?」
「いや、面白ぇなって」
これでも姉を持つ弟の身なので、相手の機嫌を把握するのにはそれなりに慣らされてはいる。ましてやサッカー以外のことでは余計な首は突っ込みたくない千切としては、知らん顔で誤魔化してみる方向に舵を切った。
「見世物じゃねぇぞ」
「……」
467砂糖をぶち込んだ生クリームが、これでもかってくらいてんこ盛りに乗っかったケーキを食べてる時のような、そんな気分だった。
やべぇ、声に出た。
うっかり本音を零してしまったところに、向かい側からすかさず、「あ?」という、大変柄の悪い、御曹司様からはけして発せられてはいけないようなレベルの、ドスの効いた声を向けられた。
「なんか言ったか?」
「いや、面白ぇなって」
これでも姉を持つ弟の身なので、相手の機嫌を把握するのにはそれなりに慣らされてはいる。ましてやサッカー以外のことでは余計な首は突っ込みたくない千切としては、知らん顔で誤魔化してみる方向に舵を切った。
「見世物じゃねぇぞ」
「……」
紺(こん)
PROGRESS5/4超青エゴ/れおなぎ/玲凪/小説新刊進捗記憶喪失ネタのプロローグです。こんな本が出せたらいいなと。
宝物の部屋(仮題) 気が狂いそうな青が全て、闇に沈んだ夜。日常とは隔離された特殊空間は、まともな感覚を壊してあらゆる感情を暴走させる。それは眠れる才能の覚醒であったり、押し込めていた欲望や願望の表出であったり。
とにかくいずれにしても、“暴走”と称するのが最も適当。
それまでの日常や人生の中では到底飼い慣らすことが出来ない、剥き出しで歪でありながら、強く惹きつけて止まないもの。
「ん……は……」
押し込めた呼吸が、喉の隙間を無理に破ってにゅるりと顔を出すように。漏れ出した音は温く蕩けて甘い。
呼吸に音があるなんて知らない。ましてや、温度や湿度を纏うと、質量すら持つような錯覚を覚えた。重力に従うままダラリ投げ出した腕の先で指先を動かしても、その先に零れた吐息の塊が引っ掛かることはないけれど。
2789とにかくいずれにしても、“暴走”と称するのが最も適当。
それまでの日常や人生の中では到底飼い慣らすことが出来ない、剥き出しで歪でありながら、強く惹きつけて止まないもの。
「ん……は……」
押し込めた呼吸が、喉の隙間を無理に破ってにゅるりと顔を出すように。漏れ出した音は温く蕩けて甘い。
呼吸に音があるなんて知らない。ましてや、温度や湿度を纏うと、質量すら持つような錯覚を覚えた。重力に従うままダラリ投げ出した腕の先で指先を動かしても、その先に零れた吐息の塊が引っ掛かることはないけれど。